雪に覆われた街
日本とは、こんなにも雪が多く降る国だったのか
寒さに負けて、地元展開しているらしいファーストフード店に入り、暖を取っていたイザークとジョルディ
窓から見える光景は、どこまでも真っ白だ
日本とは、こんなにも雪が多く降る国だったのか
寒さに負けて、地元展開しているらしいファーストフード店に入り、暖を取っていたイザークとジョルディ
窓から見える光景は、どこまでも真っ白だ
……この、街を覆う雪が、もし、一斉に溶けたとしたら……
(……それこそ、大洪水だな)
思うだけで、口には出さない
口に出したら、また、ジョルディが不安がるから
口に出したら、また、ジョルディが不安がるから
………ところで
さっきから、やけにジョルディが静かなような?
さっきから、やけにジョルディが静かなような?
「……ズ、ミミズ……」
………
…念の為と、日本に来る前に日本の都市伝説を一通り教えたのが仇になったか
叫びだしてないだけ、マシか
…念の為と、日本に来る前に日本の都市伝説を一通り教えたのが仇になったか
叫びだしてないだけ、マシか
「…安心しろ、ジョルディ。この店から都市伝説の気配は感じなかっただろう?それと、その都市伝説が主に語られているのは世界展開しているアレだ。ここはその店とは違う」
「あ、ぅ、でも…」
「ついでに言うと、お前、ハンバーガーは注文してないだろ」
「あ、ぅ、でも…」
「ついでに言うと、お前、ハンバーガーは注文してないだろ」
軽く暖を取るだけのつもりだったので、自分達が注文したのはコーヒーとポテトだけだ
まぁ、どちらも予想外に量が多めでどうしようかとは思っていたが
まぁ、どちらも予想外に量が多めでどうしようかとは思っていたが
「……まったく。お前は怖がりすぎだ」
「う、で、でも……」
「う、で、でも……」
びくびくおどおどと、見上げてくるジョルディ
その姿に、ふと、昔を思い出す
その姿に、ふと、昔を思い出す
-----一人は、怖いよぅ……早く、帰ってきてね?
「…イ、イザーク、どうしたの?」
「…いや、なんでもない」
「…いや、なんでもない」
駄目だ
こいつを、不安がらせるな
怯えさせるな
こいつを、不安がらせるな
怯えさせるな
自分は、この唯一の家族を護る為だけに、生きているのだから
ーーーーーあのね、僕、ちゃんと待ってるから……絶対絶対、帰ってきてね
あの時
こいつを、置いて行ってしまったから
こいつを、一人にしてしまったから
こいつを、置いて行ってしまったから
こいつを、一人にしてしまったから
あんな事に、なってしまったのだ
「ほら、十分に温まったら、店を出るぞ?」
「あ、う、うん」
「あ、う、うん」
もう二度と、あの時のようなことは繰り返させない
その為にも、なるべく、ジョルディを一人にさせるわけにはいかない
常に、自分がそばにいなければ
そうすれば……自分が、護ってやることができるから
その為にも、なるべく、ジョルディを一人にさせるわけにはいかない
常に、自分がそばにいなければ
そうすれば……自分が、護ってやることができるから
できれば、戦ってほしくもないのだ
血に塗れてほしくない
血に塗れてほしくない
血にまみれている姿を見ると、どうしても、あの時の事を思い出してしまうから
(……それでも)
「13使徒」の一人である以上、ジョルディも戦わなければならない
……だからこそ、余計に、自分はジョルディから離れるわけにはいかないのだ
……だからこそ、余計に、自分はジョルディから離れるわけにはいかないのだ
二度と
もう、二度と
もう、二度と
ジョルディを、屍にしない為に
to be … ?