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連載 - 陛下と僕と獣の数字-11a

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陛下と僕と獣の数字 第11.5話】

「あは……あははははははは!」

 嗤う。

「あはははははははははははははははは!」

 笑う。

「はははははははははははははははははははははは!」

 哂う。

「ついに目を覚ましたわ!全て狙い通りに!」

 自宅の近くで鉢合わせするように数日前からあの狂犬をこの街に誘い込み
 遊園地では無茶な襲撃を仕掛けてあえてサンジェルマンを警戒させ
 息子がもっとも後悔するタイミングで別れを演出し
 そしてこの結果。

「これであの娘は私達の一員!私たちの中でも最強の一“獣”そのものになった!」

「ちょっとちょっと、胴体真っ二つになった貴方を治した私に感謝は?」

 女性の背後に少女が現れる。
 顔は痣だらけ、首にも締められた跡がある少女。

「もちろんするわよ私、それとも聖母様とでも呼べば良い?」

「やめて、私はたった一人の可哀想な男の子の為の聖母なの
 あとはもう他の誰からも聖母だなんて呼ばれる気はないわ
 それよりも私こそどうなの?自分の息子を“アレ”の呼び水にするなんて」

「息子、ねえ」

 あーあ、と女性はため息を吐く。

「どーーーーーーでも良いわ」

「だと思った」

「私はこの一瞬のために居た私だし、それ以外本当にどうでもいいのよね」

「知ってる知ってる」

「じゃ、行くわ」

「いってらっしゃい私」

「ええ、しっかりと“獣(ワタシ)”は手に入れてくるわ」

 女性は少女に向けてはっきりと宣言する。
 尼僧の姿をしたその女性の顔はハッキリ見えているはずなのに何故かそれを顔とは識別出来なかった。


【陛下と僕と獣の数字 第11.5話 続】

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