「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - Tさん-14f

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 目の前でクソ爺が光に包まれて消え去った。
「終わっ……た?」
 世界一有名なネズミに乗っかりつつ、俺は言う。
「ああ、偶然と幸運とでなんとか、な」
 そう言ってTさんは≪夢の国≫を見る。
 ≪夢の国≫の嬢ちゃんは俯いている。
「どうしたよ? 夢子ちゃん」
「え?」
 俺の呼びかけに≪夢の国≫の嬢ちゃんはビクリと反応する。
「≪夢の国≫だから夢子ちゃんな。ほら、呼びやすいし」
 どうよ? この妙案! と言う俺に≪夢の国≫――夢子ちゃんは曖昧に頷く。
 そして、
「みんな消えちゃったなって」
 ミッ○ーと○ェシャ猫に手を置きながら寂しそうに夢子ちゃんは言う。
 それにTさんがいや、と言い、
「元から≪夢の国≫にいた奴らなら戻ってくるはずだ」
「?」
 夢子ちゃんはTさんに疑問顔を向ける。
「だってそうだろ?」
 Tさんは笑って、
 ≪夢の国≫では人は死なないのだから。
「あ」
 夢子ちゃんがやっと気が付いた。とばかりに声を上げた瞬間、マスコットや住人がいく人か現れる。
 いつの間にか周囲には楽しげで愉快で、労わるような気配が満ちてきている。
「町に出てる連中も一度潰されれば悪夢から目覚めてくるんじゃないか?」
 Tさんがそう言う傍から一人、また一人と住人が増えていき、夢子ちゃんに忠誠でも誓うかのように跪く。
「みんな、ありがとう」
 それだけ言うと、夢子ちゃんはいきなりぶっ倒れた。
「ちょ」
「おっと」
 倒れかかる夢子ちゃんに慌てる俺。黒服さんがとっさに受け止め、Tさんに声をかける。
「≪夢の国の地下カジノ≫までご案内します。冷凍睡眠装置の中の人たちも助けてみんなまとめてそこで休ませていただきましょう」
 Tさんは装置のロックを(力技で)解除していきつつ返事をする。
「了解」
「町を、一応守り切ったんだよな?」
 俺は地面に座り込みながらその場にいる誰かに訊く。
「この≪夢の国≫の件ではな。まあ他に問題があってもそっちはそっちでどうにかするだろうさ」
「そうかい」
 Tさんの言葉に投げやりにそう答えると、
 あ~俺だめかも知れん。
 と立ちあがりながら思う。一日中走り回ったしな~。
 フラフラする俺、それを支える手があった。目を向けると、目の前には世界で一番有名で、世界で一番夢を与えて回るネズミの顔があった。
 はは、
「いい夢、見れそうだよ」
 ミッ○ーにそう言うと目を瞑る。もういいや、疲れたし、あとは任せた!

「やっぱりみんな、スゴイなぁ」
 俺は今回の件を振り返って、そう思わずにはいられなかった。










   ――NEWS!――NEWS!――

 学校町秋祭り二日目、2030をもって≪夢の国≫の大元が滅ぼされました。

  • 町中を覆っていた楽しげな気配が消え去りました。
  • ≪夢の国≫のパレードは残っていますが彼等はもう再生しません。倒せばそれでおしまいになります。
  • ネットの噂が有効になりました。
  • 情報は黒服Dさんの連絡網とTさんから赤い靴の女の子の父親経由で町中の祭り用スピーカーから放送されます。

 放送内容は、『悪夢の国は落ちた。各々方始末を着けなさいますよう』です。

  • Tさん、リカちゃん契約者、≪夢の国≫は黒服Dさんの能力での地下カジノへ、黒服Dさんはとりあえず休めと周りの皆に言われています。

  • 黒服Dの操作権を作者様に謹んで返上いたします。誠にもうほんとにありがとうございました!

  • 以上を持って秋祭りに関する時間軸の操作も終わりになります。もうしばらく二日目の町での防衛戦は続くでしょうが終わりはすぐそこです。
 三日目はやばめの人は遁走、雲隠れしたり、堂々としてて大丈夫な人は普通に祭りを楽しむなり休むなり、あんなこともあった。と一文で流すなり、皆さまのやりやすいようにしていただければ幸いです。

 皆々様、お祭り騒ぎに付き合っていただきありがとうございました。

≪夢の国≫編、終了


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