黒服Hと呪われた歌の契約者 08
「あら、こんにちは」
「あ、こんにちはー」
「あ、こんにちはー」
秋祭り三日目の、祭会場
三面鏡の少女の姿を見かけて、彼女は声をかけた
同じく黒服に担当されている者同士、面識はある
少女は、はむはむと、美味しそうにチョコバナナを食べている最中だ
…あぁ、この様子、彼が見たら喜ぶだろうな、と彼女は考える
三面鏡の少女の姿を見かけて、彼女は声をかけた
同じく黒服に担当されている者同士、面識はある
少女は、はむはむと、美味しそうにチョコバナナを食べている最中だ
…あぁ、この様子、彼が見たら喜ぶだろうな、と彼女は考える
「昨日は、大活躍だったそうね?」
「い、いえ。ただ、鏡の前で座ってただけだし……あなたこそ、頑張ったって聞いてますけど?」
「私は、ただ歌っていただけよ」
「い、いえ。ただ、鏡の前で座ってただけだし……あなたこそ、頑張ったって聞いてますけど?」
「私は、ただ歌っていただけよ」
やんわりと、微笑む彼女
浴衣を纏い、髪をアップにして首筋を露出している姿は、まさしく浴衣美人
…性癖さえ表に出なければ、彼女、普通に美人である
浴衣を纏い、髪をアップにして首筋を露出している姿は、まさしく浴衣美人
…性癖さえ表に出なければ、彼女、普通に美人である
「お祭、一緒に回らない?一緒に回る相手がいませんの」
「あ、それじゃあ、一緒に回りましょう!」
「あ、それじゃあ、一緒に回りましょう!」
楽しそうに言ってきた少女に、彼女はますます笑う
…こんな妹が欲しかったな
でも…同時に、羨ましいな、と思う
……だって、この少女は
彼に、あんな事やこんなことをしてもらっているのだから
少女が、担当黒服にセクハラを受けまくっている事を
彼女は、心から羨ましく思っているのだった
…こんな妹が欲しかったな
でも…同時に、羨ましいな、と思う
……だって、この少女は
彼に、あんな事やこんなことをしてもらっているのだから
少女が、担当黒服にセクハラを受けまくっている事を
彼女は、心から羨ましく思っているのだった