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連載 - 何でも屋ミルク・クロウ-06

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Retsuya

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【何でも屋ミルク・クロウ…奪還者潜り込む】

-大河達が猿回しと戦っている中、別地点では烏龍達が暗躍していた-

~地下下水道~

マンホールを開け下水道を迷わず突き進む東風とその後ろをついて行く烏龍
「凄いな豆腐…お前こんな道を知ってるのカ?」
「まぁな…昔に下水管の仕事もしてたからな」
「さながらマ○オみたいネ…キノコ食べたらでかくなるかナ?」
「いや、ならねぇよ…っと着いたか」
曲がり角を曲がった所で二人の前に重厚な扉が立ちふさがる
「オイ豆腐~これじゃ通れないじゃないカ」
「まぁ、待てよ…おーい富士見、キョン居るんだろ~?」
そう東風が叫ぶとコンクリにヒビが入り床から
「呼ばれて飛び出て~!」
「じゃじゃじゃ…じゃん…」
二人の人間が現れてポーズを取っている。
「えーと東風…いつの間に彼女出来たネ?」
「生憎だが地面から出てくる彼女は無ぇよ…コイツらは俺の契約都市伝説だ」
「私はゾンビの富士見宜しくねっ!」
「キョンシー…のキョン…」
対象的な死体コンビがポカーンとした烏龍に自己紹介をする。
「とりあえず二人共…仕事だ。その扉の先と此処を繋ぐ穴を掘って欲しい」
「アイアイサーだよ!」
「了解…」
先ほど出てきた割れ目に戻り土を掘り進める二人…そして慣れているのか少ししか経たない間に簡易トンネルが出来上がる
「お~この短時間で凄いネ!」
「アイツ等は疲れ知らずだからな…さて行くぞ」
トンネルを通り抜けてその先のへと進む四人

ギギギ…

「ん、何の音アル…」
「風の音とかじゃないか?」
周りを見渡すと有るのは趣味の悪い石像、段ボールや電源パネルがあるだけで特に変な部分は無い
「そうですよ~御主人早く行きましょ~」
「………静かに」
富士見が急かすが、その時キョンが小さく呟いた
ガサッ…ギギ…ギッ

「そこアルっ!」
音の出所に燃える鴉を飛ばす烏龍
「熱っ!」
「居た……敵」
「チッ…バレちまったか。それならいっそ派手に殺らせてもらうぜぇ!行けっ…ガーゴイル」
燃え尽きた段ボールから迷彩柄の服を来た男が現れ号令と共に悪趣味な石像…ガーゴイルが動き出した。

ギギギ…ギガガッ

「地下にまで見張りが居たのかよ…」
台座から飛び立つ数体のガーゴイルを見ながら四人が身構える
「フッフッフ…俺の冴え渡る勘に捕まった不運を嘆くんだなぁっ!」
(警備がダルいから猿に任せてサボってただなんて口が裂けても言えねぇぜ…フゥ)
「不運扱いとか冴え渡る勘とか…アイツ死亡フラグ建てまくりだよね~御主人」
「言ってやるな…その通り何だからよ」

ギギガッ…ムシ…ガギッ…スルナ

富士見と東風を二体のガーゴイルが鋭い石の鉤爪が襲う
「あー…多分硬いから俺がやるわ…富士見はサポート頼む」
「アイサ~…よっと」
わざと鉤爪に突き刺さりに行く富士見
グジュ…という音の後にガーゴイルの高度が富士見の重みで下がる
「さぁ蕩ける程に…燃えあがれ」
ガーゴイルが富士見を振り落とす頃には既に禍々しい炎が眼前に広がっていて…

「ちょっと御主人、火はダメって毎回言ってるじゃんか!」
後に残ったのはチョコレートみたく融けた石像と頬を膨らませる富士見だけであった。
「なっ…何なんだよアイツら、桁が違いすぎるガーゴイル一旦逃げるぞ」
だがその号令に応答は無い…代わりに聞こえたのは
「お兄さん無駄だヨ。あの石鳥なら烏龍が焼いて、壊して、崩したからナ…んじゃナ不運な人?」
鴉の鳴き声と燃え盛る炎の音が聞こえ、黒い足が見えただけだった。
「あひゃ!?…ひでぶっ」
壁に男がめり込み砕けた石像が光となる

「ったく…無駄にロスタイム取っちまったぜ…はぁ」
「休まずさっさと行くね豆腐っ、アカネが待ってるヨ!」
溜め息をつきながら座り込む東風だったが、すぐに烏龍に急かされ立ち上がる
「はいはい…ちょっと貧血気味なんだから休ませてくれよな」

業務用エレベーターに乗り込む三人をキョンシーらしくジャンプで追いかけながらキョンがぽつりと呟く
「……出番無かった」

【何でも屋ミルク・クロウ…奪還者潜り込む】

(続く)


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