はらはらと、雪が舞う
吐き出す息が自然と白くなるくらに、寒い
はらはら、はらはら、降り続ける雪は、今日一日中降り続ける予定らしい
明日には、どれだけ雪が積もっているだろう
吐き出す息が自然と白くなるくらに、寒い
はらはら、はらはら、降り続ける雪は、今日一日中降り続ける予定らしい
明日には、どれだけ雪が積もっているだろう
「いやぁ、つもりそうだねぇ…あんたの家の前、雪かき大丈夫?あの黒服さん、メチャクチャ力仕事に向いてなさそうだけど
「チャラ男に任せるから大丈夫よ」
「チャラ男に任せるから大丈夫よ」
雪かきのバイトがある、とか言っていたような気もするが
バイトでやっているのなら、家の前の雪かきくらい、問題ないだろう
寒いのは平気みたいだから、そんなに苦でもないだろうし
そんな事を考えながら、はないちもんめの少女が友人と帰路に付いていると
バイトでやっているのなら、家の前の雪かきくらい、問題ないだろう
寒いのは平気みたいだから、そんなに苦でもないだろうし
そんな事を考えながら、はないちもんめの少女が友人と帰路に付いていると
「……ねぇ、ちょっと、そこのあなた達」
「………?」
「………?」
突然、声をかけられて
少女は、やや警戒する
声の方向に視線をやると、そこにいたのは澪簿の得ない女性
少女は、やや警戒する
声の方向に視線をやると、そこにいたのは澪簿の得ない女性
世間一般で言うと、美人の範疇に入るかもしれない女性
やや、「自分の年齢考えろや」と言うファッションではあるが…その胸に、若干の親近感を覚えた
やや、「自分の年齢考えろや」と言うファッションではあるが…その胸に、若干の親近感を覚えた
「ちょっと、聞きたい事があるんだけど、いい?」
「…何?」
「…何?」
大人相手、それも初対面の相手に突然声をかけられたことで、やや警戒するが
親近感を覚える胸に免じて、答えてやる事にした
親近感を覚える胸に免じて、答えてやる事にした
「あのね、こんな冬でも日焼けサロンに通ってるような肌してる、金髪の男知らない?21歳くらいの」
「--------っ」
「--------っ」
ぴくり
女性の言葉に…少女は、警戒を強めた
女性の言葉に…少女は、警戒を強めた
「…そんな人間、いくらでもいるんじゃない?」
「あ、そうね………それじゃあ、そう言う外見の………「翼」って名前の男、知らない?今年で21歳なんだけど」
「…?それって」
「知らないわ」
「あ、そうね………それじゃあ、そう言う外見の………「翼」って名前の男、知らない?今年で21歳なんだけど」
「…?それって」
「知らないわ」
友人の言葉を遮り、少女は言い切った
鋭い視線を女性に向け、睨みつける
鋭い視線を女性に向け、睨みつける
「そう?…なら、いいんだけど。御免ね、呼び止めて」
女性は首を傾げつつ、少女達から離れていった
おかしいわねぇ、とか呟いているような気がしたが…少女は無視して、足早に歩き出す
おかしいわねぇ、とか呟いているような気がしたが…少女は無視して、足早に歩き出す
「…ねぇ、いいの?あの女の人が言ってたのって、確実にチャラ男のことじゃあ」
「……だから、よ」
「……だから、よ」
苦虫を噛み潰したような表情浮かべる少女
…「翼」、と
あの女は、そう言った
あれは、チャラ男の名前じゃあないか
そして、あの女…外見から年齢を察するに、多分30代後半から40代前半
…「翼」、と
あの女は、そう言った
あれは、チャラ男の名前じゃあないか
そして、あの女…外見から年齢を察するに、多分30代後半から40代前半
そして、何よりも…少女の勘が、それを告げていたのだ
------あの女は、チャラ男の、母親だ
「おっかしいわね…確かに、翼があんな感じの子供と歩いてる所を見たような気がしたんだけど…」
気のせいだったのだろうか?
女は首をかしげる
知らないと言い張られて、あんなに睨まれては退くしかないじゃないか
女は首をかしげる
知らないと言い張られて、あんなに睨まれては退くしかないじゃないか
「まったく、どこにいるんだか……あの、馬鹿息子が」
雪ふる街で、女はボヤき
もう、6年近くもまともに顔を合わせていない息子を、探していた
もう、6年近くもまともに顔を合わせていない息子を、探していた
……自分が歓迎されないであろう事など、わかりきっていながらも
to be … ?