神々の運命、人の子の運命 ◆QzFJmuHgIs
ガコン!!
「いたぁ!!」
何かが何かに激突した鈍い音と悲鳴が響く。
その声の主は白いシスター…もとい少女。
彼女の名はインデックス。10万3000冊もの「魔道書」をその脳内に納める、いうなれば魔道図書館である。
イギリス清教の対魔術師特別部署、「必要悪の協会」のメンバーでもある。
...まあ、こんなベッドから落ちて頭を抱えてる彼女からは想像も付かないが。
「大丈夫?」
声をかけたのはリンク―後にハイラルの勇者とも呼ばれるようになる―だった。
「いててて...大丈夫...」
インデックスは半泣き状態で答える。しかし、涙目でそんなことをいわれてもまったく説得力はない。
「熱は?...ってふらふらしてるけど!?大丈夫?!」
『静かにしてくださいよ。起きちゃいますよ..』
「ご...ごめん」
「で、大丈夫ですか?」
アリサの枕元にあるルビーも言う。事実、かなり具合が悪そうに見えた。顔色も悪い。
しかし当の本人はさほど具合は悪くない、と言った表情で、
「大丈夫。って、何で私は床にいるの?」
「いたぁ!!」
何かが何かに激突した鈍い音と悲鳴が響く。
その声の主は白いシスター…もとい少女。
彼女の名はインデックス。10万3000冊もの「魔道書」をその脳内に納める、いうなれば魔道図書館である。
イギリス清教の対魔術師特別部署、「必要悪の協会」のメンバーでもある。
...まあ、こんなベッドから落ちて頭を抱えてる彼女からは想像も付かないが。
「大丈夫?」
声をかけたのはリンク―後にハイラルの勇者とも呼ばれるようになる―だった。
「いててて...大丈夫...」
インデックスは半泣き状態で答える。しかし、涙目でそんなことをいわれてもまったく説得力はない。
「熱は?...ってふらふらしてるけど!?大丈夫?!」
『静かにしてくださいよ。起きちゃいますよ..』
「ご...ごめん」
「で、大丈夫ですか?」
アリサの枕元にあるルビーも言う。事実、かなり具合が悪そうに見えた。顔色も悪い。
しかし当の本人はさほど具合は悪くない、と言った表情で、
「大丈夫。って、何で私は床にいるの?」
………………………
「...インデックスが自分で落ちたからじゃ...」
あきれ気味にリンクが言う。
「え...?ほんと?何で?」
状況を飲み込めていないインデックス。しかし、普段の彼女の寝相を知る人間――まあ、とある少年しか知らないが――
なら、この程度で済んだ、と大喜びするはずである。ちなみにその少年は、彼女のあまりにひどい寝相のせいで、快適なベッドから追いやられて、
ユニットバスで寝ている始末だ。もちろん本人は気づいていない。知らぬは本人ばかりなり。
あきれ気味にリンクが言う。
「え...?ほんと?何で?」
状況を飲み込めていないインデックス。しかし、普段の彼女の寝相を知る人間――まあ、とある少年しか知らないが――
なら、この程度で済んだ、と大喜びするはずである。ちなみにその少年は、彼女のあまりにひどい寝相のせいで、快適なベッドから追いやられて、
ユニットバスで寝ている始末だ。もちろん本人は気づいていない。知らぬは本人ばかりなり。
「うーん??どうし...痛っ!!」
なおも疑問をあげようとしたその時、がしゃっ、と金属音がするとともに、悲鳴が上がった。
「『どうした(の/んですか)!?』」
二人(?)が声を上げる。三人(?)が足元を見ると、一振りの短刀が落ちていた。
それを見たインデックスの顔が見る見る怒りに染まっていく。
「『どうした(の/んですか)!?』」
二人(?)が声を上げる。三人(?)が足元を見ると、一振りの短刀が落ちていた。
それを見たインデックスの顔が見る見る怒りに染まっていく。
「誰?こんなの放り出してた人は!」
インデックスはそれを拾いながら言った。頭から湯気が出ている。
インデックスはそれを拾いながら言った。頭から湯気が出ている。
「怒るより前に手当てを...」
「もしこれが足じゃなかったらどうするの?まったく...」
リンクが助言をするが、それを聞きつつも文句をもらす。
片付けは苦手な(と言うより必要ない)彼女だが、こと危機管理においては誰にも負けない。
短刀についていたわずかな血をぬぐった。
「これはなのはのだったね。...もう、皆危機管理が甘すぎるんだよ...」
ぼやきながらも、踏まない場所におこう、ととりあえずランドセルのそばへ行こうとした彼女だったが、
『待ってください』
不意に呼び止められた。ルビーの視線(そんな物があるのかは疑問だが)は、その手に握られている短刀に注がれていた。
「ん?どうしたの?」
当然あるかも分からない視線などに気づくはずも無く、インデックスは聞いた。
『その刀...どこかで見たことがあるんですよ...』
「これ?何か魔術的意味でもあるの?」
インデックスがまた聞く。無論、聞くと言うことは彼女の世界の魔道書に記述が一切無いと言うことである。
「もしこれが足じゃなかったらどうするの?まったく...」
リンクが助言をするが、それを聞きつつも文句をもらす。
片付けは苦手な(と言うより必要ない)彼女だが、こと危機管理においては誰にも負けない。
短刀についていたわずかな血をぬぐった。
「これはなのはのだったね。...もう、皆危機管理が甘すぎるんだよ...」
ぼやきながらも、踏まない場所におこう、ととりあえずランドセルのそばへ行こうとした彼女だったが、
『待ってください』
不意に呼び止められた。ルビーの視線(そんな物があるのかは疑問だが)は、その手に握られている短刀に注がれていた。
「ん?どうしたの?」
当然あるかも分からない視線などに気づくはずも無く、インデックスは聞いた。
『その刀...どこかで見たことがあるんですよ...』
「これ?何か魔術的意味でもあるの?」
インデックスがまた聞く。無論、聞くと言うことは彼女の世界の魔道書に記述が一切無いと言うことである。
『うーん...えっと...ああ!思い出しました!...それは「アゾット剣」です』
「アゾット剣?これが?」
「アゾット剣?これが?」
アゾット剣。稀代の錬金術師、パラケルススが愛用したとも言われる短剣。
錬金の奥義が内包されてるとも言われ、銘の「アゾット」と言う単語もそれを象徴している。
ちなみに意味は「錬金」だ。
錬金の奥義が内包されてるとも言われ、銘の「アゾット」と言う単語もそれを象徴している。
ちなみに意味は「錬金」だ。
もちろん魔道書図書館内にその剣についての記述もある。だが。
気づくはずが無いのだ。根本から世界が違うなら、術式、礼装もまた然り。
しかし。
気づくはずが無いのだ。根本から世界が違うなら、術式、礼装もまた然り。
しかし。
「...言われてみれば、確かに。気づかなかったんだよ」
同じ「魔術」なら、世界ごとに相似点が出てくるのも然りである。
『これはおそらくこっちの世界の礼装です。
一人前の魔術師になった者にあげるって言うのが通例ですね。
しかもこれは模造品...ていうか、刃の部分に微妙な違いが見られますが、
本質的には変わらないでしょう。』
ルビーがアゾット剣について丁寧な解説をすると
一人前の魔術師になった者にあげるって言うのが通例ですね。
しかもこれは模造品...ていうか、刃の部分に微妙な違いが見られますが、
本質的には変わらないでしょう。』
ルビーがアゾット剣について丁寧な解説をすると
「さっきはなんで気づかなかったの?」
インデックスは聞く。それには自問の意味も含まれていた。
『ええ、さっきはよく見てませんでしたから』
「これは...確か神社の倉庫から持ってきた...」
さらっとかなりとんでもない事をルビーが言ったのはさておき、リンクが思い当たりを述べる。
「神社、ね」
『何か思い当たる節でも?』
「いや、なんでも...無い」
その時、インデックスの体がふらりと傾いた。もともとかなり熱が有ったのだ。頑固な彼女がそれを隠していただけで。
「『!!』」
インデックスは心配をかけまいと、足を踏ん張って立とうとするが、
インデックスは聞く。それには自問の意味も含まれていた。
『ええ、さっきはよく見てませんでしたから』
「これは...確か神社の倉庫から持ってきた...」
さらっとかなりとんでもない事をルビーが言ったのはさておき、リンクが思い当たりを述べる。
「神社、ね」
『何か思い当たる節でも?』
「いや、なんでも...無い」
その時、インデックスの体がふらりと傾いた。もともとかなり熱が有ったのだ。頑固な彼女がそれを隠していただけで。
「『!!』」
インデックスは心配をかけまいと、足を踏ん張って立とうとするが、
ツルッ!
足元にあったタオルで滑った。なすすべも無くインデックスの体は地面にたたきつけられる。
「『だ...大丈夫(ですか)?』」
リンクとルビーが心配そうに声をかける。
インデックス本人にそこまでのダメージは無かったのだが、かなり派手に転んだように見えたらしい。
「大丈夫。...心配しなくても...え?」
そこで彼女は気づいた。床に刻まれた、有る模様に。
這いつくばらなければ、見えないほど薄く刻まれたそれは、しかし、
彼女の目をごまかすことは出来なかった。
「これは――――!!」
そこで彼女が見たものは――――
「『だ...大丈夫(ですか)?』」
リンクとルビーが心配そうに声をかける。
インデックス本人にそこまでのダメージは無かったのだが、かなり派手に転んだように見えたらしい。
「大丈夫。...心配しなくても...え?」
そこで彼女は気づいた。床に刻まれた、有る模様に。
這いつくばらなければ、見えないほど薄く刻まれたそれは、しかし、
彼女の目をごまかすことは出来なかった。
「これは――――!!」
そこで彼女が見たものは――――
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「ん...?此処は...?」
意識を取り戻したアリサの第一声はそれだった。
事実、此処には何も無かった。なんだか浮いているような感覚だけ有る。後は真っ暗だ。
周りには暗闇しかないのだが、なぜか不安にはならなかった。
むしろ、安心を与えてくれるような、そんな暗闇だ。
意識を取り戻したアリサの第一声はそれだった。
事実、此処には何も無かった。なんだか浮いているような感覚だけ有る。後は真っ暗だ。
周りには暗闇しかないのだが、なぜか不安にはならなかった。
むしろ、安心を与えてくれるような、そんな暗闇だ。
時が流れてゆく。否、時の流れさえも分からない。ただ、自分だけがここにいる。それだけだ。
(...なんだか気持ちいいかも。)
アリサもだんだんこの感覚に慣れていく。違和感さえ、薄れていく。
アリサの「自分」が薄れてきたその時、暗闇を裂くように一条の光が差し込んだ。
アリサの「自分」が薄れてきたその時、暗闇を裂くように一条の光が差し込んだ。
「っ...まぶし...」
暗闇に慣れていたアリサの目は、その光の中に一つのぼんやりとした人影を見た。
しかし、細かいところまでは分からない。
しかし、細かいところまでは分からない。
「あんた――誰?」
アリサは思わずそんな言葉を発していた。事実、アリサには誰か分からなかった。
だが、その人影はひどく、悲しそうな顔をした...気がした。
だが、その人影はひどく、悲しそうな顔をした...気がした。
アリサの目が光になれて行く。そこで見たものは...
「なのは?どうしてここに?」
アリサのその台詞に応じることなく、彼女は顔を背ける。
そのまま彼女は歩き出してしまった。アリサから、逃げるように。
アリサのその台詞に応じることなく、彼女は顔を背ける。
そのまま彼女は歩き出してしまった。アリサから、逃げるように。
「ちょっと...?待ってよ!ねえ、なのは!!」
彼女の制止も振り切って、なのはは歩き続ける。
それを見たアリサは、直接とめようと、なのはを追いかけだした。
それを見たアリサは、直接とめようと、なのはを追いかけだした。
普段だったら、アリサは3秒とかからず、腕をつかむだろう。
だが、今は違った。
いくら走っても、全然距離がつまらないのだ。
体力の差は歴然のはずなのに、いくら走っても、走っても、追いつけない。
届いたと思うと、すり抜けるようによけられる。
だが、今は違った。
いくら走っても、全然距離がつまらないのだ。
体力の差は歴然のはずなのに、いくら走っても、走っても、追いつけない。
届いたと思うと、すり抜けるようによけられる。
手が、届かない。
そのうち、向こうのほうに光が見えてきた。
なのははその中に消えた。アリサもまた、そこに入って行った。
なのははその中に消えた。アリサもまた、そこに入って行った。
そこは、とても明るいところだった。この場所にはなんとなく見覚えが有る。
というか、
(学校じゃないの、ここ...)
というか、
(学校じゃないの、ここ...)
アリサたちがいつも通っている学校だった。
アリサにとっては楽しい思い出がたくさん詰まったこの場所。
楽しかったこの場所は、しかし今の彼女にとってはただただ苦しい場所だった。
――思い出が、よみがえってくるからだ。
(ここでなのはと殴りあったっけ。)
よみがえってくる日々。しかしそれに耳を貸している時間は無い。
一刻も早く、なのはを連れ戻さないといけない。
彼女自身、もはや何のために追うのか分かっていない。
ただただ、強い焦燥が有るだけ。
だけど彼女はわき目も振らず、走り続ける。
アリサにとっては楽しい思い出がたくさん詰まったこの場所。
楽しかったこの場所は、しかし今の彼女にとってはただただ苦しい場所だった。
――思い出が、よみがえってくるからだ。
(ここでなのはと殴りあったっけ。)
よみがえってくる日々。しかしそれに耳を貸している時間は無い。
一刻も早く、なのはを連れ戻さないといけない。
彼女自身、もはや何のために追うのか分かっていない。
ただただ、強い焦燥が有るだけ。
だけど彼女はわき目も振らず、走り続ける。
しかし。
「はあ、はあ、……どこに……いるのよ…はあ…」
見失ってしまった。もう視界のどこにもなのはの姿は無い。
「どこにいるのよ!!出てきなさいよ!!」
叫んでも無駄だった。なのはは、こない。
「どこにいるのよ!!出てきなさいよ!!」
叫んでも無駄だった。なのはは、こない。
叫んでも疲れただけだったので、彼女は冷静に辺りを見回してみた。
(ここは...?)
教室だった。今まで平穏な日常が繰り返された、平穏の象徴とも言うべき場所。
「よりによってなんでこんな場所に...」
ここにいるとつらくなる。もう戻ってこない日々が、心に刺さる。
きびすを返そうとした彼女だったが、それは意外な声によって制止された。
「待って」
それは。アリサにとってはかけがえの無かった人の一人の声。
彼女の目の前でその命を散らした、親友。
アリサは振り返る。その顔を直視した。
「久しぶりやな。アリサちゃん」
死んだはずの、八神はやてがそこにいた。
(ここは...?)
教室だった。今まで平穏な日常が繰り返された、平穏の象徴とも言うべき場所。
「よりによってなんでこんな場所に...」
ここにいるとつらくなる。もう戻ってこない日々が、心に刺さる。
きびすを返そうとした彼女だったが、それは意外な声によって制止された。
「待って」
それは。アリサにとってはかけがえの無かった人の一人の声。
彼女の目の前でその命を散らした、親友。
アリサは振り返る。その顔を直視した。
「久しぶりやな。アリサちゃん」
死んだはずの、八神はやてがそこにいた。
「はや...て?どうしてここに...?」
それは当然の疑問だった。まあ、本人にもここがどこだか分かってないが。
「いるからいるんやろ。死んでるとか生きてるとか、そういうのはどっちでもいいやないか」
「......」
「いるからいるんやろ。死んでるとか生きてるとか、そういうのはどっちでもいいやないか」
「......」
相当の暴論だった。納得できるはずは無いが、食い下がっても仕方が無い。
「それはいいとして、なにが起きてるのか教えてくれへんか?なんか良く分からんうちにいろいろおこっとるみたいだしね」
「...分かった。じゃあ、話すよ。あんたが死んでからおこった事を」
「...分かった。じゃあ、話すよ。あんたが死んでからおこった事を」
そして彼女は話し始めた。しばらく何もでいなかったこと、フェイトが死んだ事が分かった事、
ヴィータとぶつかった事。その思いの深さ。敗北。転移後の出会い。そして戦い。説得。
ヴィータとぶつかった事。その思いの深さ。敗北。転移後の出会い。そして戦い。説得。
「いつだってそうだった。そう。
ヴィータと戦った時だって、私は手も足も出なかった。なのはを助けようとしたときだって、
行かないでって縋っただけ。ここに来る前だって。あんたたちが魔法とかで戦って、傷ついて、
ぶつかって。私は何も出来ないうちに、なのはは勝手に傷ついて、勝手に強くなって、
勝手に変わって行く!!皆変わる!!なのに...私なんて...力を持ったところで、
何にも出来なかった!!きっとこれからも..」
行かないでって縋っただけ。ここに来る前だって。あんたたちが魔法とかで戦って、傷ついて、
ぶつかって。私は何も出来ないうちに、なのはは勝手に傷ついて、勝手に強くなって、
勝手に変わって行く!!皆変わる!!なのに...私なんて...力を持ったところで、
何にも出来なかった!!きっとこれからも..」
いつの間にか、彼女の報告は自らを罵倒する、自虐の言葉になっていた。
「アリサちゃん。...無理せんでもいいんよ?」
はげますはやて。でも、彼女には効果は無い。
「いいや。きっと皆心の中で、お荷物だって思ってる。...なんにもできないから...何も出来ない?
そうよ。何も出来ない。...」
一人で沈んで行くアリサ。はやてはそれを見て、
「アリサちゃん。...無理せんでもいいんよ?」
はげますはやて。でも、彼女には効果は無い。
「いいや。きっと皆心の中で、お荷物だって思ってる。...なんにもできないから...何も出来ない?
そうよ。何も出来ない。...」
一人で沈んで行くアリサ。はやてはそれを見て、
パアン
頬を張った。思いきり。手加減なしで。
どしゃあ、とアリサが倒れた。
「え...?」
頬を押さえながら立ち上がろうとするアリサに、はやては告げる
「え...?」
頬を押さえながら立ち上がろうとするアリサに、はやては告げる
「そんな事...誰も思ってないよ...何も出来ないなんて、言わないで...
アリサちゃん達がいたから、なのはちゃんやフェイトちゃんは戦えたと思うよ。
きっと、何も出来ないなんて事は無い。言わなかったのは、心配かけたくなかったからや。
アリサちゃんなら分かるやろ?なのはちゃんが、どうして抱え込んでまうか」
アリサは気づいた。彼女の目に浮かぶ、涙を。
「でも...実際、何も出来なかった。ただ縋ることしか出来なかった!!」
「アリサちゃんは。アリサちゃんの出来る事をやればいい」
それは彼女に、かなりの衝撃を伴って伝わった。
「え?...どういう....?」
「かんたんや。縋るだけでもいい、って言ってる。アリサちゃんに、いったい何が出来るか。
一緒にいて、手を握ってあげるだけでもいいんや。きっと」
それは。いつだったか。決心したではないか。少しでも、日常の中にいても、
精一杯、なのは達を助けようと。...結局そこへ戻るのだ。
「で...でも...」
「どっち道、それしかないんや。無理してもなににもならない。
私だって、...」
声に悔恨の色が混じる。それを聞き取って、アリサが聞く。
アリサちゃん達がいたから、なのはちゃんやフェイトちゃんは戦えたと思うよ。
きっと、何も出来ないなんて事は無い。言わなかったのは、心配かけたくなかったからや。
アリサちゃんなら分かるやろ?なのはちゃんが、どうして抱え込んでまうか」
アリサは気づいた。彼女の目に浮かぶ、涙を。
「でも...実際、何も出来なかった。ただ縋ることしか出来なかった!!」
「アリサちゃんは。アリサちゃんの出来る事をやればいい」
それは彼女に、かなりの衝撃を伴って伝わった。
「え?...どういう....?」
「かんたんや。縋るだけでもいい、って言ってる。アリサちゃんに、いったい何が出来るか。
一緒にいて、手を握ってあげるだけでもいいんや。きっと」
それは。いつだったか。決心したではないか。少しでも、日常の中にいても、
精一杯、なのは達を助けようと。...結局そこへ戻るのだ。
「で...でも...」
「どっち道、それしかないんや。無理してもなににもならない。
私だって、...」
声に悔恨の色が混じる。それを聞き取って、アリサが聞く。
「...はやては悔しくないの?何も出来なくなっちゃって...」
「――私は、後悔なんてしてへんよ。ヴィータは心配やけど...アリサちゃんに頼んだから」
アリサは悟った。はやては、本当に後悔なんてしていない。ただただ、家族が、親友が、心配なだけ。
何でこんなに優しい人が死ななければならなかった?
なぜ?
――答えは、明白だった。
「...そうだね。分かったよ。そのとおりだよ。」
ポツリとアリサがつぶやく。はやては、頷いた。
「...アリサちゃん。忘れないで。私の世界もそこに有る世界や」
はやてが、アリサの胸を指しながら言う。...今までのアリサなら、分からなかったろう。
「――私は、後悔なんてしてへんよ。ヴィータは心配やけど...アリサちゃんに頼んだから」
アリサは悟った。はやては、本当に後悔なんてしていない。ただただ、家族が、親友が、心配なだけ。
何でこんなに優しい人が死ななければならなかった?
なぜ?
――答えは、明白だった。
「...そうだね。分かったよ。そのとおりだよ。」
ポツリとアリサがつぶやく。はやては、頷いた。
「...アリサちゃん。忘れないで。私の世界もそこに有る世界や」
はやてが、アリサの胸を指しながら言う。...今までのアリサなら、分からなかったろう。
だが、今のアリサになら分かった。その、意味が。
「はやて...」
「そろそろ、時間やな。...頼んだよ、アリサちゃん」
願いのこもった言葉を、託す。
「...頼んだよ、じゃない――、一緒でしょ?」
そしてアリサは、それを受け取る。胸を指して、そんな事を言った。
世界が、白くかすんでいく。
白く、白くなって行く世界で、はやては、――――微笑んだ。
「はやて...」
「そろそろ、時間やな。...頼んだよ、アリサちゃん」
願いのこもった言葉を、託す。
「...頼んだよ、じゃない――、一緒でしょ?」
そしてアリサは、それを受け取る。胸を指して、そんな事を言った。
世界が、白くかすんでいく。
白く、白くなって行く世界で、はやては、――――微笑んだ。
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白い悪魔。そう。それが彼女に与えられた、いや、自分で選び取った名。悪魔は非情。
冷徹に人を裁く。そこに私情は挟まない。悪人を駆逐したり、感情が有るとどうしてもできないことを引き受ける、いわば汚れ役。
もとから彼女がいたわけじゃない。ただ、ここに来てからの自身のあり方に、『感情』が耐え切れなかったから生まれた、いうなれば代役。
冷徹に人を裁く。そこに私情は挟まない。悪人を駆逐したり、感情が有るとどうしてもできないことを引き受ける、いわば汚れ役。
もとから彼女がいたわけじゃない。ただ、ここに来てからの自身のあり方に、『感情』が耐え切れなかったから生まれた、いうなれば代役。
いや、代役と言う表現は適切ではない。彼女も「高町なのは」の一部なのだから。ただ、役割が違うだけ。
役割。そう、彼女に与えられた役割は、汚れることだ。「高町なのは」が描いた理想...願望をかなえるために
受けなければいけない汚れを、一手に引き受ける。彼女は、そのためにいる。
役割。そう、彼女に与えられた役割は、汚れることだ。「高町なのは」が描いた理想...願望をかなえるために
受けなければいけない汚れを、一手に引き受ける。彼女は、そのためにいる。
彼女なら、もしその理想が対価として人の血を要求したとしても、きっと躊躇わずその手を血で塗りつぶすだろう。
そして決してひるまない。
彼女は、その役割ゆえに人としての機能――喜、怒、哀、楽、友情、愛情その他の感情――を、可能な限り排して有る。
排する、と言うのも語弊が有るかもしれない。彼女のもう一つの部分、『高町なのは』にすべて担ってもらったと言うほうが正しいか。
そして決してひるまない。
彼女は、その役割ゆえに人としての機能――喜、怒、哀、楽、友情、愛情その他の感情――を、可能な限り排して有る。
排する、と言うのも語弊が有るかもしれない。彼女のもう一つの部分、『高町なのは』にすべて担ってもらったと言うほうが正しいか。
そして彼女に残ったのは、「理性」と「使命」だけになった。
――――だからこその「白い悪魔」。人として人らしく感じる機能を喪ったモノを、他になんと呼べばいい?
『狂人とは理性を失った人のことではない。狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である』
――――誰が言った台詞だっただろうか。今になって思い出すこの台詞。
そのとおりだ。と今の彼女には思うことができた。しかし、いや、だからこそ、彼女は――白い悪魔は止まらない。
――――誰が言った台詞だっただろうか。今になって思い出すこの台詞。
そのとおりだ。と今の彼女には思うことができた。しかし、いや、だからこそ、彼女は――白い悪魔は止まらない。
しかし彼女は気づかない。...彼女は、まごうと無き彼女自身だと言うことに。
彼女はあくまでも、「高町なのは」の一部だ。彼女の望みは、「高町なのは」の望みであり、『高町なのは』の望みでも有るのだ。
...高町なのはの望み。それは、幼少期(今でもそうだが)に、有る経験をした事からきている。
有る体験。それは独りでいた、と言うことである。
家に帰っても、誰にも相手にされない。周りに家族はいるのに、なぜか感じる孤独。なぜか感じる心の距離。
父親が怪我をしてからは、それはいっそうひどくなった。家に帰っても、誰もいない。
一人で過ごす夕暮れ。帰ってくる家族を待つ間、彼女は考え、そして願った。
...高町なのはの望み。それは、幼少期(今でもそうだが)に、有る経験をした事からきている。
有る体験。それは独りでいた、と言うことである。
家に帰っても、誰にも相手にされない。周りに家族はいるのに、なぜか感じる孤独。なぜか感じる心の距離。
父親が怪我をしてからは、それはいっそうひどくなった。家に帰っても、誰もいない。
一人で過ごす夕暮れ。帰ってくる家族を待つ間、彼女は考え、そして願った。
――皆と仲良くなって、楽しくいたい。
...だから彼女は杖を振るった。だから彼女は撃ち続けた。
分かり合うために。仲良くなるために。
分かり合うために。仲良くなるために。
...この願いを。どうやって悪魔がかなえると言うのか。
自分の願いと完全に矛盾する役割を与えられてしまった人格。
自分の願いと完全に矛盾する役割を与えられてしまった人格。
...彼女自身、気づいている。とっくに気づいている。
しかし、彼女には「気づく」事すら許されない。気づいてしまえば、きっと何かが崩れるから。
役割を、維持できなくなるから。認める事が、許されない。
しかし、彼女には「気づく」事すら許されない。気づいてしまえば、きっと何かが崩れるから。
役割を、維持できなくなるから。認める事が、許されない。
しかも矛盾はそれだけではない。
何度も言うように、彼女はどこまで行っても「高町なのは」なのだ。そして壊れているわけでもない。
つまり、彼女自身がなる事のできないもの――感情をなくした悪魔になど、絶対になれないのだ。
どんなに磨耗しようと。どんなに擦り切れようと。
しかし彼女はなろうとした。意固地になって、自分の感情、人としての部分を否定した。
夢で笑っていた自分は。ほかの誰かだと思い込む事によって。自分を、他人と見る事によって。
――そこで矛盾が生まれてしまった。
何度も言うように、彼女はどこまで行っても「高町なのは」なのだ。そして壊れているわけでもない。
つまり、彼女自身がなる事のできないもの――感情をなくした悪魔になど、絶対になれないのだ。
どんなに磨耗しようと。どんなに擦り切れようと。
しかし彼女はなろうとした。意固地になって、自分の感情、人としての部分を否定した。
夢で笑っていた自分は。ほかの誰かだと思い込む事によって。自分を、他人と見る事によって。
――そこで矛盾が生まれてしまった。
...矛盾。そう矛盾だ。感情が無い悪魔に、少しでも感情が有ってどうするのか。
本来なら中途半端な感情は中途半端な行動を生む。
だが。その程度では彼女の行動は変わらない。
否、変われない。その役割は与えられていないから。そんな行動は彼女の中には無いから。
本来なら中途半端な感情は中途半端な行動を生む。
だが。その程度では彼女の行動は変わらない。
否、変われない。その役割は与えられていないから。そんな行動は彼女の中には無いから。
だから彼女は、願う。自分を否定する、矛盾した願いを。
止めてほしい、と。救い上げてほしいと。この闇から。
彼女をがんじがらめに縛り付ける、この矛盾から。この鎖から。
もちろん、自覚は無い。彼女は、気づかない。
止めてほしい、と。救い上げてほしいと。この闇から。
彼女をがんじがらめに縛り付ける、この矛盾から。この鎖から。
もちろん、自覚は無い。彼女は、気づかない。
全ての矛盾に、彼女は気づかない。否。気づけない。気づいたら、崩れるかもしれないから。
だから彼女は気づかない。
だから彼女は気づかない。
――――自分の存在自体が矛盾している、なんて事には。
*****************************************************
「何?何かあったの?」
リンクが聞く。リンクが心配になるくらい彼女の言い方は深刻だった。
インデックスがそれを指差す。それは、円だった。半径は1メートルくらい。かなり正確な円だ。
そこから無数の線が部屋の壁に向かって延びている。
「......なにこれ?」
リンクが疑問の声を上げるのも無理は無い。素人目にはただの円にしか見えない。
だが。
『!!!――――これは...!!』
「ルビーにはわかるみたいだね。そう。これは...魔法陣だよ。」
リンクが聞く。リンクが心配になるくらい彼女の言い方は深刻だった。
インデックスがそれを指差す。それは、円だった。半径は1メートルくらい。かなり正確な円だ。
そこから無数の線が部屋の壁に向かって延びている。
「......なにこれ?」
リンクが疑問の声を上げるのも無理は無い。素人目にはただの円にしか見えない。
だが。
『!!!――――これは...!!』
「ルビーにはわかるみたいだね。そう。これは...魔法陣だよ。」
魔法陣。魔法を使う時に補助として、そして時としてメインに、使われる図形の名称である。
『これは初期の魔法陣...いや、魔法円とでも行ったほうがいいかも知れないですね。』
「うん。これにはほとんど何も記述が無い。つまり、発生させられる力は弱いけど、」
『どんな魔術にも使える、と言うことですか...』
そう。魔法陣は図形をどんどん複雑にして発展してきた。しかし、それは一種の退化とも言える。使える用途が限定されてくるからだ。
それに対して、本来の魔法陣...初期の魔法陣にそんな心配は要らない。文字や無駄な図形の制約が無いからだ。
『しかし、何でまたこんなものが?』
「うーん、何でだろ...ん?まって...」
何か引っかかる。そこでインデックスはあることを思い出した。
「ここって...確か建物の中では一番北にあるよね」
「うん...確かにそうだけど。それが?」
話の内容がまったくわからないリンクが答える。
『...なるほど。北の部屋の中心に魔法陣。ついでにここは寝室、ときましたか。出来過ぎですね。』
「うん。そうだよ。北は日本仏教において冥途へといたる方角。そこへ完全と調和を意味する円が来た。
『これは初期の魔法陣...いや、魔法円とでも行ったほうがいいかも知れないですね。』
「うん。これにはほとんど何も記述が無い。つまり、発生させられる力は弱いけど、」
『どんな魔術にも使える、と言うことですか...』
そう。魔法陣は図形をどんどん複雑にして発展してきた。しかし、それは一種の退化とも言える。使える用途が限定されてくるからだ。
それに対して、本来の魔法陣...初期の魔法陣にそんな心配は要らない。文字や無駄な図形の制約が無いからだ。
『しかし、何でまたこんなものが?』
「うーん、何でだろ...ん?まって...」
何か引っかかる。そこでインデックスはあることを思い出した。
「ここって...確か建物の中では一番北にあるよね」
「うん...確かにそうだけど。それが?」
話の内容がまったくわからないリンクが答える。
『...なるほど。北の部屋の中心に魔法陣。ついでにここは寝室、ときましたか。出来過ぎですね。』
「うん。そうだよ。北は日本仏教において冥途へといたる方角。そこへ完全と調和を意味する円が来た。
これならきっとただの魔法円でもかなりの魔術的意味をもたせることができるだろうね。それにこれが書かれているのは部屋の中心。
部屋に「一つの世界」の役割を持たせる事でその場に「世界の中心」に魔法円を書いたことになる。」
『何のために...?』
疑問を浮かべる二人。そしてインデックスは気がついた。この会場に満ちるある気配に。
「ルビー。気づいてる?この会場、どこかおかしいって」
『おかしい...ですか。確かにおかしいですね。なぜか私も本調子じゃありませんし。何より大源(マナ)がおかしい。
何かいつもと違う感じがしますね。』
唐突な質問に疑問符を浮かべながらもルビーが答える。
「うん。マナって言うのはこっちで言う世界の力に当たると思うけど、たぶんそれを、ジェダが仕切ってしまっているの。...支配している、
と言ってももいいかも。」
大源の支配。それが意味するところはつまり――
『そんな...ここはジェダの固有結界だって言うんですか!!』
部屋に「一つの世界」の役割を持たせる事でその場に「世界の中心」に魔法円を書いたことになる。」
『何のために...?』
疑問を浮かべる二人。そしてインデックスは気がついた。この会場に満ちるある気配に。
「ルビー。気づいてる?この会場、どこかおかしいって」
『おかしい...ですか。確かにおかしいですね。なぜか私も本調子じゃありませんし。何より大源(マナ)がおかしい。
何かいつもと違う感じがしますね。』
唐突な質問に疑問符を浮かべながらもルビーが答える。
「うん。マナって言うのはこっちで言う世界の力に当たると思うけど、たぶんそれを、ジェダが仕切ってしまっているの。...支配している、
と言ってももいいかも。」
大源の支配。それが意味するところはつまり――
『そんな...ここはジェダの固有結界だって言うんですか!!』
固有結界。世界中の魔術師たちが目指す、魔術の一つの到達点。最も魔法に近いと言われている、最大級の禁呪。
リアリティ・マーブルとの別称を持つこの魔術の真髄は、自分の心の世界、心象世界を外界へ引きずり出すこと。
リアリティ・マーブルとの別称を持つこの魔術の真髄は、自分の心の世界、心象世界を外界へ引きずり出すこと。
「固有結界って言うのは良くわからないけど、たぶんそれ。たぶんジェダはこの世界そのものを儀式場にしたいんだと思う。」
『それは...ものすごいことですよ。固有結界って言うのは、魔術師が夢見る最高の神秘です。そんなものをこんな範囲で、
しかもこんな長時間にわたって展開し続けるなんて...いや、ありえるかもしれませんね。
世界一つを儀式場にする超大魔術。おそらく相当の大事になりますよ。』
そんな話はルビーもインデックスも聞いた事が無い。
「だろうね。世界一つ規模の術式なんてそうそう無い。きっとほかにも何かあると思うけど...まって、世界一つ?
何か引っかかる...」
『世界一つ...有名どころだと「世界創造」、「最後の審判」、「千年王国」、「末法の世」、後は「神々の運命」とかですかねえ』
「神々の運命...世界創造...まさか...」
そこで彼女はある言葉に思い至った。
「――世界を救うために君たちには殺し合いを――」
それは、このゲーム始まりのとき、主催者のジェダが発した台詞。
『!!...それは...いやまさか...』
「ありえないことじゃないよ。あいつが私たちを「幾多もの次元世界」から連れてきたんなら、役割も合う。」
『じゃあ、私たちが本調子を発揮できなかったのも――吸収されていたんですか』
「うん。あいつ一人の魔力じゃ足りないだろうからね。ここへ来た人たちの魔力もきっと――」
「...ちょっと待って。話がぜんぜんわからない。わかりやすく説明して」
知恵熱が出かけていたリンクがたまりかねて言う。たしかに彼女らはリンクの理解の範囲外の会話をしていた。
『それは...ものすごいことですよ。固有結界って言うのは、魔術師が夢見る最高の神秘です。そんなものをこんな範囲で、
しかもこんな長時間にわたって展開し続けるなんて...いや、ありえるかもしれませんね。
世界一つを儀式場にする超大魔術。おそらく相当の大事になりますよ。』
そんな話はルビーもインデックスも聞いた事が無い。
「だろうね。世界一つ規模の術式なんてそうそう無い。きっとほかにも何かあると思うけど...まって、世界一つ?
何か引っかかる...」
『世界一つ...有名どころだと「世界創造」、「最後の審判」、「千年王国」、「末法の世」、後は「神々の運命」とかですかねえ』
「神々の運命...世界創造...まさか...」
そこで彼女はある言葉に思い至った。
「――世界を救うために君たちには殺し合いを――」
それは、このゲーム始まりのとき、主催者のジェダが発した台詞。
『!!...それは...いやまさか...』
「ありえないことじゃないよ。あいつが私たちを「幾多もの次元世界」から連れてきたんなら、役割も合う。」
『じゃあ、私たちが本調子を発揮できなかったのも――吸収されていたんですか』
「うん。あいつ一人の魔力じゃ足りないだろうからね。ここへ来た人たちの魔力もきっと――」
「...ちょっと待って。話がぜんぜんわからない。わかりやすく説明して」
知恵熱が出かけていたリンクがたまりかねて言う。たしかに彼女らはリンクの理解の範囲外の会話をしていた。
「そっか。ごめん。わかりやすく言うと、「このゲームの主催者はなにが目的か?」って言う話だよ。
たぶんあの自称冥王様はこの世界を救うために動いてる。いや、こういったほうがいいかな。
あいつはこの世界をあいつの思ったとおりに長生きさせるために動いてる。」
「............?」
『まあつまり、この世界はパズルのピースがずれてしまってくみ上げられているようなものだから、
一度ぶっ壊して組みなおそう、と言うことですよ。』
「!!――そんな」
そのたとえならなんとなくリンクもわかる。それが意味するところはつまり―――
『リンクさんの考えるとおりです。「組みなおす」には一度「壊す」と言う手順が必要になります。
きっと壊すための力の増幅と、世界創造のための確固たるイメージ作り...そうですか。
ここはジェダだけの固有結界じゃない。ここは一人ひとりの魔力を使って合同で結界を張っている、ということです』
たぶんあの自称冥王様はこの世界を救うために動いてる。いや、こういったほうがいいかな。
あいつはこの世界をあいつの思ったとおりに長生きさせるために動いてる。」
「............?」
『まあつまり、この世界はパズルのピースがずれてしまってくみ上げられているようなものだから、
一度ぶっ壊して組みなおそう、と言うことですよ。』
「!!――そんな」
そのたとえならなんとなくリンクもわかる。それが意味するところはつまり―――
『リンクさんの考えるとおりです。「組みなおす」には一度「壊す」と言う手順が必要になります。
きっと壊すための力の増幅と、世界創造のための確固たるイメージ作り...そうですか。
ここはジェダだけの固有結界じゃない。ここは一人ひとりの魔力を使って合同で結界を張っている、ということです』
「??...どういうこと?」
インデックスが割り込む。
『さっきも言いましたが、固有結界って言うのは魔術の一つの到達点です。
その極意は、「自分の心象世界を現実に侵食させる」ことなんです。地図出せますか?』
インデックスが割り込む。
『さっきも言いましたが、固有結界って言うのは魔術の一つの到達点です。
その極意は、「自分の心象世界を現実に侵食させる」ことなんです。地図出せますか?』
リンクが地図を持ち出す。
『ここと、ここと、...まあ、たくさんありますが、特徴的な建物は、みんな私たちの心象世界から来ているなら、
辻褄が合います。』
辻褄が合います。』
「そうか、合同で張ればそれだけ世界の総量も増えるってことだね。
こっちで言うなら「黄金練成」と同系統の魔術かな?なるほど、それならきっと世界の略図を作れるね。」
こっちで言うなら「黄金練成」と同系統の魔術かな?なるほど、それならきっと世界の略図を作れるね。」
「?????????」
またわけのわからない話になって来た。
『まあつまり、この世界はここへ連れて来られた人たち皆の心の中の風景を具現化してるって事です』
例によってルビーのわかりやすい解説が入る。
それにはリンクも思いあたりが合った。
「そういえば...梨花ちゃんも、神社を見て、「ここは自分の神社だ」って言ってたよ」
「やっぱり...それなら辻褄もあうね。」
「ええ。心象風景って言うのは、一人ひとり違うんです。本来なら、合同でこれを張るなんて事は無理なんですが...」
ルビーはそこでいったん言葉を切った。
「話は変わりますけど、リンクさん。人の考えを一つにまとめるにはどうすればいいと思いますか?」
「え?」
唐突に話を振られたリンクが一瞬あわてる。
「うーん」
(人の考えをまとめるって言えばやっぱり...)
リンクはもともと全般的に能力は高い。決して頭が悪いわけではない。
だが、この面子の中では一番頭の回転が遅い事も確かだ。
――まあ、この面子が異常なだけだが。
またわけのわからない話になって来た。
『まあつまり、この世界はここへ連れて来られた人たち皆の心の中の風景を具現化してるって事です』
例によってルビーのわかりやすい解説が入る。
それにはリンクも思いあたりが合った。
「そういえば...梨花ちゃんも、神社を見て、「ここは自分の神社だ」って言ってたよ」
「やっぱり...それなら辻褄もあうね。」
「ええ。心象風景って言うのは、一人ひとり違うんです。本来なら、合同でこれを張るなんて事は無理なんですが...」
ルビーはそこでいったん言葉を切った。
「話は変わりますけど、リンクさん。人の考えを一つにまとめるにはどうすればいいと思いますか?」
「え?」
唐突に話を振られたリンクが一瞬あわてる。
「うーん」
(人の考えをまとめるって言えばやっぱり...)
リンクはもともと全般的に能力は高い。決して頭が悪いわけではない。
だが、この面子の中では一番頭の回転が遅い事も確かだ。
――まあ、この面子が異常なだけだが。
「話し合いする、とか?」
「いや。話し合いをしても、内側の考えまではまとめることが出来ません。』
リンクが苦心して出した答えもあっさり否定される。
「それは、『絶対の存在を作り出す』事です。たとえば、とても強い人が世界を支配したとして、
あなたはその人を意識せずに生活出来ますか?それと同じでこの場だって、
ジェダに抵抗しようと思ってる人も、ゲームに積極的に参加しようって人も、ジェダを意識しなければならない。』
そう。絶対の支配者が君臨していれば、たとえどんな人間であろうとも、その支配者を心の片隅におかなければならない。
「そうか。つまり、「心象風景に共通項を作り出す」わけだね。」
インデックスが彼女なりに解釈する。
『そういうことです。ですから、そこからはみ出したものは、一つにまとめて特徴的な施設にする。
きっと、そのりかさんの言ってた、見覚えが有ると言うこともそこからきているのでしょう』
「うん。それなら僕にもわかる」
リンクもうなずく。
「いや。話し合いをしても、内側の考えまではまとめることが出来ません。』
リンクが苦心して出した答えもあっさり否定される。
「それは、『絶対の存在を作り出す』事です。たとえば、とても強い人が世界を支配したとして、
あなたはその人を意識せずに生活出来ますか?それと同じでこの場だって、
ジェダに抵抗しようと思ってる人も、ゲームに積極的に参加しようって人も、ジェダを意識しなければならない。』
そう。絶対の支配者が君臨していれば、たとえどんな人間であろうとも、その支配者を心の片隅におかなければならない。
「そうか。つまり、「心象風景に共通項を作り出す」わけだね。」
インデックスが彼女なりに解釈する。
『そういうことです。ですから、そこからはみ出したものは、一つにまとめて特徴的な施設にする。
きっと、そのりかさんの言ってた、見覚えが有ると言うこともそこからきているのでしょう』
「うん。それなら僕にもわかる」
リンクもうなずく。
『じゃあ、これまでの推測をまとめますね。まず、
①、ここはジェダの大規模な儀式場である事。
②、それは少なからず世界の変革を目指すための儀式である事。
③、そのための儀式場は、固有結界である事...というよりもここ自体が皆の固有結界であること。
④、ここからは仮説になりますが、この儀式を存続させるための力は、参加者から搾り取ってると言うこと。
⑤、その儀式は、『神々の運命』を模したものであること。
...このくらいですかね。』
「ねえ、さっきの短剣は何のために合ったの?」
まとめにリンクが突っ込みを入れる。
『ああ、それを忘れてました。きっと、魔法陣の一部だったんでしょう。...あれ?でも、じゃあなぜこの術式は崩壊しないんでしょう?』
いきなり仮説は崩壊の危機を迎えた。
「それはきっと「有る程度まで壊れても、読み取れる意味が変わらない」ようにして有るからだと思うよ
...この手の魔法陣は一気につぶさないとだめってところが厄介なんだよ。」
そこをインデックスが修正する。...だが、リンクはどうしても不安になった。
①、ここはジェダの大規模な儀式場である事。
②、それは少なからず世界の変革を目指すための儀式である事。
③、そのための儀式場は、固有結界である事...というよりもここ自体が皆の固有結界であること。
④、ここからは仮説になりますが、この儀式を存続させるための力は、参加者から搾り取ってると言うこと。
⑤、その儀式は、『神々の運命』を模したものであること。
...このくらいですかね。』
「ねえ、さっきの短剣は何のために合ったの?」
まとめにリンクが突っ込みを入れる。
『ああ、それを忘れてました。きっと、魔法陣の一部だったんでしょう。...あれ?でも、じゃあなぜこの術式は崩壊しないんでしょう?』
いきなり仮説は崩壊の危機を迎えた。
「それはきっと「有る程度まで壊れても、読み取れる意味が変わらない」ようにして有るからだと思うよ
...この手の魔法陣は一気につぶさないとだめってところが厄介なんだよ。」
そこをインデックスが修正する。...だが、リンクはどうしても不安になった。
『それは同感です。魔法陣の一部なら、きっと、...たとえ、どんなにくだらなくても意味が有る。きっと』
「で、次はこの儀し...くっ...!?」
――何度も言うが、彼女は頑固である。さっきまでは議論で熱を忘れていたようだが、彼女なりに苦しみ
を我慢して来たのだろう。
ゆっくりと彼女の体が傾いてゆく。彼女はまた、なすすべも無く床にたたきつけられるだろう。
だが。
すっ、と音も無くリンクが彼女を受け止めた。
「インデックス。無理しなくてもいいよ。休んでていいよ。少しは僕たちを信用してよ。」
リンクが言った。もう、無理しなくていいと。
インデックスには聞き覚えがあった。この台詞に。
―――いつだったか。一人で逃げていた、あのときか。
その一言で、とても安心した。心を開けた。氷が解けた。
同じだった。その時と。
「で、次はこの儀し...くっ...!?」
――何度も言うが、彼女は頑固である。さっきまでは議論で熱を忘れていたようだが、彼女なりに苦しみ
を我慢して来たのだろう。
ゆっくりと彼女の体が傾いてゆく。彼女はまた、なすすべも無く床にたたきつけられるだろう。
だが。
すっ、と音も無くリンクが彼女を受け止めた。
「インデックス。無理しなくてもいいよ。休んでていいよ。少しは僕たちを信用してよ。」
リンクが言った。もう、無理しなくていいと。
インデックスには聞き覚えがあった。この台詞に。
―――いつだったか。一人で逃げていた、あのときか。
その一言で、とても安心した。心を開けた。氷が解けた。
同じだった。その時と。
「...うん。分かった」
涙こそ出なかったものの、素直に寝よう、と言う気持ちになれた。
涙こそ出なかったものの、素直に寝よう、と言う気持ちになれた。
********************************************************
白い悪魔は一人で眠る。胸の痛みに気づかぬままに。
白い修道女は包まれ眠る。周りのぬくもりに囲まれながら。
世界は回り続ける。人の痛みを無視して。
――雨は、一段と激しさを増した。
【A-3/工場仮眠室/2日目/深夜?】
【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】
[状態]:左太腿と右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲、足に軽度の凍傷
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1、飲料水を少し消費)
歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
じゃんけん札@サザエさん、ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、
祭具殿にあった武器0~2つ程、祭具殿の鍵、裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:やっぱりなんか変だよなあ...
第一行動方針:見張りを続ける。もうしばらくしたらアリサと交代。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する(無理なら…?)。
第三行動方針:ニケ達と合流し、エヴァの伝言を伝える。
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]
リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは不明。少なくとも剣はないと思われる。
祭具殿の内部を詳しく調べていません。
【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】
[状態]:左太腿と右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲、足に軽度の凍傷
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1、飲料水を少し消費)
歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
じゃんけん札@サザエさん、ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、
祭具殿にあった武器0~2つ程、祭具殿の鍵、裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:やっぱりなんか変だよなあ...
第一行動方針:見張りを続ける。もうしばらくしたらアリサと交代。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する(無理なら…?)。
第三行動方針:ニケ達と合流し、エヴァの伝言を伝える。
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]
リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは不明。少なくとも剣はないと思われる。
祭具殿の内部を詳しく調べていません。
【インデックス@とある魔術の禁書目録】
[状態]:高熱、リンク達に介護されながら睡眠、全身に軽度の凍傷、軽い貧血気味、
背中に大きな裂傷跡と火傷、足裏に擦過傷(共に応急手当て済み)
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:zzz……
第一行動方針:休息を取る。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。
第四行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]
拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
[状態]:高熱、リンク達に介護されながら睡眠、全身に軽度の凍傷、軽い貧血気味、
背中に大きな裂傷跡と火傷、足裏に擦過傷(共に応急手当て済み)
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:zzz……
第一行動方針:休息を取る。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。
第四行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]
拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中に切り傷
上記の怪我は全て応急処置済み。睡眠中、強い決意。
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:なし
[服装]:ショーツ一枚。傷口に包帯。
[思考]:私は――――!!
第一行動方針:朝まで休息する。なのはに同行する。 なのはと別れない。
第二行動方針:はやての遺志をついで、自分に出来る事をする。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:(みんなと一緒に)ゲームからの脱出。
[状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中に切り傷
上記の怪我は全て応急処置済み。睡眠中、強い決意。
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:なし
[服装]:ショーツ一枚。傷口に包帯。
[思考]:私は――――!!
第一行動方針:朝まで休息する。なのはに同行する。 なのはと別れない。
第二行動方針:はやての遺志をついで、自分に出来る事をする。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:(みんなと一緒に)ゲームからの脱出。
【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:残存魔力中、両手首に小さな傷、頬骨と肋骨一本にヒビ(処置済み)、
かなりの不安、多重人格化(現在《高町なのは》)、休息(睡眠?)
[装備]:アゾット剣(短刀ver)@Fate/stay night、クロウカード『希望』@CCさくら
[道具]:なし
[服装]:全裸(イヴの服を乾かしている)
[思考]:私は………/...zzz
第一行動方針:しばらくはアリサ達と共に休息。アリサ達と同行?
第二行動方針:ヴィータとエヴァも殺さず止める。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:大切な人達を護る。ジェダを倒して生き残りで脱出。
[備考]
《高町なのは》と《白い悪魔》の多重人格を発症しました。
別人格といっても大きな違いは無く、あくまで両方とも高町なのはですが、
《高町なのは》は弱く、感情的で、人間。《白い悪魔》は強く、理性的で、悪魔を担っています。
解離性同一性障害に似た症状ですが、概ね記憶を共有する、互いを認識しているなど相違点も多く、
通常の症例は参考にしかならないようです。 ...かなり限定的な人にしか分からないかもしれませんが、
式&識を思い浮かべてもらうと分かりやすいです。
[状態]:残存魔力中、両手首に小さな傷、頬骨と肋骨一本にヒビ(処置済み)、
かなりの不安、多重人格化(現在《高町なのは》)、休息(睡眠?)
[装備]:アゾット剣(短刀ver)@Fate/stay night、クロウカード『希望』@CCさくら
[道具]:なし
[服装]:全裸(イヴの服を乾かしている)
[思考]:私は………/...zzz
第一行動方針:しばらくはアリサ達と共に休息。アリサ達と同行?
第二行動方針:ヴィータとエヴァも殺さず止める。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:大切な人達を護る。ジェダを倒して生き残りで脱出。
[備考]
《高町なのは》と《白い悪魔》の多重人格を発症しました。
別人格といっても大きな違いは無く、あくまで両方とも高町なのはですが、
《高町なのは》は弱く、感情的で、人間。《白い悪魔》は強く、理性的で、悪魔を担っています。
解離性同一性障害に似た症状ですが、概ね記憶を共有する、互いを認識しているなど相違点も多く、
通常の症例は参考にしかならないようです。 ...かなり限定的な人にしか分からないかもしれませんが、
式&識を思い浮かべてもらうと分かりやすいです。
※有る程度までは情報交換していた模様です。
※カレイドステッキとインデックスが立てた仮説は、
①、ここはジェダの大規模な儀式場である事。
②、それは少なからず世界の変革を目指すための儀式である事。
③、そのための儀式場は、固有結界である事...というよりもここ自体が皆の固有結界であること。
④、この儀式を存続させるための力は、参加者から搾り取ってると言うこと。
⑤、その儀式は、『神々の運命』を模したものであること。
⑥、その儀式に第三魔法が使われていること
です。
②、それは少なからず世界の変革を目指すための儀式である事。
③、そのための儀式場は、固有結界である事...というよりもここ自体が皆の固有結界であること。
④、この儀式を存続させるための力は、参加者から搾り取ってると言うこと。
⑤、その儀式は、『神々の運命』を模したものであること。
⑥、その儀式に第三魔法が使われていること
です。
| ≪252:Kirsch Maiden | 時系列順に読む | 254:Compare≫ |
| ≪252:Kirsch Maiden | 投下順に読む | 254:Compare≫ |
| ≪247:だから人は夢を見る | リンクの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
| ≪247:だから人は夢を見る | インデックスの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
| ≪247:だから人は夢を見る | アリサ・バニングスの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
| ≪247:だから人は夢を見る | 高町なのはの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |