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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 次世代の子供達-55

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匿名ユーザー

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 やぁ!俺、野良都市伝説!
 君達は「This Man」を知っているかな?「夢の中に出る謎の男」のほうが日本では一般的だろうか
 一時期、世界的に有名になった都市伝説とは俺のことだ!
 事の発端はアメリカ、ある女性が夢で俺の顔を見たことから始まった!
 まぁ、詳しい経緯をはすっとばすんで適当にググれ。とにかく、不特定多数、世界中の人間の夢のなかで、俺の顔が出た
 つまり、世界中の不特定多数の人間が、「全く同じ顔の男」を夢の中で見た、って事さ。役割は夢ごとに違ったようだけどな
 その人数、実に実に3000人を越える!もしかしたら現在進行形で増え続けているかもな
 不気味だろ?不思議だろ?なぁんにも共通点のない人間共が、それも世界規模で同じ男の顔を、夢で見ている、だなんて!!
 これには、「ある組織が夢を操作しようとしたのが原因だ」なんておひれがついたりもする。ある組織っつか、ある大国の軍隊が、な!

 さて、説明が長くなったが、そんな俺が学校町にやってきたのは、ただひとつ
 ぶっちゃけ、今学校町、色々混乱しているらしい。「九尾の狐」が潜んでいるとか、「バビロンの大淫婦」がやってきたとか、子供帝国とかなんとか
 そんな混乱している最中に、俺が入り込む
 そして、ここで俺の「This Man」としての能力を使えばいい
 噂によって都市伝説たる俺が手に入れた能力は「夢の操作」。そして、そこからの「微弱な洗脳能力」
 狐だの淫婦だの、洗脳能力持ちが大量にいる中で使えば、あまり目立たないはず
 そうして、俺の国のために役に立つ「兵隊」を大量生産しておくのだ、いざというとき、周囲の人間を無差別に殺せるように………


『邪魔だよ、お前』


 え?
 ……あ、地元の高校生か?
 なんだ、どこぞの漫画の「大嘘憑き」みたいな、カッコ(括弧)つけて……


『邪魔なんだよ。ただでさえ、このところ忙しいのに』
『うん、邪魔だね。こちとら、「狐」で手一杯なんだ。「バビロンの大淫婦」だって、さっさと見つけて始末したいってのに』
『お前までやってこられちゃ、邪魔だ。なぁ、「This Man」』

 あれ?
 ま、待て、待て待て待て
 何で俺の正体がわかってるんだ、この餓鬼共
 一体、何故……

『お前の顔は、ある意味有名だからな』
『都市伝説について調べてる身なら、なんとなくは記憶にあるんだよね』

 ま、まさか、それだけで……

『後はまぁ』
『俺も、こいつも、都市伝説の気配には敏感な方なんだ』
『うん、だから、ごめんね』

 ………っは
 何、なん…………

 何だ?
 そっちの金髪の方はいい
 「お前」は何だ!?


『悪いけどさ、消えてもらうよ。「This Man」』
『安心しろよ。お前の所属しているとこは、俺達にお前がやられた事すら、気づかない』
『気が付いたらやられてる、ってなると思うよ』
『大丈夫』
『いつもとおり、うまくやるから』









「……あれ………!?」
「咲夜ちゃん?どうしたの?」
「あ、あれ……?うーん、気のせいかな。人が倒れてるように見えたんだけど」
「え?どこ?」
「あっちの路地……うーん、いないや。気のせいかな。なんか、すっごい殴られた死体みたいに見えたんだけど…」
「思った以上に具体的なたとえでなんか怖い!?」
「気のせいじゃない?ほら、行きましょ行きましょ。今日はフェアリー・モートがレディースデーでスイーツお得なんだから、女子みんなで集まったんだし!」
「あっ、あっ、優ちゃん、神子ちゃん、待って…」
「ほら、唯もいつまでもそっち見てないで、行きましょ」
「………えぇ」


【とある都市伝説の野望 ~始まる前に終わった話ー】 おしまい




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