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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - わが町のハンバーグ-25

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秋祭り三日目 ~昼くらいだよ!友の事後処理~

「ったく…店長の奴、無駄に使いやがって…」
秋祭り三日目、俺は前日の戦いで無駄に店長が使用したGの回収にあたっていた。
正直ほっといても大丈夫だと思うのだが、いやむしろ全部回収できるはずが無いのだが…

「…ま、こんなもんかね」
とりあえず100匹程度回収したところでレストランへとGを届けに行く。…なんに使うのだろうか…

  カサカサ、カサ。

「…ん?」俺の前に、一匹のGが現れた。
「……いつもなら逃がしてやるんだが…今日はそうはいかねぇしな」
と、Gをつかもうとした、その時だった。

(待て、契約者)

さっきからずっと黙っていたシャクトリ様が俺を止めた。
「な、なにかあったんすか?」
(…このG…都市伝説に毒されておる)


…なん…だと…?
俺はGを見直す。そうすると…一匹だったはずのGが、二匹に。
二匹だったはずのGが、四匹に。四匹だったはずのGが、八匹に。
「…増えてる…?」
(この力はおそらく…『Gは一匹いたら二十匹いると思え』じゃな…)

つまり、このG、無限に増殖する…「コイツはまずいな…」
問題はGが増殖するだけではない。こんな小さい虫に都市伝説が憑いちまったら、自我を失い凶暴化しかねない。
とりあえず俺は、増えたうちの一匹をつかんで語りかけた。

「…苦しいか?…苦しいなら祈れ。その苦しみから解放されるように。その苦しみの元を俺へと移すように」

少しして、増殖したGの体から、光の玉のようなものが飛び出す。そしてその玉は全て集まった後俺の中へと入り込んでくる。
そして、俺の体に光の玉が入り込んだと同時に、増殖したGは消えていく。彼らは消える間際に、感謝の言葉を言ったような気がした。

(…これで、6つ目、か。大丈夫か、契約者?)「…あぁ。まだ大丈夫みたいだぜ」
俺は今、6つ目となる都市伝説と契約した。…本当に大丈夫なのだろうか。
どこかの話だと、二重、三重の契約だけでもずいぶんと危険が伴うらしい。俺の体は無事なのかね…

「…とりあえずGを運ぶか」


後日店長が謎の新メニューを発案するのはまた別の話…


~夜あたりだよ!~

戦いも終わったので、店のほうは爺さんに任せて今日は三人で祭りを楽しむぜ!

「よっしゃ、三匹目ぇ!」「…お、あれはデメキンかな?」
金魚掬いに燃える二人を、俺は見てるだけである。
昔から金魚だのスーパーボールだの「掬う」系統の奴は苦手だ。
俺が縁日で得意なのと行ったらせいぜいヨーヨー釣りくらい。一回で4個とったことだってあるぞ。
それもさっきやっちまったし、正直やることねぇなぁ…

そんな俺の目に、ある看板の文字が飛び込んできた。


「…デュエル大会…だと…?」

この祭、何があるか分からない。ほとんどゲリラ敢行のようなものだ。
遊戯王の三文字を見てしまった俺は、金魚掬い中の二人に超速度で近づく。
「お、俺ちょっとデュエルしてくる!」
「おま…デッキは…?」「フフフ…デュエリストたる俺がデッキを携帯していないとでも…?」
そう言って俺は上着をはだけさせる。


俺の上着の裏に、デッキが6つ。


「…ここに本物の阿呆を見た気がする…」さりげなくひどいことを言う友。
「…どこの空気男だい、君は」クーさんまでも、呆れ気味。
「実は、俺にはあと6つ…デッキがある。ま、3つくらいカード足りてねぇけどな。とにかく行ってくる!」シュタッ!
こうして俺は…戦場へと駆けて行った…


数十分後…


「…こんな地方の大会なのに…ガチライロはないわ…」「…ガエルワンキルで挑むお前もどうかと思うぞ」
訳あってカレー屋で愚痴る俺でありました。



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