「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 何でも屋ミルク・クロウ-07

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Retsuya

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【何でも屋ミルク・クロウ…捕虜傍観】

~九重ビル社長室内~

「チッ…」
ココノエがモニターを見ながら舌打ちを漏らす
「貴方の『製品』とやらは不良品のようね」
一度椅子から脱け出し脱走を試みた為ケージのような牢屋に閉じ込められたアカネが棘の有る台詞を相手にぶつけている。
「いえいえ…少し取り乱しましたが彼等は旧型…捨て駒同然の人材ですよ」
紅茶を啜りながら平静を取り戻すココノエ
「ふぅん…今の私には負け犬の遠吠えにしか聞こえないわね…さて質問が一つ有るのだけどいいかしら?」
「何でしょうか?…答えられる範囲で答えますよ」
「映像のガーゴイル、あれは確か外国の都市伝説の筈…どうやって契約したのかしら」
その問いにココノエが飄々とした笑顔で話始める
「あぁアレですか…うちには優秀な技術者が居ましてねぇ…姿だけガーゴイルに似せた兵器を作り町に放したんです」
「それは都市伝説では無いじゃない!」
驚きながらもココノエにつっかかるアカネ
「えぇ…ですから幾人かの人を襲い、幾人か殺害し、社員にサクラで噂させ…都市伝説へと昇華させた。とどのつまりレシピから作る養殖都市伝説ですね」
「そんなことして…何人の人が死んで何人の人が悲しんでると思ってるの!?」
感情的にアカネがココノエに言った
「さぁ、知りませんよ?…貴女は実験動物や虫けらに同情するんですか?」
顔色一つ変えずココノエは言葉を紡ぐ
「アンタ…最低ね」
「生き物なんて皆そんなものですよ…それに私は私の目的を叶えるためならば都市単位の殺戮も意図いませんから」
ココノエがモニターのチャンネルをポチポチと替える
「此処からが血を見る本当の戦いになるでしょう。私は少し用事があるので失礼します…フフフ」
そう言って部屋を出るココノエの影は蛇や獅子、様々な生き物が混ざり合った奇怪なモノであった
「っ……頑張ってるのに何も出来ないで見てるだけだなんて…くそっ」
ココノエが部屋を出た後には牢の柵が蹴られて響く音が聞こえるのみ…

【何でも屋ミルク・クロウ…捕虜傍観】


(続く)


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