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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 次世代の子供達-32

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 勉強のため、図書館に来ていた。勉強………そう、そう言う名目で
 ちょっとは勉強もするけれど、真の目的は、それではなくて

「………あった」

 地方版の新聞。「三年前」の事件とやらについて、ネットでも少し調べては見たがあまり情報がなくて
 しかし、地元の新聞なら、少しは何か書かれているんじゃないか、と思ってそれを探しに来たのだ
 そして、私はそれを見つけた

「飛び降り事件…………あ、でも本当は飛び降りてたんじゃなくて、落とされてたんだ……」

 中学校で、連続して生徒が飛び降り自殺した事件
 当初はそう思われていたようだが、実際は学校の教師の一人が、生徒を次々と屋上から突き落としていたらしい
 逮捕当初、犯人の教師は正常な会話を行えるような状態ではなく精神鑑定にかけられ、その後、精神病院に入った………と、されている、らしい
 新聞でも、その辺りやや曖昧に書いているようだった
 「三年前」と言うその年に起きた事件で、彼らが何か、関わっていそうな事件、となるとこれくらいしかなかった
 10人もの犠牲者が出ている事件
 もしかしたら、彼らの知り合いも、犠牲者の中にいたのだろうか

(もうちょっと、情報が欲しいかな………)

 もう少し、前の日付の新聞も見てみよう
 そう考えて、新聞を元の位置に戻した
 えぇと、もうちょっと前の日付の、日付の………

「………あら?」

 ない
 あれ、誰かちょうど、それを読んでいるのだろうか
 きょろきょろとあたりを見回して………コピー機のところに、見覚えのある男性を見つけた
 以前、Lと一緒に居た教会の人だ、と言う男の人
 コピー機で、何やらコピーしている最中のようだった
 思わず、じっと見つめる
 うん、やっぱり、ちょっと冷たい感じの顔立ちだけど、いい男…………と、思っていると。その人が、視線を、こちらに動かして………

「ーーーーーーっ!!」

 思わず、隠れた
 なぜ、隠れてしまったのか、わからない
 ただ、「隠れなければいけない」と、そう感じてしまったのだ

「……ジェルトヴァさん?どうなさったっす?」

 聞こえてきた、声
 ……Lだ。彼も、図書館に来ていたらしい

「…いや、なんでもない………………すまない。待たせてしまったな、レン。こちらの用は、終わった」
「ふふー、待ってないから、大丈夫っす。俺っちも、借りる本探すのに、ちょっと時間かかっちゃってたっすから」

 あぁ、いつも通りのあの笑顔を浮かべているんだろうなぁ、と、隠れていてもなんとなく、わかった
 Lは、いつだって誰に対しても、あのへらんっ、とした笑みを浮かべて、誰にだって優しいから
 Lの言葉に、男の人はそうか、と、少しほっとしたような声をあげたようだった

「…………お前と、お前の母親には。世話をかけさせてばかりだな」
「お気になさらずー、っす。ジェルトヴァさん、学校町に来たのも久しぶりっすし。機械関係弱いのも、普段は使ってないんだから仕方ないっすよ。ちょっとずーつ、慣れていけばいいっす」

 ……?
 あれ、あの男の人、Lの母親とも知り合いなんだ
 もしかして、案外付き合い長い………?

「……私は。お前達への恩をまだ返せていない。何かあったら力になる……だから、何かあったら、言うといい」
「………………ん、ありがとございますー、っす。何かあったら、お願いするかも、っす」

 元々大きな声で話していた訳でもない声が、ゆっくりと遠ざかっていく
 こそこそと、私は隠れていた場所から顔を出す

「…………ぁ」

 「三年前」の、新聞。先ほど、私が探していたそれが、元の位置に戻されていた
 どうやら、あの男の人がコピーしていたのは、これらしい
 手に取り、記事を確認する
 そこに記されていたのは、事件の最後の犠牲者の、名前
 「土川 咲李」
 年齢は、生きていたら私達より二つ年上、と言ったところだろうか
 新聞に掲載されていた生前の写真の彼女は、とても優しい笑顔を浮かべていた

(…………あれ、なんか……)

 その笑顔を見ていて、ふっ、とLの笑顔が浮かんだ
 Lのへらりとした笑顔とそれは違うはずなのに、どこか似ていて

 Lのいつものあの笑顔は、「土川 咲李」の真似をしたものではないのか、と
 なぜか、そんな風に、感じたのだった





to be … ?




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