プロフィール | |
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性別 | 男性 |
生年月日 | |
職業 | 学生、家業手伝い |
使用CAD | 拳銃型特化型CAD |
声の出演 | 大原崇 (テレビアニメ) |
学籍 | |
所属 | 国立魔法大学付属第一高校 |
クラス | 1年A組[一科](2095年4月-2096年3月) 2年A組[一科](2096年4月-) 3年A組[一科](2097年4月-2098年3月) |
活動 | 風紀委員(2095年4月-) 2095年度九校戦選手 2096年度九校戦選手 コンバット・シューティング部 |
Q.なかなか憎めないキャラの森崎ですが、他の生徒から見て森崎はどんな印象を持たれているのでしょうか?色々なキャラクターから視た森崎像を知りたいです。
A.レギュラー陣からの印象は芳しくありません。深雪は入学直後に嫌な思いをさせられたせいで関わりたくないと思っています。ほのかと雫は「認めなきゃ、現実を」という生温かい目で森崎のことを見ています。彼の実力に関する二人の評価は「テクニックで補っているけれど、自力は他人を見下せる程ものじゃない」で一致しています。上から目線のようですが、ほのかと雫が自力で勝っているのは誰の目にも明らかですし、実は教師陣も二人と同じ評価です。エリカ、美月、レオは入学直後の事件の印象を引きずっていて、「いけ好かない」と感じています。幹比古は二年生になるまで森崎と殆ど面識がありませんが、美月やエリカがよく思っていないので精神的にも距離を置いていました。
他方、達也グループとあまり親しくない一年一科生の間における森崎の評価は男女ともかなり高めです。それは百家本流に比べて劣っている先天的な魔法力を、技術の向上によって補おうとする愚直な努力と、その結果、自分より明らかに才能で勝っている上位に喰らい付いている成績、九校戦でも決して得意ではないスピード・シューティングで準優勝して見せた勝負への執着心、そう言った才能の差を努力で埋めて、ある程度の結果を出している姿が平凡な一科生の共感を呼んでいるからです。森崎の短所は、自分と他人を比べ過ぎるところでしょう。もう少し精神的なゆとり出来て、自分より成績が劣っている者を見下すことで自分のプライドを支えようとする子供っぽい部分が無くなれば、彼はもっと人気が出ると思います。
Q.九校戦編でリタイヤした森崎は心の中でどんな思いだったのでしょうか?きっと良い所を魅せたいと意気込んでいたはずだと思うのですが…
A.ベットで悔しさに男泣きしました。絶対安静で無ければのたうち回り叫び声を上げていたことでしょう。もし彼一人が軽傷だったなら四高の天幕に殴り込んでいたはずです。彼はそれくらいモノリス・コードにプライドを賭けていました。自分が雑草と見下した達也が同級生の女の子達に実績と才能を称賛されていたのです。同級生だけでなく上級生の間にもそれに同調する空気がありました。それを見て森崎は「自分が達也以上の成果を上げないと自分が間違ったことになってしまう」と自分で自分を追い詰めてしまいました。その為にはモノリス・コードで優勝するしかないと思い込んだのです。だからモノリス・コードで達也が二科生だけのチームで優勝したその結果を知って、彼はますます追い詰めれてしまいます。アニメでは語られていませんが、文庫第5巻に収録されている「優等生の課外授業」というエピソードで心境の変化をもたらす事件に遭遇するまで、森崎はかなり危うい精神状態になっていました。