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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 次世代の子供達-30

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匿名ユーザー

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 八月某日、学校町某所


「「ざまあwwwwwwwwwwwwww」…………っと」

 暗い部屋の中、カタカタとキーボードを叩く音が響く
 その人物はパソコンを前に、どこかの掲示板で煽りの言葉を書き込んでいた
 いつもの習慣、これ!と決めた掲示板に粘着し続け、その板が荒れに荒れて過疎るまで荒らし続けると言うストレス解消
 自分の行いによって、板がどれだけ荒れようとも、それによって、そこで楽しんでいた者達がどんな想いを抱こうとも、知った事ではない
 どうせ、顔を合わせたことのない、名前も知らない連中ばかりなのだ、引き際を間違えて殴られたり、ましてや殺されたり、なんて心配もない
 ただ自分はげらげらと笑いながら、そこの連中が怒り狂う様子を観察していればいい
 どうせ、この程度の煽りで、こんなリアルと関係ない場所で怒り狂う奴なんて程度が知れた馬鹿ばかりなのだから
 人生の役にも立たないニート連中にきまっているのだから、せいぜい、こちらの役に立って少しは世の中に貢献しろ
 …………本気で、その人物は考えていたようだった

 暗くて狭い部屋
 掃除がいい加減なのか、そこは少々汚れていて

「お、怒ってる怒ってるwwwwwww厨2乙wwwwwwwwwwwSSじゃねーよ、駄文以下のクソだろwwwwwwwチラシの裏にでも書いとけばーかwwwwwwwwwww」

 げらげら笑いながら、いつもの癖で、書き込む内容を口に出して………


 その人は、気づく事が出来なかった
 己の部屋の中に、いつの間にか、手に入れた覚えもない、人間くらいの大きさの人形 が



 ……ずるずると、何かを引きずる音
 血の匂い

「持ってきたぞ」
「!ご飯、ご飯、ごっはーん!!」

 はしゃぐ声
 誰かが引きずってきたそれを、他の誰かが「いただきまぁす」と食べ始めた
 ぐしゃ、べちゃっ、と食事の音が響く
 食われている最中にそれは目を覚ましたのか悲鳴を上げたのだが、ちっとも気にせずがつがつがつ、と食べ始める

「うっわ、いい食べっぷり………そんなに腹減ってたのか」
「そりゃ、目立たないようにしているからな。あいつ用の食事の調達なんてできていなかったし」

 ぱらぱらと雑誌をめくるその男が、肩をすくめた
 仕方あるまい、あれは、「人間」しか食べないのだから

「彼女のように、他の肉も食えるんなら、俺達が食事を調達してやるんだがな」
「………仕方ないだろう。他は、食っても栄養にならんし腹も満ちんのだから」

 もう一人が、食事中のそれに同情するようにそう口を開いた
 人間以外を与えた事もある、しかし、それは人間以外の味をよくわからなかったし、空腹がマシになる事すらなかったのだ
 食わねば死ぬ、ならば、人間を与えるしかあるまい

「しかし……我々は、いつまで、こうして隠れていなければならないんだ?」
「仕方ないだろ。あの方が見つからないのだから」
「どこに隠れていらっしゃるやら……」

 彼らの仲間は、ここにいる以外にもいる
 ただ、全員が、うかつには動けない状態だった
 彼らにとっての「主」が、この学校町に来てすぐに、行方がわからなくなってしまったのだから
 どこにいるのか、自分達「手駒」の誰にもわからず、連絡すらとれず、みな、途方に暮れている状態だ
 焦れて「主」を探し始めた者達は、皆、誰かしらに退治されてしまったようだ
 ……「主」が手駒を増やしている様子はない
 うかつに、犠牲を増やす訳にはいかないのだ

「とにかく、まだしばらく、潜む………あの方が我々に接触してくれるまで、勝手な行動は、するな」
「あいつの飯調達は?」
「……今回のように、密かに。死んでも誰も気にしない者を。失踪しても、すぐには気づかれない者を選んで、与える。そうするしかないだろう」

 ごちそうさまー、とのんきな声
 口の周りをべったりと血で汚しているそれに、一人がやれやれ、と言うように口の周りを拭きに行ってやった


 食われた哀れな人間は、骨と血溜まりを残し、もう他には何も残っていなかった



to be … ?





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