カタン……………タンッ、……タン
「……………それで、そっちはどこまで把握してるの?」
「こっちは、「バビロンの大淫婦」を追ってる最中だからな。お前らが一番警戒している狐についてはほぼノーマークだな。もっとも、雑魚悪魔連中や「教会」の下っ端を学校町に連れ込んだのは、お前らの警戒しているそれだろうが」
「……その可能性は、高いね。と、いうか。「バビロンの大淫婦」が連れてきたとは考えないんだ」
「その可能性もある。一部はそうだろうな。だが、全員ではねぇよ」
「こっちは、「バビロンの大淫婦」を追ってる最中だからな。お前らが一番警戒している狐についてはほぼノーマークだな。もっとも、雑魚悪魔連中や「教会」の下っ端を学校町に連れ込んだのは、お前らの警戒しているそれだろうが」
「……その可能性は、高いね。と、いうか。「バビロンの大淫婦」が連れてきたとは考えないんだ」
「その可能性もある。一部はそうだろうな。だが、全員ではねぇよ」
コトン………タン……コトトンッ、タン、コトン………
「あの女、ヨーロッパでトライ・ミニッツ・ライトニングに見つかってな。軽くドンパチやって、命からがら逃げたんだよ」
「……あぁ、なるほど………その際に、怪我を負った?」
「そういう事だ。体に傷がある状態じゃ、あの女の魅了は十分な効果を発揮しねぇだろ。特に、顔の傷だからな………あれが連れだしたのは、芯まで魅了漬けにされてる連中だけ。トライ・ミニッツ・ライトニングに取り巻きかなり蹴散らされた事も考えて……」
「…………それなら、確かに「バビロンの大淫婦」が連れてきた数は少ない、か………だとしても。面倒な時期に来やがって」
「面倒か」
「面倒だよ。こっちが、狐をなんとかしようって時にさ………正直、少しまずいかもしれない」
「……あぁ、なるほど………その際に、怪我を負った?」
「そういう事だ。体に傷がある状態じゃ、あの女の魅了は十分な効果を発揮しねぇだろ。特に、顔の傷だからな………あれが連れだしたのは、芯まで魅了漬けにされてる連中だけ。トライ・ミニッツ・ライトニングに取り巻きかなり蹴散らされた事も考えて……」
「…………それなら、確かに「バビロンの大淫婦」が連れてきた数は少ない、か………だとしても。面倒な時期に来やがって」
「面倒か」
「面倒だよ。こっちが、狐をなんとかしようって時にさ………正直、少しまずいかもしれない」
……カタン、コトン……………………………………………コトン
「似てるんだよ、能力が、一部」
「あ?」
「狐と、「バビロンの大淫婦」。性質的にも近い面がない訳じゃない………………もしも、両者が接触してしまったら」
「……気があって手を取り合って協力しあうか。同族嫌悪で殺しあうか、もしくは…………」
「あ?」
「狐と、「バビロンの大淫婦」。性質的にも近い面がない訳じゃない………………もしも、両者が接触してしまったら」
「……気があって手を取り合って協力しあうか。同族嫌悪で殺しあうか、もしくは…………」
……………カタン、タン、コトンッ、タンッ、コトン、コトン…タン………
「同族嫌悪で殺しあってほしい、って気はするけど。それだと、こっちで今やってる作戦的に嫌だな」
「……情でも湧いたか?」
「最初から。助けるつもりで動いているからね」
「……情でも湧いたか?」
「最初から。助けるつもりで動いているからね」
タン、コトン、タン、コトン、タン、コトン、タン、コトン…………
「何故かはわからない。でも、学校町に入ってから、狐は能力を発揮出来ないでいる。その隙に狐の戦力を削いでいって、孤立したところで、狐本体を叩くつもりだった」
「流石に、どれだけ手駒がいるかわからない状態で叩く程無謀な餓鬼じゃないか」
「……そろそろ、餓鬼扱いはやめてよ。とにかく、手駒は今んとこ、順調に減らしてるんだ。どうやら、狐はその手駒連中に連絡すらしていないようでね。そいつらも、狐からの指令がなくて、動くに動けない状態らしい。お陰で、汚染された手駒連中は意外な程に被害を出していない」
「…確かに、それらしい被害はあまりないな。もっとも、そのせいで狐がどこにいるかも、わからない状態のようだが」
「「組織」も「首塚」も…………そして、「教会」もつかんでいないのが現状って事になるね」
「だが、お前達は掴んでいる。狐の居所を知っている」
「流石に、どれだけ手駒がいるかわからない状態で叩く程無謀な餓鬼じゃないか」
「……そろそろ、餓鬼扱いはやめてよ。とにかく、手駒は今んとこ、順調に減らしてるんだ。どうやら、狐はその手駒連中に連絡すらしていないようでね。そいつらも、狐からの指令がなくて、動くに動けない状態らしい。お陰で、汚染された手駒連中は意外な程に被害を出していない」
「…確かに、それらしい被害はあまりないな。もっとも、そのせいで狐がどこにいるかも、わからない状態のようだが」
「「組織」も「首塚」も…………そして、「教会」もつかんでいないのが現状って事になるね」
「だが、お前達は掴んでいる。狐の居所を知っている」
……コトン、カタン……コトン、カタン……コトン、カタン、コトン、カタン………
「どこの集団も発見出来なかった狐を何故、お前達は見つけられた?」
「……偶然だよ、ただの。そして、俺達が見つけた時には、狐は何故か能力を使えなくなっていた」
「……偶然だよ、ただの。そして、俺達が見つけた時には、狐は何故か能力を使えなくなっていた」
…コトン………………………………
「チャンスなんだ。狐が能力を使えるようになるまでに、どこまで出来るか。被害者が出始める前に、どこまで出来るか」
「……ヘタに狐と「バビロンの大淫婦」が接触して、狐が能力使える展開になるのは御免だ、と」
「そういう事になるね」
「……ヘタに狐と「バビロンの大淫婦」が接触して、狐が能力使える展開になるのは御免だ、と」
「そういう事になるね」
……………………………………………………
「おい、手ぇ止まってるぞ」
「五月蝿いなぁ」
「五月蝿いなぁ」
…………コトン
「げ」
「待ったはなしだからね」
「わかってるよ」
「待ったはなしだからね」
「わかってるよ」
…………カタン
「……結論としては。お前達は狐と「バビロンの大淫婦」にゃ接触されたくない。狐の居所はわかっているが、「バビロンの大淫婦」の居場所まではわかってない、ってとこか」
「そういう事………狐につきっきりになる訳にもいかないし。本当、面倒な時期に来てくれたものだよ」
「で、それは。俺に話しても良かったのか」
「黙ってくれるでしょ?」
「そういう事………狐につきっきりになる訳にもいかないし。本当、面倒な時期に来てくれたものだよ」
「で、それは。俺に話しても良かったのか」
「黙ってくれるでしょ?」
……………コトン……………………………カタンッ
「あ」
「チェックメイト…………まぁ、勝負で勝てて気分がいいし、黙っててやる」
「…俺が勝ってたら、話してた訳?」
「そん時は、お前に負けたから黙ってた」
「……………変わらないじゃん」
「俺の気分の問題だ」
「っち……………まぁ、いいや。とりあえず、こっちの邪魔はしないでよ」
「はいよ……つっても、こっちも「バビロンの大淫婦」の動きは把握できていない…………覚悟だけは、決めておけ」
「わかってる………………………わかってるよ。俺達、全員」
「チェックメイト…………まぁ、勝負で勝てて気分がいいし、黙っててやる」
「…俺が勝ってたら、話してた訳?」
「そん時は、お前に負けたから黙ってた」
「……………変わらないじゃん」
「俺の気分の問題だ」
「っち……………まぁ、いいや。とりあえず、こっちの邪魔はしないでよ」
「はいよ……つっても、こっちも「バビロンの大淫婦」の動きは把握できていない…………覚悟だけは、決めておけ」
「わかってる………………………わかってるよ。俺達、全員」
「もう二度と、あの悲劇を繰り返してなるものか。今度こそは、死なせやしない」
to be … ?