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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - わが町のハンバーグ-20

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「おー、来た来た」
各地に『夢の国』の黒いパレードが出現したようだ。それに夢の国の黒服も。
「……あたりに本体はいない、か」
”鳳凰の千里眼”に反応しないあたり、このへんにはいないのだろうか。
片手に水ヨーヨーをぶら下げて、楽しそうにあたりを調べる厨二病。

そして、その眼に映る、俺の背後。

「あら、久々だなぁ。ティ○ー、だったっけ?」
俺の後ろにいたのは、長いしっぽを持った虎の率いるパレードだった。
そういえばこの間の戦いでコイツフルボッコしたっけなぁ…
「何?俺を恨んでる?…でもさ、三下には興味ないね。とっとと消え失せてくれ。”怨尾の不知火(おんびのしらぬい)”!」

説明し(ry
”怨尾の不知火”とは、相手の持つ負の感情に反応し敵を追尾する炎を出す技であるッ!
たとえ相手が超高速で動こうとも敵を追尾する超高性能ホーミングだッ!

俺の手から放たれた炎は一直線にマスコットに向けて進む――――が、それは止められた。

そのマスコットの率いる、住人によって。
「…盾にしやがったか…」
住人達についた炎は、すぐに消え去る。まったくもってダメージを与えてない…
そして、マスコットがこちらへと飛んで向かってくると、それに率いられるように、住人達もこちらへと迫ってくる!
「チッ…とっとと倒してーのに…!”虚空の弾丸拳”!グォレンダァ!」


………


「しぶてー野郎だ…まぁ不死だしな…」
さっきから、燃やしたり殴ったり蹴ったりしているのだが、マスコットはおろか、住人達も減っている気がしない。

…このままだと俺の体力がもたねぇ…

「一気に決めるしかねぇ!”岩漿n」ザクッ!


技を叫ぼうとした厨二病の体を、短剣が貫いた。

「何…だと…?」
後ろを向くと、この前ティ○ーと共にフルボッコにしたピーター○ンのようなものが短剣を突き刺していた。
「新手…とはな…しかし、また刺されたか」

前回は、本体に刺されたか。前回とは違って跪いたりはしない。なんというか、慣れちまった。
しかし、それもやせ我慢に近い。正直立ってるのがやっとの状態。
「…この状態で、二体一はさすがに…な」
だが、そんな厨二病の言葉も聞かず、二人のマスコットとそれに率いられる住人たちが挟み撃ち状態で厨二病に近寄る。

…何度も…問うな…!
俺は奴の…仇を討つんだ…!

「…あの技、使わしてもらうぜ…」
前方から迫る虎と後方から迫る青年の両方に手のひらを向けて、あいつの使っていた、懐かしき技を…封印されし技を、叫ぶ。


「 エターナル ・ フォース ・ ブリザァァァァァド !」


エターナルフォースブリザード

一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる
相手は死ぬ。



俺の手から猛烈な冷気が出て、両者を周囲ごと凍らして行く。


冷気が出終わった時、二体とその住人達は、氷柱と化していた。

「ありがとな、相棒…助かったぜ」

彼の言う、相棒。
過去に『夢の国』と戦い、取り込まれてしまった技の『厨二病』のもう一人の契約者。
漢字の多い現在の厨二病とは違い、横文字の必殺技だらけだった。そして、強力だった。
彼の技は、とにかく意味不明に強いものだらけだった。料理してるだけで相手が死んだり、156㎝がどーのこーので死んだり。
その中の一つ、目に見えて強い技がこの「エターナルフォースブリザード」だ。

「とりあえず…この傷の治療だな。”疾風の風走り”!」

空ならば、追手も来ないだろう。
途中、パレードがすごく集まってるビルや、路地で髑髏の戦う様子を見たが、今の彼にはどうでもいいことだった。

彼の去った後は、ただただ冷たい氷柱が立ち並ぶだけだった。




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