【はないちもんめの人のお話より】
はらはらと、輝く羽根が舞い散る
それは、この治療室全体を覆うかのように………
それは、この治療室全体を覆うかのように………
「えーっと、腹パン?腹パンだけっすよね?腕とかまたうっかりぼろっとちぎれた状態にはならないっすよね?」
「OK、落ち着こうか、少年。とりあえずダメージは腹パンだけっぽいから治療もそこだけでいいと思うよ。だからその天使の翼しまおう?私の仕事無くなりそうなレベルで治療室に治癒の力ばらまかれまくってるよ?後で倒れるからやめよう?」
「OK、落ち着こうか、少年。とりあえずダメージは腹パンだけっぽいから治療もそこだけでいいと思うよ。だからその天使の翼しまおう?私の仕事無くなりそうなレベルで治療室に治癒の力ばらまかれまくってるよ?後で倒れるからやめよう?」
えぅえぅと、泣きそうになりながら憐が愛人の治療を行っている
モニター越しに戦闘の様子を見ていたとはいえ……と言うよりも、見ていたからこそ余計にこの有様なのだろう
決着の瞬間がよく見えなかった
そのせいで、愛人が見た目はせいぜい腹パンされた程度の怪我に見えるが、内部はボロボロなんじゃないかとか心配してしまっているのだ
モニター越しに戦闘の様子を見ていたとはいえ……と言うよりも、見ていたからこそ余計にこの有様なのだろう
決着の瞬間がよく見えなかった
そのせいで、愛人が見た目はせいぜい腹パンされた程度の怪我に見えるが、内部はボロボロなんじゃないかとか心配してしまっているのだ
「美亜さん、本当にほんっとうに、腹パンだけっすよね?実は内臓ドログチャぁになってるとか、ないっすよね?」
「うん、大丈夫。大丈夫だから、泣きそうな顔で言わないで。なんか後が怖い」
「……なら、いい……いや、腕やら脚やらずばずば切ってた時点であまりよくねーっすけど………とりあえず、美亜さんの怪我も愛人の怪我治療し終わったら治療しますね。美緒 さんに、美亜さんの戦いっぷりはお知らせ済っすから」
「私は、疲れ切ってるだけだから治療はいらな……」
「うん、大丈夫。大丈夫だから、泣きそうな顔で言わないで。なんか後が怖い」
「……なら、いい……いや、腕やら脚やらずばずば切ってた時点であまりよくねーっすけど………とりあえず、美亜さんの怪我も愛人の怪我治療し終わったら治療しますね。美緒 さんに、美亜さんの戦いっぷりはお知らせ済っすから」
「私は、疲れ切ってるだけだから治療はいらな……」
…………………
Why?
「待って、さっきなんて」
「え?腕やら脚やらずばずば切ってた時点であまりよくねーっすけど…って」
「そこじゃなくて!最後!」
「美緒 さんに、美亜さんの戦いっぷりはお知らせ済っすから……ってところっす?」
「え?腕やら脚やらずばずば切ってた時点であまりよくねーっすけど…って」
「そこじゃなくて!最後!」
「美緒 さんに、美亜さんの戦いっぷりはお知らせ済っすから……ってところっす?」
あぁああああああ、と言う心境に陥る美亜
いつの間に、本当にいつの間に!?
いつの間に、本当にいつの間に!?
「あえて言うなら、私が少年に頼まれて試合の様子をフルスペックハイビジョンな感じで君の母君へと動画でLIVE中継しておいた!母親として、娘の様子は心配だろうしね!!」
「ちょっとぉおおおおお!?」
「ちなみに、つい先程、父君の方にも動画で試合の様子は送りつけたから安心したまえ!!」
「ちょっとぉおおおおお!?」
「ちなみに、つい先程、父君の方にも動画で試合の様子は送りつけたから安心したまえ!!」
良い笑顔で親指たててくる「先生」
いや、安心できない、と美亜は頭を抱えるしか無い
いや、安心できない、と美亜は頭を抱えるしか無い
「いや、泣きそうな顔の少年にお願いされると私も弱くてねぇ、後が怖い意味で」
等と呑気に笑いながら、「先生」はこれっぽっちも悪く思ってない様子で言い切った
跡でお覚えていろ、と恨みがましく睨みつけた
跡でお覚えていろ、と恨みがましく睨みつけた
「あ、ちなみに服ボッロボロでちと再生は難しいね。予備の服としてナース服とバニーガールスーツとメイド服g」
ずごすっ!!
あ、戻ってきた灰人に背後から蹴り倒された
めきゃっ、とちょっと背中を踏まれている先生から視線を外しつつ、美亜は治療室のベッドの中に潜り込んだのだった
あ、戻ってきた灰人に背後から蹴り倒された
めきゃっ、とちょっと背中を踏まれている先生から視線を外しつつ、美亜は治療室のベッドの中に潜り込んだのだった
終われ