フレースヴェルグ

【名前】 フレースヴェルグ
【読み方】 ふれーすゔぇるぐ
【分類】 フレースヴェルグ
【呼ばれ方】
【備考】 【鷲】【神の使い

【詳細】

なろう版第440回投稿分「ウナギと鷲」で初登場した鷲。

「鷲」とだけ呼ばれているが、フレースヴェルグという種族であるらしく、大樹の村で急成長した世界樹に反応してやってきた。
羽根を広げると3mほどの大きさになるかなり大型の鳥で、肉食。

ただ流石に飛行系の天敵であるデーモンスパイダーには敵わないらしく、世界樹より前に大樹の方に行ったらザブトンが張り巡らせていた糸に引っかかって怖い思いをしたのだとか。

後にニーズの独白によって鷲の神の使いであることが判明した。
おそらくニーズ同様、鷲の神の指示で世界樹に接触するためにやってきたのだろう。
世界樹に巣を作ろうとしていたし。

鳥故に喋れないが、同じ鳥(?)であるアイギスとは仲良くやっており、保護者として村で暮らしている。
村に来た当初は自分のポジションが脅かされると危惧したアイギスが一生懸命隠そうと無駄な努力をしていたが、結局見つかって村の住人になった。
なお性別は定かではないが、どことなくアイギスの伴侶めいた振る舞いを感じるのは気のせいだろうか。
もっとも、アイギスの性別自体がいまだに確定していない。

たまにアイギスを背中に乗せて飛ぶ様子が目撃されている。あまり甘やかすのはどうかと思う。
村にカラス白鳥などが来た際には人見知りならぬ”鳥見知り”のアイギスが怖がって鷲の背中から離れなかったが、数日後孔雀夫婦の間にアイギスがいて拗ねた。

食事は死の森でウサギを狩って賄っているようで、デーモンスパイダーが基本的に身内側といえど、
それ以上に基礎性能が高すぎるあのキラーラビットを餌にするあたり、鷲の神の使いは伊達ではないのだろう。


ちなみに、フレースヴェルグとは北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人。名前は「死体を飲みこむ者」を意味する。
蛇の神の使いニーズの由来と思われるニーズヘッグとは同じ北欧神話由来の名前を持つが、ニーズヘッグと違ってフレースヴェルグは世界樹に直接関わりはない(管理者がwikiった限り)。

ただしフレースヴェルグと同じく北欧神話に出典のある巨大鷹ヴェズルフェルニルは同一視される事があり
世界樹ユグドラシルの別名であるトネリコの樹(主神オーディンが修行に用いたというアレ)と関係ありなので
全くの無関係とは言い難い。
(おそらくはこれがGBソフト『SaGa2~秘宝伝説』の「オーディンがらす」のモデルと思われる)

なおこの世界には北欧神話由来の名前を持つ種族がもう一体村にいるが、
世界樹との関わり、動物神との関係性は不明である。
(細かい事だが北欧神話のフェンリルは「種族名」ではなく「個体名」なので、
 この時点で関連性はかなり薄いものとみて然るべきだろう)

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最終更新:2024年07月17日 07:41