夢現聖杯儀典:re@ ウィキ

誰かの記憶

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知らない天井だ。
あれからどれだけ時間が経ったのだろう。
複数のサーヴァントが入り混じった戦いの後、ギーは気絶した。
身体の傷は現象数式で修復したとはいえ、短時間で魔力を使い過ぎた。
倦怠感は今も少し残っており、万全とはいい難い。
再びポルシオンを呼ぶには幾分かのインターバルを必要とするだろう。

「ここは、どこだ?」

意識を取り戻したギーは、横たわっていたベッドからゆっくりと体を起こし、自分の体がまだ霧散していないことに安堵する。
そして、現状把握として、部屋をぐるりと見回しては見るものの、何の変哲もないワンルームでしかない。
もっとも、自分がいたインガノックと比べると、このような部屋でもさぞや豪勢と言われるのだろう。
食べる物すら満足になく、弱き者に権利がない異形都市。
それが、インガノックだ。
この冬木の都市とにいると、真逆である彼処が地獄に感じてしまう。
特に、劣悪な環境である下層に住まう人々にとって、此処は楽園のようなものだ。
淀んだ眼で底を這いずり回らなくても、生きていける。
愛する者達が、純粋に他者のことを想える。
ただそれだけのことが、ギーにとっては何よりの幸せを感じた。
無為に子供達が涙せず、夢を見ること無く一生を終える世界ではない。
それが、どれだけ貴重で、ありがたいことか。

「僕は――」
「目が覚めたようだな。調子はどうだ?」
「君は、確か……ワイルドタイガーだったか」
「おう、覚えてくれて何よりだぜ」

過去へと思いを馳せていると、いつの間にかにそれなりに時間が経っていたらしい。
接近する気配に気づかぬ程、疲労は溜まっているようだ。
視線を横に向けると、ドアを開け、ひらひらと手を振りながら駆け寄ってくる男の姿が見える。
ワイルドタイガー、ヒーローのサーヴァント――鏑木・T・虎徹が其処にいた。
ギーは一瞬だけ顔を強張らせるもすぐに軟化させ、態勢も楽にする。

「改めて、助けてもらって感謝するよ。僕一人では切り抜けられなかった」
「んなことはねぇさ。こっちこそ、うちのマスターを助けてくれてありがとな。
 そもそも、嬢ちゃん達を助けたのはお前だぜ? 俺の方が感謝したいくらいだ」
「なら、気絶した僕達を助けてくれたのは君達だ。その謝礼を一方的に受け取るつもりはないよ」
「そっか。ま、お互い積もる話もあるし、下でゆっくり話そうや。
 俺のマスターもアンタとは話したがってるしな」

危害を加えるつもりならとっくに行っている。
自分達も人のことは言えないが、加蓮達主従は相当にお人好しらしい。
ここまで、丁重にもてなしてくれたことに感謝を覚えつつ、ギーは立ち上がる。
丁寧な礼に、からからと笑いながら翻す虎徹に、ギーはおっかなびっくりではあるが付いて行く。
出会って間もない自分に背後をあっさりと取らせる辺り、このサーヴァントのお人好しは筋金入りだ。

「ところで、僕のマスターは」
「まだ寝ているぜ。会いに行くか?」
「いや、無事ならいい。あんな戦闘に巻き込んでしまったんだ、今はゆっくりさせておきたい」
「了解。起きたら、事情をちゃんと説明しねぇとなぁ」

廊下に出て、階段を降りる。
大体は察していたことだが、この家は虎徹のマスターである北条加蓮の自宅らしい。
虎徹が気を楽にしているのが良い証拠だ。
そして、居間に出ると、ソファにだらりと座っているマスターである北条加蓮が此方に顔を向けてくる。
その表情はどこか儚げで、危うい。
一見だけではわからないが、彼女もまた内面に深い懊悩を抱えているのだろう。
聖杯戦争に参加する、ということは願いを持っていることだ。
誰だって叶えたい願いがあるから、此処にいる。

「さっきぶり、だね。キャスターさん」

北条加蓮。気怠げで、何処かインガノックにいた人々を想起させる少女。
彼女は言った。戦いなんてやめて協力しよう、と。
だが、その言葉に反して態度からはどうも熱が見られない。
まるで、流されるがままに。本当の自分を隠して斜に構えているようだ、とギーは感じる。
それは、あの都市で見たどうしようもない現実を前に諦めてしまった人々にもあった感情だ。
右手を伸ばすことを諦めていった。視界の端で踊る道化師から目を逸らしていった。記憶に蓋をして、忘却していった。
人は弱い。弱いからこそ、願いに目をくらませる。

「へぇ、あんなに大怪我だったのにすぐ治っちゃうんだ」
「そういうことができる身体でね。まあ、僕のことはいいだろう。
 君達が求めていることは大体わかる。
 情報の共有、あの時、あの場所で何があったか。だから、僕をここに連れてきた」

誰もが生きたがっている。この閉塞した箱庭の中でも、無様にみっともなく。
だから、手を取り合って不安を抑えこもうとする。
それは自分達にも当てはまることだった。

「話が早い。一応、マスターからも聞いてはいるが、改めてって感じさ。
 どうしても話したくないってことは別に話さなくてもいいが、どうだ?」

お決まりの言葉。歩み寄りの一歩。
寄り添い、手を伸ばし合う。
このように、言葉を交わすことで、相互理解を図る。

「いや、話すよ。君達には随分と助けられたからね」

とはいっても、先程の戦闘については加蓮が殆ど話したはずだ、後は少々の補足を付け加えてしまえばいい。
そして、重点的に話すことと言えば、マスターについてということになってしまう。
ギーのマスター、八神はやてが抱えている事情。
足が不自由ながらも健気に生きる少女。
未だ、聖杯戦争という事実を受け入れられず殻に閉じこもる彼女に、ギーは家族の偽物として振る舞うことしかできない。

「そっか……苦労、してんだな」

家族。
その二文字にどれだけの意味が込められていて、はやてがどれだけ執着しているのか。
同じく家庭を持っていた虎徹にはよく伝わったのか、しきりにうなずきを見せてくる。

「ま、俺達にできることがあれば言ってくれや。マスター、どうだ?」
「……私にわざわざ聞かなくても、どうせ救けちゃう癖に。
 正義のヒーローは泣いてる子供を見捨てられるか、涙を拭わず立ち去ることができるか。
 そんな問いを投げられても、私に返せる言葉は一つしかないよ」

ギーは知る由もないが、鏑木・T・虎徹はヒーローだ。夢を司る子供達の憧れである。
だから、子供に対しては人一倍優しいし、子供達の笑顔を奪う要因には容赦をしない。
ギーと彼は何かを救う為に奔走するという点ではすごく似ている。

「どうぞご勝手に。そもそも、タイガーが子供を見捨てるなんて無理でしょ?
 そんな器用なことができる人なら、私はとっくに……」

――見捨てられている。

故に、真っ直ぐな強さを持っている彼らは少女の異変に気づかない。

「シャワー、浴びてくる。着替えたはいいけど、血の匂いが身体に染み付いちゃってるし」

加蓮は立ち上がり、そのまま歩こうとするがふらりと態勢が崩れ、倒れてしまう。
虎徹が血相を変えて駆け寄ってくるが、振り向きもせずに立ち上がる。
当然、ギーは見逃さなかった。
よくよく見ると、彼女の顔色はあまりよくなく、数式医の立場からして見ても、見過ごせないものだ。

「別に、大したことじゃないよ」
「何言ってんだ! あぁ、畜生……ッ! 俺の見通しが甘過ぎた!」
「……焦らなくていいよ。いつものことだから。私の身体は元々丈夫じゃないって知ってるでしょ?」
「知ってるからこそ、労らなきゃいけねぇんだよ! 畜生、医者に連れてくべきか……!?」
「争い中の所申し訳ないんだけど、いいかな?」

だから、ギーが加蓮を見ていられなかったのはきっと、あの都市を想起させるからだろう。
怪訝な目で見返してくる彼女にギーは穏やかな微笑みを浮かべ、問いかける。

「どうやら、君の悩みは、僕の領分らしい。簡潔に言うと、君の身体を治療することが僕にはできると思う。
 僕は数式医……君達の呼び名で言うと、医者だ。名医という訳ではないから、強くは言えないけど」
「へぇ、そんなボロ布を纏った医者なんて、胡散臭いったらありゃしないっていう感じかな」
「確かに。会ってすぐのサーヴァントなんて信用に値しないのは道理だろう。
 けれど、君の身体はサーヴァントの維持、宝具の開放で体調を崩すといった貧弱さが弱点だ。
 今はいいけれど、この先を生き残るには憂いは断っておいた方がいい」

加蓮の拒絶を前にしても、やはり、ギーは右手を伸ばす。
それはいずれは敵になるかもしれないマスターであっても、だ。
巡回医としての使命か、それともインガノックの残滓か。

「これでも、色々なものを見てきたんだ。信じてほしい」

自分は本当は何を救いたかったのか。
何故かは知らないが、靄がかかったかのように、彼の頭には欠落が見られるのだ。
精神汚染というバッドスキルの影響か、ギーの視界には――道化師の姿が映っている。
きっと、その道化師が自分の総てを握っているのだろう。

「それに、僕達を助けてもらったお礼をしたい。だから、遠慮なんていらないよ」

わかるのは、救うことが自分の意義であると身体が覚えているだけだ。
道化師など、聖杯戦争など、関係なく、彼は右手を伸ばす。
北条加蓮に対しても、そのスタンスは変わらない。

「………………ごめん、いじわるが過ぎたね。
 まぁ、アンタはさっきの戦いで私を助けてくれたんだし、信じるよ」

数秒の沈黙の後に加蓮の表情は少しだけ和らぎ、伸ばされた右手をぎゅっと握り返す。
いつだって、どんな場所であっても――ギーの本領は戦う者ではなく救う者だ。
だから、だから。

――――こんにちは、ギー。

視界の端で踊る『■■■=■■■』には屈しない。

――――忘れてしまった誰かを重ねるのはやめた方がいいよ?

彼の奥底で眠る記憶を呼び覚ますには、未だ長い時間が必要だろう。












熱い。頭上から降り注ぐシャワー以上に、今の自分は火照っている。
ギーによる治療から数分後、北条加蓮は戦闘で浴びた血の匂いを洗いさるべく、シャワー室に篭っていた。
本来なら帰って直ぐといきたかったが、はやて達がいつ目覚めるかもわからないのに呑々と入る訳にはいかないと配慮した結果だ。
現在も、居間ではギーと虎徹が侃々諤々と互いの情報を交換しているだろう。
何故だか、その輪に混じりたくなかったのは自分だけ劣っていることが明確になるからなのか。
それとも、余分な重りがなくなった身体の自由を味わいたいからなのか。

「……情けな」

どうせ、この身体は治らない。
幼い時から付き合ってきたもの故に、同世代の人達より脆いことなどとっくに自覚している。
そもそも、もしもの話、北条加蓮の身体が健康体ならば、こんな聖杯戦争に参加することなどまずありえなかった。
真っ当に前に進み、夢を追いかける未来だってあったかもしれない。
いっそのこと、最初から無理だとわかるぐらいに病弱であればわかりやすかったのに。
夢を諦めるのも、俯瞰的になれたのに。
湧き出る諦観と絶望はいつもと同じく、加蓮の中で蟠りを見せている。

「なんで、こんなに簡単に、治っちゃうのよ」

小さな頃から何度も懊悩し、一生このままだと諦めていた身体が治った。
あっけない。言葉にしてみると、それしか浮かばない。
キャスターの医術は確かなものだった。
彼の操る現象数式という光は長年の悩みを数秒で消し去ってしまった。
身体に纏わりついていた倦怠感はもう何処にも残っていないし、運動をしてもすぐに動悸と目眩が起こらない。
あれだけ憎み、夢を諦めるまでに自分の人生に影響を与えたものがものの数分で無くなってしまった。
それは、加蓮にとって喜ばしいことだ。聖杯に頼らず、願いが叶う。

けれど、心の奥底に眠る炎はまだ――消えていない。

文句なしのハッピーエンドを迎えたはずが、自分の中にある焦燥感はますます膨れ上がる一方だ。
このままでいいのか。もっと、高みへ。もっと、広く。
自分の中にある欲望はこれで全て消化されきったのか。
湧き出る疑問はいつしか、加蓮の頭の中で充満し、今にも暴発しそうだ。

――こんにちは、カレン。
「……ッ!」

視界の端で道化師が踊っている。
見ているだけで気が狂いそうなその姿は加蓮の表情を曇らせるには十分だった。

――また、諦めるのかい?
「……だまって」
――きみは、いつだって、諦めている。
「ええ、その通りよ! 私は、諦めた! その為に逃げて、逃げて! こんな所にまで来ちゃった!」

この道化師と相対しているだけで、自分の中にある淀みが浮き上がってくる。
彼は全てを見ている。自分が歩んだ結末を、知っている。
嘲笑い、褒め称え、問いかけるのだ。
それが、その願いが、叶えるに足るものなのか。
道化師はいつだって、舞台の端で見守っている。

「やめてよ、もうこれ以上――ッ! 希望を見せないで! 私、信じたくなっちゃう……! 諦めたくなくなっちゃう!」

加蓮の抱く願いが本当に欲しがっている世界なのか。
彼女の奥底にある夢は、誰かを蹴落としてでも叶えるべきものではないのか。
正義なんて倫理観、捨ててしまおう。嗚呼、此処は戦場であり自分以外は総て切り捨てて進むのが最適解である。
内なる悪意が加蓮を徐々に蝕み、何度も、何度も、囁いてくる。

――アイドルをやり直したいと、願わないのかい?

そう、このように。
彼女は道化師の言葉に安々と惑わされる。

――夢をやり直したいと、思わないのかい?

今の北条加蓮を表すなら、中途半端だ。今の自分は何者にもなれず、ただぼんやりと生きているだけである。
故に、一度転がり落ちてしまえば後は容易い。
願いの底まで、彼女は身を委ねるだろう。
どんな手を使ってでも、どんな信頼を受けようとも。
夢の為に、総てをやり直す。

「やり直したいに決まってるじゃない、戻りたいに決まってるじゃない」

結局、加蓮にとって聖杯戦争は逃げでしかなかった。
聖杯で願いを叶えるなんて自分からは程遠く、縁が浅い。
彼らのように強く在れず、子供のように無邪気にもなれない自分の居場所など、何処にもない。
逃げ道に選んだ聖杯戦争も行き止まりで、加蓮は戻る他なかった。
この病弱な身体のまま、夢破れた現実へと。

「でも、それは……タイガー達を裏切ることになる! できない、できる訳がない!」

けれど、皮肉にもこの病弱な身体は治り、夢を追えるスタートラインへと立つことができた。
後は、彼らを裏切り、聖杯戦争を勝ち抜けるサーヴァントと契約したら――。

「そんなことをしたら、もう戻れない! 人殺しのアイドルなんて、誰も魅了できない!」

虎徹も、ギーも、自分とは釣り合わない。
加蓮には、彼らの在り方が酷く眩しくて見ていられなかった。
輝く英雄の証。不屈の意志をその胸に。困っている人達に救いの手を伸ばすヒーロー達。
何がヒーローだ、下らないと言えたらどんなに良かったことか。
たったそれだけで、加蓮の心にのしかかる重りは全て砕け散るというのに。

「けれど、やり直したいよ、帰りたいよ……っ! ねぇ、私はどうしたらいいのよ、答えてよ!!!」

道化師は嗤うだけで、何も答えてくれない。
こんな時、奈緒がいてくれたらいいのに。
人に頼りっぱなしの自分が、嫌になった。



【C-5/北条加蓮の家/一日目 午後】

【八神はやて@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]気絶、軽度の擦過傷、軽度の恐慌状態、宝具使用による魔力消費、下半身不随(元から)
[令呪]残り三画
[装備]なし
[道具]なし
[金銭状況]一人暮らしができる程度。
[思考・状況]
基本行動方針:日常を過ごす。
0.……
1.戦いや死に対する恐怖。
[備考]
戦闘が起こったのはD-5の小さな公園です。車椅子はそこに置き去りにされました。
北条加蓮、群体のサーヴァント(エレクトロゾルダート)を確認しました。


【キャスター(ギー)@赫炎のインガノック-what a beautiful people-】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]なし
[思考・状況]
基本行動方針:はやてを無事に元の世界へと帰す。
1.虎徹と今後について話し合う。
2.脱出が不可能な場合ははやてを優勝させることも考える(今は保留の状態)。
3.例え、敵になるとしても――数式医としての本分は全うする。
[備考]
白髪の少女(ヴェールヌイ)、群体のサーヴァント(エレクトロゾルダート)、北条加蓮、黒髪の少女(瑞鶴)、ワイルドタイガー(虎徹)を確認しました。
ヴェールヌイ、瑞鶴を解析の現象数式で見通しました。どの程度の情報を取得したかは後続の書き手に任せます。


【北条加蓮@アイドルマスターシンデレラガールズ】
[状態]健康
[令呪]残り三画
[装備]すっぽんぽん
[道具]
[金銭状況]学生並み
[思考・状況]
基本行動方針:――やり直したい。
1.自分の願いは人を殺してまで叶えるべきものなのか。
2.タイガー、ギーの真っ直ぐな姿が眩しい。
3.聖杯を取れば、やり直せるの?
[備考]
とあるサイトのチャットルームで竜ヶ峰帝人と知り合っていますが、名前、顔は知りません。
他の参加者で開示されているのは現状【ちゃんみお】だけです。他にもいるかもしれません。
チャットのHNは『薄荷』。
ヴェールヌイ及び瑞鶴は遠すぎて見えてません。
ギーの現象数式によって身体は健康体そのものになりました。
血塗れの私服は自室に隠しています。


【ヒーロー(鏑木・T・虎徹)@劇場版TIGER&BUNNY -The Rising-】
[状態]健康
[装備]私服
[道具]なし
[思考・状況]
基本行動方針:マスターの安全が第一。
0.ギーと話し合う。
1.加蓮を護る。
2.何とか信頼を勝ち取りたいが……。
3.他の参加者を探す。「脚が不自由と思われる人物」ってのは、この子だったか。
[備考]
C-5の住宅街の一角が爆撃され破壊されています。所々小規模の火災が発生しています。死傷したNPCの人数やそれに対するペナルティなどは後続の書き手に任せます。




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北条加蓮
ヒーロー(鏑木・T・虎徹)

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