どうも皆さん、シャドーマンの人です
これからお送り致しますはちょっとおかしな物語です
イカれた話とも言います
世界に広く知れ渡っている童話や昔話を、都市伝説ryスレ的発想でカオスにしたらどうなるか
というバカバカしい試みをこれまで3回もやってました
今回で4回目となります
今夜お送りするのは『桃太郎』です
登場人物は全て私の連載に登場するキャラクターがやってくれます
これから5分から10分間、貴方の眼は貴方の身体を離れ、この不思議な時間の中に入って往くのです
(裂邪>おい、何で『ウルトラQ』風なんだよ
黙れ。物語始まるから早くスタンバって!
(裂邪>チッ、はいはい
† † † † † † †
今や昔のそのまた昔
あるところに子供のいないお爺さんとお婆さんが住んでいましt
あるところに子供のいないお爺さんとお婆さんが住んでいましt
(婆?>ぐすっ………お婆さんって言われましたぁ………
(爺?>おいコラ馬鹿作者、俺の嫁を泣かしやがって能無し野郎、さっさと『マヤの予言』進めやがれ!
(爺?>おいコラ馬鹿作者、俺の嫁を泣かしやがって能無し野郎、さっさと『マヤの予言』進めやがれ!
後者は謝るけど前者は仕方ないでしょうが!
『桃太郎』はジジイとババアが最初に出てくるってのが相場なの!分かる!?
『桃太郎』はジジイとババアが最初に出てくるってのが相場なの!分かる!?
(爺>俺は飲まれかけてるし、ミナワは既に飲まれてるから歳はとらねぇだろうが!
てか作者テメェ知ってるか? 『桃太郎』という話が作られた当時、諸説ある中の一つである室町時代は、
乳幼児や若者の死亡率が高くて平均寿命は大体15歳程度、結婚するのはそれより早いか少し遅いくらいだ!
つまり30には既に孫もいるかも知れないし、何よりも40歳に達したら長寿扱いだったんだぞ!
この事から、俺達はどちらかと言うと新婚カップルとしか言いようがないんだよ!
てか作者テメェ知ってるか? 『桃太郎』という話が作られた当時、諸説ある中の一つである室町時代は、
乳幼児や若者の死亡率が高くて平均寿命は大体15歳程度、結婚するのはそれより早いか少し遅いくらいだ!
つまり30には既に孫もいるかも知れないし、何よりも40歳に達したら長寿扱いだったんだぞ!
この事から、俺達はどちらかと言うと新婚カップルとしか言いようがないんだよ!
何で始まって早々登場人物と喧嘩しなきゃなんねぇんだよ!?
小説なんだし見た目は見えないんだから爺婆でも別に良いだろうが!
てか“ミナワ”って言うな! 『桃太郎』にそんな登場人物はいない!
小説なんだし見た目は見えないんだから爺婆でも別に良いだろうが!
てか“ミナワ”って言うな! 『桃太郎』にそんな登場人物はいない!
(爺>逆に言えば俺は『夢幻泡影』の主役であって『桃太郎』には登場しないだr
お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました
(爺>っちょ、スルーしやがっ……じ、じゃあ行ってくるよ
(婆>は、はい、お気をつけて
(爺>お前も気をつけろよ、川に落ちたりしたら風邪引くからな
増水してたら戻ってこいよ、無理に洗おうとするなよ
(婆>もぉ、心配性なんですからぁ♪
(婆>は、はい、お気をつけて
(爺>お前も気をつけろよ、川に落ちたりしたら風邪引くからな
増水してたら戻ってこいよ、無理に洗おうとするなよ
(婆>もぉ、心配性なんですからぁ♪
さっさと行けやリア充が
ゴホン、お婆さんが川で洗濯をしていると、川の向こうからどんぶらこ、どんぶらこと…
ゴホン、お婆さんが川で洗濯をしていると、川の向こうからどんぶらこ、どんぶらこと…
(婆>わぁ、なんて大きなッ……大きな……クラゲ?
大きなクラゲが流れてきました
(婆>…あの、何で川なのにクラゲが流れてくるんですか?
シャドーマンの契約者プレゼンツ『海月の唄』、4月上旬連載決定!
(婆>CM!?
同時期に連載する『母は強し』、『仮面晩餐』も宜しくね♪
さて、お婆さんが巨大クラゲを総スルーして暫くすると、また川の向こうからどんぶらこ、どんぶらこと……
さて、お婆さんが巨大クラゲを総スルーして暫くすると、また川の向こうからどんぶらこ、どんぶらこと……
(婆>わ、今度こそ大きな桃が流れてきました
捻りが無いのは許してちょ
大きな桃を見て驚いたお婆さんは、早速それを拾って家に持って帰りました
大きな桃を見て驚いたお婆さんは、早速それを拾って家に持って帰りました
(婆>あなたぁ♪ こんな大きな桃拾いましたよ♪
(爺>おぉ、お帰rってデカッ!? 何処で拾ったんだそんな桃!?
(婆>えへへ、上流の方から流れてきたんですよ
(爺>あぁ……学校町なら少なからずあるような気がするわ
(爺>おぉ、お帰rってデカッ!? 何処で拾ったんだそんな桃!?
(婆>えへへ、上流の方から流れてきたんですよ
(爺>あぁ……学校町なら少なからずあるような気がするわ
※ここは学校町じゃありません。悪しからず
(婆>ねぇあなたぁ、早速食べませんか?
(爺>そうだな、包丁を持ってきてくれ、俺が切るよ
(婆>とんでもないですよ、私が切ります
(爺>お前が怪我したらと思ったら胸が抉れるような思いになる、俺がやるよ
(婆>私だって、あなたが私の為に怪我をしてしまったらと思うと……
(爺>…そうだな、じゃあ二人で切ろうか
(婆>え、そ、それってケーキカットじゃないですか///
(爺>そうだな、包丁を持ってきてくれ、俺が切るよ
(婆>とんでもないですよ、私が切ります
(爺>お前が怪我したらと思ったら胸が抉れるような思いになる、俺がやるよ
(婆>私だって、あなたが私の為に怪我をしてしまったらと思うと……
(爺>…そうだな、じゃあ二人で切ろうか
(婆>え、そ、それってケーキカットじゃないですか///
リア充爆発しろ
とかなんとか言っている内に、2人は大きな桃を仲良く食べてしまいましたもげろ
とかなんとか言っている内に、2人は大きな桃を仲良く食べてしまいましたもげろ
(爺>ゲフッ……も、もう桃なんて懲り懲りだ……
(婆>あ、あはは……確かに暫くは見たくないですね;
(爺>全くだよ…ぐぅ、このままじゃダメだ、なんか運動したい……
(婆>ダメですよ、急な運動は身体に毒になっちゃいます
(爺>それもそうか………………なぁ、
(婆>何ですかあなt
(婆>あ、あはは……確かに暫くは見たくないですね;
(爺>全くだよ…ぐぅ、このままじゃダメだ、なんか運動したい……
(婆>ダメですよ、急な運動は身体に毒になっちゃいます
(爺>それもそうか………………なぁ、
(婆>何ですかあなt
お婆さんが言い終わるより先に、お爺さんはお婆さんに覆い被さりながら、
己の唇で彼女の唇を塞ぎ、口腔内に舌を滑り込ませました
彼女はそれを受け入れるように、自分の舌をお爺さんの舌に絡ませます
つつつ、とお婆さんの頬に二人の涎が混じったものが垂れ流れてゆくのを、
お爺さんは指でそっと拭って、顔を離していきました
名残惜しそうな顔をして、お婆さんは彼の顔が離れるギリギリまで舌を絡めていました
己の唇で彼女の唇を塞ぎ、口腔内に舌を滑り込ませました
彼女はそれを受け入れるように、自分の舌をお爺さんの舌に絡ませます
つつつ、とお婆さんの頬に二人の涎が混じったものが垂れ流れてゆくのを、
お爺さんは指でそっと拭って、顔を離していきました
名残惜しそうな顔をして、お婆さんは彼の顔が離れるギリギリまで舌を絡めていました
(婆>ふあっ……あ、なた?
(爺>軽い運動だったら大丈夫だろ……今から、その…………良い、よな?
(婆>ぁ……あの………し、寝室で、やりましょうね?///
(爺>軽い運動だったら大丈夫だろ……今から、その…………良い、よな?
(婆>ぁ……あの………し、寝室で、やりましょうね?///
二人は寝室へと消えてゆき、真昼間だったと言うのに翌朝まで家中に嬌声が響いておりました、マジで死んでくれ寿命で
それから9ヵ月後
(赤子>天上天下、唯我独尊
(爺+婆>キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
(爺+婆>キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
二人に待望の赤ちゃんが生まれました
きっと、あの時食べた桃のお陰に違いないと、そう思ったお爺さんとお婆さんはその赤ん坊に
きっと、あの時食べた桃のお陰に違いないと、そう思ったお爺さんとお婆さんはその赤ん坊に
(爺>よし、お前の名は黄昏未來d
“ 桃 太 郎 ”と名付けました
(爺>待てやゴルァ!! じゃあお前はあの状況で肉が流れてきたら『肉太郎』と名付けんのか!?
桃太郎はすくすくと育ってゆきました
(爺>いや時経つの早過ぎ!?
(桃太郎>母さん、俺が洗濯行くよ
(婆>え、良いんですか? それじゃあお願いしますね♪
(桃太郎>母さん、俺が洗濯行くよ
(婆>え、良いんですか? それじゃあお願いしますね♪
桃太郎がここまで育つと何があるか、皆もう知ってるよね?
そうさ! 女の子が気になる思春期さ!
それは身近な女の子に、つまり己の母親に白羽の矢が立ったりする訳ですよ
若過ぎてほぼ同い年みたいなもんですからね、そりゃあもう興味持ち過ぎて油断している隙に後ろから抱きついたr
そうさ! 女の子が気になる思春期さ!
それは身近な女の子に、つまり己の母親に白羽の矢が立ったりする訳ですよ
若過ぎてほぼ同い年みたいなもんですからね、そりゃあもう興味持ち過ぎて油断している隙に後ろから抱きついたr
(桃太郎>父さん、母さん、鬼退治に行ってきます
え? もうそんな展開?
(婆>も、桃太郎さん、急に何を仰って……
(桃太郎>先日、隣村に鬼が現れたと聞きました
人を襲い、家を焼き、食料や財産を奪い……非道の限りを尽くしたとも聞いています
それを聞いて、とても胸が苦しくてならなかった
誰かが立ち上がらなければ、きっと鬼はまたやってくる…何れは、この村にも
傲慢かも知れないけど、俺が鬼を止めてきます
俺が行かなきゃ……ダメなんだ!
(桃太郎>先日、隣村に鬼が現れたと聞きました
人を襲い、家を焼き、食料や財産を奪い……非道の限りを尽くしたとも聞いています
それを聞いて、とても胸が苦しくてならなかった
誰かが立ち上がらなければ、きっと鬼はまたやってくる…何れは、この村にも
傲慢かも知れないけど、俺が鬼を止めてきます
俺が行かなきゃ……ダメなんだ!
やめてー、そんな真面目にしないでー
(爺>……自分が一度誓った事に、男はドン!と胸を張れ……ってか
(婆>…宜しいのですか?
(爺>こいつの意思は固い。俺達じゃ止められんよ
(桃太郎>父さん…!
(爺>おい、“あれ”を持ってきてやれ
(婆>はい、あなた♪
(婆>…宜しいのですか?
(爺>こいつの意思は固い。俺達じゃ止められんよ
(桃太郎>父さん…!
(爺>おい、“あれ”を持ってきてやれ
(婆>はい、あなた♪
お婆さんは一度部屋の奥へと姿を消すと、両手に何かを持って再び部屋に戻ってきました
(桃太郎>そ、それは……
(婆>うふふ♪ 桃太郎さん、貴方が欲しいものは“金色の枝”? それとも“銀色の剣”?
(婆>うふふ♪ 桃太郎さん、貴方が欲しいものは“金色の枝”? それとも“銀色の剣”?
待 て や
(桃太郎>“金色の枝”って……「レイヴァテイン」じゃないか……そっちはもしかして「ティルヴィング」?
(ティルヴィング>『僕と契約して殺人鬼にならないかね?』
(桃太郎>うわ、喋った、しかも何か紫の禍々しいオーラが…
(爺>どちらも役に立つだろう、別に両方持っていっても良いんだぞ?
(桃太郎>…あの、普通の刀をくれませんか?
(爺>だよな、分かってたよ。出してやってくれ
(婆>はい、それと私の特製吉備団子も持って行って下さい。お腹が空いたら食べて下さいね?
(桃太郎>有難う、母さん
(爺>それと……これ、お守り代わりに持ってけ
(ティルヴィング>『僕と契約して殺人鬼にならないかね?』
(桃太郎>うわ、喋った、しかも何か紫の禍々しいオーラが…
(爺>どちらも役に立つだろう、別に両方持っていっても良いんだぞ?
(桃太郎>…あの、普通の刀をくれませんか?
(爺>だよな、分かってたよ。出してやってくれ
(婆>はい、それと私の特製吉備団子も持って行って下さい。お腹が空いたら食べて下さいね?
(桃太郎>有難う、母さん
(爺>それと……これ、お守り代わりに持ってけ
お爺さんは何かが入った布袋を桃太郎に渡しました……ってそんなシーン原作にも台本にも無いよ!?
(桃太郎>……父さん、母さん……長い間、お世話に
(爺>待て桃太郎、それはまた今度だ
(桃太郎>え?
(爺>死にに行く訳じゃないんだろ?…生きて帰ってこいよ
(桃太郎>…はい!
(爺>待て桃太郎、それはまた今度だ
(桃太郎>え?
(爺>死にに行く訳じゃないんだろ?…生きて帰ってこいよ
(桃太郎>…はい!
ぼくのしってるももたろうとちがう(
(桃太郎>じゃあ、行ってきます!!
そして桃太郎は、お爺さんとお婆さん、村の人々の声援を背に受け、
鬼の根城である鬼ヶ島へと旅立ったのでした
鬼の根城である鬼ヶ島へと旅立ったのでした
さてさて、桃太郎がそうして歩いておりますと
(桃太郎>あれ?
道端に、お腹を空かせたらしく倒れている……犬だと思う?違うね!
(桃太郎>…リムさん?
バクが倒れていました
(バク>も、桃のお兄さん、桃のお兄さん……お前が眠って見た夢を、一つオイラに下さいな……バクゥ
(桃太郎>夢は無いけど、吉備団子ならあるよ。これじゃダメですか?
(バク>許す許すバク、よこせバク
(桃太郎>夢は無いけど、吉備団子ならあるよ。これじゃダメですか?
(バク>許す許すバク、よこせバク
食えたら何でも良かったバクは、桃太郎が差し出した吉備団子をさっと奪ってもきゅもきゅ食べ始めました
すると、小さなマレーバクのような姿が一変、象の鼻、虎の足、熊の胴体を持つ白い毛並みの怪物になってしまいました
すると、小さなマレーバクのような姿が一変、象の鼻、虎の足、熊の胴体を持つ白い毛並みの怪物になってしまいました
(獏>クッククク、サンキュー桃太郎! で、テメェ何処に行くんだ?
(桃太郎>鬼を退治しに鬼ヶ島へ
(獏>ハァ?一人でか? 馬鹿じゃねぇかテメェ………仕方ねぇ、俺様もついていってやるぜ!
(桃太郎>鬼を退治しに鬼ヶ島へ
(獏>ハァ?一人でか? 馬鹿じゃねぇかテメェ………仕方ねぇ、俺様もついていってやるぜ!
獏 が 仲間に なった !
ここから展開早いです、さらに桃太郎達が歩いていきますと
ここから展開早いです、さらに桃太郎達が歩いていきますと
(獏>ん? おい桃太郎、あれを見ろ
(桃太郎>何ですk……あ
(桃太郎>何ですk……あ
木陰にひっそりと立つのは……あれ、黒いローブの人間が……っちょ、シェイドさん、何まだ台本読んでるんですか!?
(某S>ムゥ……コ、コレハ攻撃デモナク、宣戦布告デモナク……私ヲ生ミ出シタオ前達ヘノ……逆襲ダ
いや台本じゃない!来年のR-No.新年会にやるネタ帳だ! 確かに声一緒だけど今練習しなくても良いじゃん!?
(桃太郎>…シェイドさん、出番ですよ
(某S>ム?……ア、シマッタ
(某S>ム?……ア、シマッタ
――――準備中です。暫くお待ち下さい――――
木陰にひっそりと立つのは、どう見ても真っ黒だし禍々しいけど人型だから猿で良いよね、猿がいました
(猿>…モ、桃太郎、桃太郎、吉備団子ニ付ケタ腰ヲ一ツ私ニクレナイカ?
シェイドさん、逆です
(桃太郎>は、はぁ……えっと、食べられるんですか?
(猿>形ダケデ良イダロ、ドウセ茶番ダ
(猿>形ダケデ良イダロ、ドウセ茶番ダ
こっそり何か言ってるよこいつ!?台詞間違えたクセに!?
き、気を取り直して、一行がさらに進んでゆきますと
き、気を取り直して、一行がさらに進んでゆきますと
(雉>へいへいへいへいへぇーい!!
やたらテンションが高い燃える雉が飛んできました
(桃太郎>…え、これ雉?
(猿>ソノ筈ダガ…
(獏>どう見ても朱雀か鳳凰かフェニックスだろ
(雉>おう桃の旦那ァ! その腰に提げた吉備団子、お一つあっしに下さいやせんかぁ!?
(桃太郎>あ、はい、どうぞ
(雉>おぉう有難ぇ! ここで会ったのも何かの縁! あっしも御供致しやすぜぇ!!
(猿>ソノ筈ダガ…
(獏>どう見ても朱雀か鳳凰かフェニックスだろ
(雉>おう桃の旦那ァ! その腰に提げた吉備団子、お一つあっしに下さいやせんかぁ!?
(桃太郎>あ、はい、どうぞ
(雉>おぉう有難ぇ! ここで会ったのも何かの縁! あっしも御供致しやすぜぇ!!
久々にウィルの台詞書いたけど、こんなテンションだったっけ
こうして、桃太郎は 原 作 通 り に 獏、猿、雉を仲間にしました
こうして、桃太郎は 原 作 通 り に 獏、猿、雉を仲間にしました
(桃太郎>原作に獏はいないぞ
あーあー聞こえなーい
そしてやってきました千葉県夜刀浦市
(桃太郎>違う
はいはい分かったよ生真面目くん
海です、海ですよ海海海、SeaですMarineですOceanです
海です、海ですよ海海海、SeaですMarineですOceanです
(獏>ゲシュタルト崩壊起きそうだ
(雉>Marineって形容詞じゃありゃせんでしたっけ?
(猿>名詞モアルガ、ソウナルト『海兵』ダナ
(桃太郎>それにしても酷い時化だ…これじゃ船で渡れないよ……ん?
(雉>Marineって形容詞じゃありゃせんでしたっけ?
(猿>名詞モアルガ、ソウナルト『海兵』ダナ
(桃太郎>それにしても酷い時化だ…これじゃ船で渡れないよ……ん?
ふと、桃太郎が目を向けた先、そこにはこの荒れた海を渡れそうな大きな船g
(桃太郎>み、「ミドガルドシュランゲ」…ビオさん!?
誰 だ こ ん な と こ ろ に 兵 器 捨 て た 奴
(船>《……認証Data照合……TasogareMikuru,Shade,Lim,Will……確認》
っちょ、せめて役の名前で言って!?
(桃太郎>ビオさん、俺達を鬼ヶ島まで連れて行って下さい!
(船>《Yes,Boss》
(船>《Yes,Boss》
もはや何でもありですね
船 はその長い機体に桃太郎と獏、猿、雉を乗せ、蛇のようにくねりながら水上を走り、
目的地である鬼ヶ島へと一直線に向かって行きました
船 はその長い機体に桃太郎と獏、猿、雉を乗せ、蛇のようにくねりながら水上を走り、
目的地である鬼ヶ島へと一直線に向かって行きました
さあ、ラストスパートです
(桃太郎>頼もぉぉぉぉぉぉぉ!!!
鬼ヶ島―――
船 が 先端のドリルで門を破壊し、桃太郎達は敵地に乗り込みました
獏、猿、雉、そして 船 が 並び、桃太郎が一歩前に出て、刀を抜き取り高らかに宣言します
船 が 先端のドリルで門を破壊し、桃太郎達は敵地に乗り込みました
獏、猿、雉、そして 船 が 並び、桃太郎が一歩前に出て、刀を抜き取り高らかに宣言します
(桃太郎>俺は桃太郎! 鬼共を成敗しにここにやってきた! 覚悟しろ――――――
そこまで言ったのは良かったのですが
(鬼>がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ……よく来たな小僧共
だが一つ情報が足りんかったようだが? 鬼は集団ではなく…“我”のみだ
だが一つ情報が足りんかったようだが? 鬼は集団ではなく…“我”のみだ
そこに立っていたのは、漆黒のマントを羽織った褐色の男性でした
しかし、声を聞けば“男性”だと分かるのですが、その顔はマントの影に隠れてよく見えませんでした
いえ、もしかしたら元々存在しないのかも…あれ?
しかし、声を聞けば“男性”だと分かるのですが、その顔はマントの影に隠れてよく見えませんでした
いえ、もしかしたら元々存在しないのかも…あれ?
(桃太郎>ひ、一人…? そんな、色んな村を襲っていたのはたった一人の鬼だって……?
(獏>おう、テメェが鬼か。未だに『マヤの予言』編の裂邪vs正義の戦いが『コラプサーズ・バブル』止まりで、
『コラプサーズ・ドリーム』にすらなってねぇんだ。その鬱憤、晴らさせてもらうぜぇ!!
(雉>ここで会ったが百年目ぇ! ささっと焼いちまいやしょう!
(船>《目標補足……弾丸装填完了》
(猿>…待テ、様子ガオカシイゾ?
(鬼>がっひゃっひゃっひゃっひゃ、我に戦いを挑もうというのか?……愚か也
その考えがどんな浅はかなものか、我が直接貴様等の身体に叩きこんでやろう
この我、『這い寄る混沌』……ニャルラトテップがぁ!!!
(獏>おう、テメェが鬼か。未だに『マヤの予言』編の裂邪vs正義の戦いが『コラプサーズ・バブル』止まりで、
『コラプサーズ・ドリーム』にすらなってねぇんだ。その鬱憤、晴らさせてもらうぜぇ!!
(雉>ここで会ったが百年目ぇ! ささっと焼いちまいやしょう!
(船>《目標補足……弾丸装填完了》
(猿>…待テ、様子ガオカシイゾ?
(鬼>がっひゃっひゃっひゃっひゃ、我に戦いを挑もうというのか?……愚か也
その考えがどんな浅はかなものか、我が直接貴様等の身体に叩きこんでやろう
この我、『這い寄る混沌』……ニャルラトテップがぁ!!!
ぎやああああああああ俺のSAN値があああああああああああ!?
え、ちょ、鬼役は将門様か秀雄さんか夢子ちゃんがやってくれる筈だったのに!?
え、ちょ、鬼役は将門様か秀雄さんか夢子ちゃんがやってくれる筈だったのに!?
(鬼>幾多の同志が活躍しておる今ぁ!! 我が出ずしてどうするのだぁ!!
いや別にあんたが原初って訳じゃないでしょ!? そりゃまぁこのスレで初めて登場したニャルはあんただけど!?
てか早速マジで『這い寄る混沌』モードじゃん!?
え、えっと、鬼は幾つもの触手や腕、喰腕が絡み合い、それが不定形に動き続けるアメーバのような姿になりました
てか早速マジで『這い寄る混沌』モードじゃん!?
え、えっと、鬼は幾つもの触手や腕、喰腕が絡み合い、それが不定形に動き続けるアメーバのような姿になりました
(鬼>【がっひゃっひゃっひゃ、感謝せよ小僧! この我が直々に神罰を執行してくれる!!】
ええい、これだからトリックスターって奴は!
ニャルラトテップ、じゃなかった、鬼は無数の触手を伸ばして桃太郎達に襲いかかった
桃太郎は刀で切り刻み、獏と猿は爪で薙ぎ払い、雉は燃える身体で焼き払い、船は機関銃で木っ端微塵に砕いた
ニャルラトテップ、じゃなかった、鬼は無数の触手を伸ばして桃太郎達に襲いかかった
桃太郎は刀で切り刻み、獏と猿は爪で薙ぎ払い、雉は燃える身体で焼き払い、船は機関銃で木っ端微塵に砕いた
(桃太郎>っくぅ、シェイドさん!
(猿>了解シタ
(猿>了解シタ
猿は影に溶け込むと、影から鬼と同じように無数の触手を伸ばし、
鬼の触手と取っ組み合うような形で対峙した
鬼の触手と取っ組み合うような形で対峙した
(鬼>【ほう、その後どうするつもりだ?】
(猿>持テル力ヲ叩キ込ムダケダ……!
(船>《目標捕捉…原子番号22金属元素製特殊弾丸装填……発射》
(猿>持テル力ヲ叩キ込ムダケダ……!
(船>《目標捕捉…原子番号22金属元素製特殊弾丸装填……発射》
絵的にはアルトアイゼンのスクエア・クレイモアを想像して下さい
船 が 有りっ丈のベアリング弾を鬼にぶちまけると、鬼の原形質の巨体がぐらりと揺れました
船 が 有りっ丈のベアリング弾を鬼にぶちまけると、鬼の原形質の巨体がぐらりと揺れました
(鬼>【ぐっ……がっひゃっひゃ、これしきの事で】
(獏>だったらこれはどうだ!?
(獏>だったらこれはどうだ!?
獏が雉の炎を纏い、鬼の巨体に突っ込んでいく
鬼は一気に火達磨になり、天にも届く声で轟いた
鬼は一気に火達磨になり、天にも届く声で轟いた
(鬼>【があああああああああああああああああああああああああああああああああ!!??】
(桃太郎>い、やった!?
(鬼>【なんちゃって】
(桃太郎>い、やった!?
(鬼>【なんちゃって】
よく見れば、鬼の姿が変わっている
先程のアメーバのような姿が、いつの間にか藁で出来た背の高い案山子の姿になっていた
ニャルラトテップ、じゃなくて鬼の化身の一つ―――『ウィッカーマン』
先程のアメーバのような姿が、いつの間にか藁で出来た背の高い案山子の姿になっていた
ニャルラトテップ、じゃなくて鬼の化身の一つ―――『ウィッカーマン』
(鬼>【残念だったな、この姿の我には火は通用せん】
(雉>め、面目ねぇ!
(桃太郎>くそっ、こいつかなり手強い……!
(鬼>【どうした? 来ないのなら今度はこちらから行くぞ!】
(雉>め、面目ねぇ!
(桃太郎>くそっ、こいつかなり手強い……!
(鬼>【どうした? 来ないのなら今度はこちらから行くぞ!】
案山子を包む炎が掻き消え、再びそれは姿を変える
『這い寄る混沌』、『ウィッカーマン』と巨大な化身が立て続けに現れた一方で、今度は人間台の大きさだった
漆黒の具足を身に纏い、右手にドス黒い刀一本を持った武士―――『悪心影』
『這い寄る混沌』、『ウィッカーマン』と巨大な化身が立て続けに現れた一方で、今度は人間台の大きさだった
漆黒の具足を身に纏い、右手にドス黒い刀一本を持った武士―――『悪心影』
(鬼>【そろそろ貴様の相手をしてやろう、小僧!!】
桃太郎に剣を振るう鬼
振り下ろされる黒刃を、澄んだ白刃が抑えた
しかし、幾ら桃太郎と言えどもまだ子供、力は鬼の方が上だった
振り下ろされる黒刃を、澄んだ白刃が抑えた
しかし、幾ら桃太郎と言えどもまだ子供、力は鬼の方が上だった
(桃太郎>くっ、こ、これくらい!
(鬼>【がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!
言葉と力が矛盾しておるぞ!? いいぞその混沌、もっと我に見せてくれ!!】
(猿>『影法師(ドッペルマン)』!
(獏>『白虎』ォ!!
(鬼>【がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!
言葉と力が矛盾しておるぞ!? いいぞその混沌、もっと我に見せてくれ!!】
(猿>『影法師(ドッペルマン)』!
(獏>『白虎』ォ!!
猿は鬼と同じ姿になりその刀で、獏は虎の前足を振り上げ、鬼の背後から攻め入った
その瞬間、鬼の具足の背が割れて飛び散り、深淵とも言うべきその中より刀を持った白骨の腕が飛び出した
その瞬間、鬼の具足の背が割れて飛び散り、深淵とも言うべきその中より刀を持った白骨の腕が飛び出した
(猿>何ッ!?
(鬼>【図に乗るな小物がぁ!! 邪神であり形を持たぬこの我が此れしきの事、出来ぬとでも思ったのか!?】
(鬼>【図に乗るな小物がぁ!! 邪神であり形を持たぬこの我が此れしきの事、出来ぬとでも思ったのか!?】
刀が振るわれ、猿と獏はそのまま吹き飛ばされ、壁にぶつかった
(桃太郎>シェイドさん!理夢さん!
(鬼>【他人の心配をしている場合か馬鹿が!!】
(桃太郎>ッ!?
(鬼>【他人の心配をしている場合か馬鹿が!!】
(桃太郎>ッ!?
黒刃が白刃を打ち破り、桃太郎はその場に倒れ、彼の手を離れた刀が届かぬ所で落下し地面に突き立てられる
立ちあがろうとする彼の喉元に、鬼は黒い刀を向けた
立ちあがろうとする彼の喉元に、鬼は黒い刀を向けた
(鬼>【勝負ありだな……死ぬ覚悟は出来たか?】
(桃太郎>…ふざけるな…こんなところで死んでたまるか!
(鬼>【そうかそうか、さらばだ――――――むっ!?】
(桃太郎>…ふざけるな…こんなところで死んでたまるか!
(鬼>【そうかそうか、さらばだ――――――むっ!?】
鬼がひょいと後方にジャンプすると、先程まで鬼が立っていた場所が抉れ、
地下から電撃を放つドリルを回転させながら、 船 が 勢い良く顔を出す
地下から電撃を放つドリルを回転させながら、 船 が 勢い良く顔を出す
(船>《…奇襲失敗……作戦変更》
(鬼>【ほう、まだ抗うというのか?】
(雉>当り前でい! あっしらはまだ戦える!!
(鬼>【ほう、まだ抗うというのか?】
(雉>当り前でい! あっしらはまだ戦える!!
雉が炎の龍へと姿を変え、鬼に向かって突撃を始める
鬼は具足の武士の姿から一変、ボロボロの外套を纏った、不気味に笑うカボチャ頭の男―――『ハロウィンマン』に変身した
鬼は具足の武士の姿から一変、ボロボロの外套を纏った、不気味に笑うカボチャ頭の男―――『ハロウィンマン』に変身した
(雉>ッ、また形が―――――
(鬼>【がっひゃっひゃ、墜ちろ蚊蜻蛉!!】
(鬼>【がっひゃっひゃ、墜ちろ蚊蜻蛉!!】
浮遊する鬼の周囲に突如邪悪な炎を灯したカボチャのランタンが5、6個ほど現れ、
炎の龍にそれらを一気にぶつけ始めた
カボチャによる物理的なダメージは薄いが、その中の邪悪な炎が雉に侵食する
炎の龍にそれらを一気にぶつけ始めた
カボチャによる物理的なダメージは薄いが、その中の邪悪な炎が雉に侵食する
(雉>っぎ……す、いやせ、…桃の、旦那………
龍から再び鳥の姿に戻り、炎の鳥は弱々しくも墜落した
それを愉しげに見届けると、鬼は振り返って 船 に 目をやった
船 は 全砲門を鬼に向け、ベアリング弾の内蔵されたタンクのハッチを開放する
それを愉しげに見届けると、鬼は振り返って 船 に 目をやった
船 は 全砲門を鬼に向け、ベアリング弾の内蔵されたタンクのハッチを開放する
(船>《射、殺》
チタン製ベアリング弾と鉛弾が一斉に鬼に襲いかかる
しかし
しかし
(鬼>【機械人形が……暫く寝ておれぃ!】
闇は変わり続ける
鬼の姿は筋骨隆々、頭に見た事も無い生物の面を被った男性神―――『セト』へと変えた
鬼が右手を差し出すと、掌から砂の渦が生まれ、巨大化し、
砂の竜巻は 船 を いとも簡単に飲みこんで吹き飛ばしてしまった
ずずん、と重い音が響き、船は落下する
鬼の姿は筋骨隆々、頭に見た事も無い生物の面を被った男性神―――『セト』へと変えた
鬼が右手を差し出すと、掌から砂の渦が生まれ、巨大化し、
砂の竜巻は 船 を いとも簡単に飲みこんで吹き飛ばしてしまった
ずずん、と重い音が響き、船は落下する
(船>《……機体……損、傷………80%………危………険………》
(桃太郎>み…皆が………
(鬼>【がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!
良いザマだ、勝気で乗り込んだ者共が敗北を喫するこの光景! 何とも言い難い滑稽なものよ!!
それでどうだ? 敗れて滅んで何か残るのか?
人間というものは等しく愚かなものだ、光を追い求めてはやがて闇に飲まれ滅びゆく!
貴様等もそうだろう? 勝利と言う栄光を求め、今まさに我が手で滅びゆこうとしている!!】
(桃太郎>み…皆が………
(鬼>【がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!
良いザマだ、勝気で乗り込んだ者共が敗北を喫するこの光景! 何とも言い難い滑稽なものよ!!
それでどうだ? 敗れて滅んで何か残るのか?
人間というものは等しく愚かなものだ、光を追い求めてはやがて闇に飲まれ滅びゆく!
貴様等もそうだろう? 勝利と言う栄光を求め、今まさに我が手で滅びゆこうとしている!!】
鬼が闇に包まれ、闇の中から巨大な影が姿を現す
身体は獅子であるが、その頭は三重冠を頂く貌の無いスフィンクスのようで、
背からは翼の如く、鋭い爪と牙、そして白い片翼を持った女性の上半身が2対、伸びている
『無貌の神』―――ニャルラトテップの化身の中でも、最も強力と謳われるものの一つ
身体は獅子であるが、その頭は三重冠を頂く貌の無いスフィンクスのようで、
背からは翼の如く、鋭い爪と牙、そして白い片翼を持った女性の上半身が2対、伸びている
『無貌の神』―――ニャルラトテップの化身の中でも、最も強力と謳われるものの一つ
(鬼>【安心せよ、貴様等の肉は、血は、魂は、この島の地へと融けて苦しみながら生き続ける…
そうして永遠に、貴様等と同じように我に打ち勝とうとする愚者を呼び続けるが良い
直に仲間も増える事だろう……がっひゃっひゃっひゃっひゃ……がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!】
そうして永遠に、貴様等と同じように我に打ち勝とうとする愚者を呼び続けるが良い
直に仲間も増える事だろう……がっひゃっひゃっひゃっひゃ……がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!】
巨大な怪物と化した鬼は前足を擡げ、狙いを桃太郎に定める
そしてゆっくりと、それを下ろして踏み潰そうとした時だった
そしてゆっくりと、それを下ろして踏み潰そうとした時だった
(桃太郎>…………違う
(鬼>【んん?】
(桃太郎>栄光も名誉も要らない……ただ、皆が悲しむところを見たくなかったから……
村の人達から笑顔と、明るい声を奪ったお前が、許せなかったから……!!
(鬼>【んん?】
(桃太郎>栄光も名誉も要らない……ただ、皆が悲しむところを見たくなかったから……
村の人達から笑顔と、明るい声を奪ったお前が、許せなかったから……!!
桃太郎はもう一度、力強く立ち上がった
その目は凛としていて、諦めの色など微塵も見られなかった
その目は凛としていて、諦めの色など微塵も見られなかった
(鬼>【……分からんな。何故立ち上がる? この圧倒的なる絶望的な状況で、何が出来るというのだ?】
(桃太郎>言わなくても分かるだろ……俺には、いや俺達には、お前に“勝つ事”が出来る
まだ、俺達が負けた訳じゃない!!
(桃太郎>言わなくても分かるだろ……俺には、いや俺達には、お前に“勝つ事”が出来る
まだ、俺達が負けた訳じゃない!!
その時
桃太郎の懐が、眩い光を放ち始めた
彼が手に取ったそれは、父から託されたお守り
袋を開け、彼は光に包まれたその中身を取り出した
桃太郎の懐が、眩い光を放ち始めた
彼が手に取ったそれは、父から託されたお守り
袋を開け、彼は光に包まれたその中身を取り出した
(桃太郎>……父さん、母さん………俺は生きて帰る。皆の笑顔を、取り戻す為に!!
現れろ! キメラテック・オーバー・ドラゴン!!!
現れろ! キメラテック・オーバー・ドラゴン!!!
桃太郎は手にした“希望(カード)”を天に翳す
刹那、島全体が激しく揺れ始め、鬼はバランスを崩し一歩、また一歩と退いた
刹那、島全体が激しく揺れ始め、鬼はバランスを崩し一歩、また一歩と退いた
(鬼>【なっ、一体何が――――――――こ、これはぁ!?】
桃太郎の背後に聳えるのは、巨大な機械龍だった
手足も翼も無くとぐろを巻いた胴体、雄叫びを上げる6つの頭
さて、少し思い出して頂こう
手足も翼も無くとぐろを巻いた胴体、雄叫びを上げる6つの頭
さて、少し思い出して頂こう
こ れ は 『 桃 太 郎 』 で す
(鬼>【ば、馬鹿な、従者を召喚した上にこの地鳴りは……!?】
(桃太郎>「キメラテック・オーバー・ドラゴンが地震を起こした」…
その名の通り、キメラテック・オーバー・ドラゴンを召喚し、同時に地震を起こす…!!
(桃太郎>「キメラテック・オーバー・ドラゴンが地震を起こした」…
その名の通り、キメラテック・オーバー・ドラゴンを召喚し、同時に地震を起こす…!!
キメラテック・オーバー・ドラゴンの6つの口が開かれ、奥から電撃を放ちながら光が充填されてゆく
揺れ続ける地震の所為で、鬼は身体の自由が利かなかった
揺れ続ける地震の所為で、鬼は身体の自由が利かなかった
(鬼>【……がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ……良かろう、それも良かろう!
戦い続けよ若き戦士よ! 強大なる力に捻じ伏せられる事無く、ただ只管に、狂人の如く我武者羅に!
貴様が戦いに迷いを覚えたその時、我はまた貴様の前に現れる!
二度と再び千なる異形の我と出会わぬ事をこの宇宙に祈るが良い!! がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!】
(桃太郎>あぁ…祈り続けてやるさ! 行け、キメラテック・オーバー・ドラゴン!
『エヴォリューション・レザルト・バースト』!!
戦い続けよ若き戦士よ! 強大なる力に捻じ伏せられる事無く、ただ只管に、狂人の如く我武者羅に!
貴様が戦いに迷いを覚えたその時、我はまた貴様の前に現れる!
二度と再び千なる異形の我と出会わぬ事をこの宇宙に祈るが良い!! がっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!!!】
(桃太郎>あぁ…祈り続けてやるさ! 行け、キメラテック・オーバー・ドラゴン!
『エヴォリューション・レザルト・バースト』!!
6つの光条が交わり、巨大なる光条となって、それは混沌を呑みこんだ
後には何も残らない
この島に残ったのは幼い英雄と、それに仕えた3匹の仲間、そして 船 だけ
彼等は、鬼に勝利したのだ
後には何も残らない
この島に残ったのは幼い英雄と、それに仕えた3匹の仲間、そして 船 だけ
彼等は、鬼に勝利したのだ
(婆>あ、あなた! あの子が…あの子が帰ってきましたよぉ!!
(爺>ッハハ、見りゃ分かるよ。おーい!桃太郎ぉー!!
(爺>ッハハ、見りゃ分かるよ。おーい!桃太郎ぉー!!
それから暫くして
桃太郎は鬼に奪われた食料や宝物を 船 に 乗せて3匹のお供と一緒に村へ無事に帰ってきました
そこには、彼の帰還を願っていた村人の声援で溢れ返っていました
桃太郎は鬼に奪われた食料や宝物を 船 に 乗せて3匹のお供と一緒に村へ無事に帰ってきました
そこには、彼の帰還を願っていた村人の声援で溢れ返っていました
(桃太郎>はは…勝ったんだ、俺達
(獏>何今更言ってんだよ、バーカ
(船>《大勝利、デアリマス》
(雉>おー、随分と賑やかなお出迎えでい!!
(猿>…桃太郎ヨ、行ッテ来イ。オ前ノ愛スル者達ノ元ヘ
(桃太郎>シェイドさん……はい!
(獏>何今更言ってんだよ、バーカ
(船>《大勝利、デアリマス》
(雉>おー、随分と賑やかなお出迎えでい!!
(猿>…桃太郎ヨ、行ッテ来イ。オ前ノ愛スル者達ノ元ヘ
(桃太郎>シェイドさん……はい!
桃太郎は駆け出して、手を振る村人達に元気いっぱい叫んだ
(桃太郎>父さん、母さん、皆……ただいま!!
(獏>さーて、と……良い夢見られたか?
† † † † † † †
ガバッ
(裂邪>………毎度毎度思うんだが……夢オチにする意味は果たしてあるのか?
めでたしめでたし