黒服Yの孤独な戦い
(秋祭り三日目)
黒服Y「……え? 今日は本部テントから出ちゃダメって?」
黒服Y「いやあれは遊んでたんじゃなくて、見回り警備を……」
黒服Y「あれらは戦利品で」
黒服Y「……ああぁ」
*
黒服Y「本部テント、人少ないな。みんな後始末に出てるのか」
黒服Y「…………視線を感じる」バッ
黒服Y「なんだ人形か」
黒服Y「あれ?」
*
『ウォォォォォォォォォォオオ』
黒服Y「……何だ?」
黒服Y「……何だ?」
黒服は作業を止め、音の聞こえた方向を見た
彼方を筋肉の塊が走り抜けていく
彼方を筋肉の塊が走り抜けていく
黒服は筋肉の塊が消えていった方向を見ながら言った
黒服Y「今から僕があそこに行って、何か出来ることあるかな」
黒服Y「ないよね」
黒服は仕事を再開した
*
黒服Y「祝宴かぁ。持って行くお酒とか経費で落とせるかな」
同僚「厳しいでしょうね」
黒服Y「だよねー」