十師族

「十師族」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る

十師族 - (2016/10/29 (土) 16:49:59) の編集履歴(バックアップ)

---

十師族（じゅっしぞく）は、日本で最強の魔法師の家系である。二十八家から4年に一度の「十師族選定会議」で選ばれた10の家系が『十師族』を名乗る。
表向きは民間人(*1)。「十師族は表立って高位高官にならない」という原則が確立されている(*2)。表の権力は放棄しているものの政治の裏側では司法当局を凌駕する権勢(*3)、超法規的な特権を持っている(*4)。
十師族当主の氏名は、日本の魔法師にとっては一般知識(*5)。

十師族当主が表立って行動する場合には統合軍令部の同意を得る必要がある、という政府との非公式の取り決めが存在する(*6)。

師族会議

師族会議（しぞくかいぎ）は、十師族各家の当主のみで行われる会議。各家対等で上下関係は無い(*7)。
九島烈は2095年の三年前の当時、師族会議議長の席にあった(*8)と発言しているが、円卓テーブルで行われるため議長の席というのは存在しない。最年長が進行役を務める不文律が出来上がっているに留まる(*9)。
発言内容は対外秘がルールで(*10)、傍聴も許されない(*11)という話だが、九島家などは会議の模様を様々な手段で外部に漏らしておりルールは守られていない(*12)。

師族会議の教義

十師族はこの国の魔法師の頂点に立つ存在。
十師族の名前を背負う魔法師は、この国の魔法師の中で、最強の存在でなければならない(*13)

理念のようなもの。

師族会議の通達

師族会議の通達は、二十八家と百家の各当主に対して通達される文書(*14)。師族会議用の暗号解読には手間が掛かるので、短くない時間一人になる必要がある(*15)
本来ならば数字付きの直系でもない限り高校生が目に出来る文書ではないが、実際はマル秘指定されていない限り難しい事ではない(*16)。

師族会議の一員としての責任

日本魔法協会の職員に対する責任(*17)、日本魔法協会に対する責任(*18)がある模様。

オンラインの師族会議

オンラインの師族会議は、十師族が自分の家から通信回線を繋ぐやり方と、最寄りの魔法協会(京都本部、関東、東北、四国、九州の各支部)に出向いてやるやり方がある(*19)。

十師族選定会議

十師族選定会議（じゅっしぞくせんていかいぎ）は、4年に一度開かれる十師族を決める会議。
十師族の選定基準は、二十八家の内その時点で最も強力な家。ただし強さの基準は魔法力だけでなく、国家に貢献する能力も問われる(*20)。相応しくない家に投票しても昔のように数字を剥奪されることはない。見る目が無いという汚名がついて回る(*21)。
2097年2月に行われた十師族選定会議は、箱根の高級なホテルの貸し会議室で行われた(*22)。

メンバー

十師族のメンバーは、二十八家から4年に一度の「十師族選定会議」で選ばれる。
欠員が生じた場合は、次の十師族選定会議まで師族会議が選んだ補充メンバーがその務めを果たすことになっている(*23)。

2089年～2097年2月4日

一条家、二木家、三矢家、四葉家、五輪家、六塚家、七草家、八代家、九島家、十文字家
(※2093年の十師族選定会議では、前回と同じ十家を十師族に選出した)(*24)

2097年2月4日以降～

一条家、二木家、三矢家、四葉家、五輪家、六塚家、七草家、七宝家、八代家、十文字家

登場巻数

2巻、3巻、4巻、5巻、7巻、9巻、12巻、16巻、17巻

コメント

---

十師族 家系 用語