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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち・決戦以降-25

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匿名ユーザー

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 ----砕けた石のカケラがあちらこちらに散らばっている
 っち、と、小さく舌打ちして、マリは獣人の姿から人間の姿に戻った
 返り血まみれだったその姿が人のよさそうな司祭の姿へと変化すると、返り血など初めから浴びていなかったかのように消え失せている

「そっちも終わったか?」
「はい、そちらも?」

 誠の方も、片付いたようだ
 駆け寄ってきた誠に、マリはにこりと微笑みかける

「殺ったのか?」
「いえ、逃げられました。完全に破壊するつもりだったのですが……思った以上に、逃げ足が速い」

 っち、と舌打ちするマリ
 物腰穏やかな司祭の姿で舌打ちされると、腹黒司祭にしか見えない
 いや、実際腹黒いのだが

 教会の方に、目を向ける
 二人が取りこぼした分の雑魚は、マッドガッサーのガスでやられて痙攣しているか、もしくは辰也の「十三階段」に飲み込まれていったらしい
 あちらに被害は出ていない

 静かになったからだろう
 ひょこ、とマッドガッサーが、扉から顔を出した

「終わったか」
「まずは、な」

 痙攣している雑魚を踏みつけつつ、教会の中に入る
 中では、恵がパソコン画面とにらめっこして、学校町中の監視カメラをジャックした光景を見て、事態の流れを確認している
 辰也も、そちらのサポートをしているようだ

 葵と留美は、食事を用意していたのだろうか
 簡単に食べられるサンドイッチを持って、キッチンから出てきている所だった

「あぁ、お疲れさん。怪我はなさそうやな」
「大した相手じゃなかったしな」

 ちらりと時計を見れば、そろそろ日付が変わる時間
 ………この辺りに来た相手は、とりあえず一掃できた
 あとは、こちらに手を出してこない限り、相手にするつもりはない
 あまり、深く踏み込むつもりもないし

「ロレーナは、まだ戻ってないか」
「さっき連絡がきてたわ。もう少しで戻るって」

 皿をテーブルの上に置いて、マリに駆け寄る留美
 マリは小さく笑って、愛しいその相手を抱きしめた

「あなたは、休んでいてもいいのですよ?」
「平気よ、これくらい」
「留美はんは、少しは休んだ方がえんちゃう?もう、一人の体やないんやし」

 葵の言葉に、ぽしゅ、と頬を染める留美
 葵の、言うとおりなのだ
 今の留美の中には、新しい生命が宿っている
 まだ、宿ってからさほど時間はたっていない
 が、無理は禁物だ

「…これ以上、こっちに連中が来ない事を祈るだけだな」

 マッドガッサーが呟いた言葉に、一同は同意する
 自分達は、まずは自分達の安全が確保できればいい
 本格的に学校町が危険な状態になったならば、自分達にできる事ならば手を貸すが
 それ以外は、あまり積極的に首を突っ込みたくないのだ
 …自分達に係わり深い者が巻き込まれてさえ、いなければ



 ゆるり、事態は彼らが知らぬ場所で動き続ける
 彼らが、さらに深く自体にかかわる事になるか、否か
 それはまだ、わからない








to be … ?










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