無頭竜(ノー・ヘッド・ドラゴン、英名:No Head Dragon)は、香港系国際犯罪シンジケートである。
首領は部下の前にすら姿を見せないことから、「頭の無い竜」と敵対組織によって付けられた名で、組織自ら名乗り始めた名ではない。
単なる犯罪シンジケートではなく、
魔法を悪用する犯罪組織で、幹部として取り立てられる為には、
魔法師であることが条件になっている。
非人道的に製造されている
ソーサリー・ブースターの供給を独占的に行っていた。
2095年8月11日に
独立魔装大隊よって首領の情報が漏れ、同時に東日本支部を失った。
同年8月中には首領だった
リチャード゠孫が暗殺され組織は一度崩壊した。
残党が
孫美鈴を新たなボスに据え、彼女は一度潰れた組織を約1年半の短期間で立て直し堅実な成果を上げている。
また、
孫美鈴は自らがボスとなった後、日本に敵対することを禁じ、自分の命令を無視して麻薬取引や人身売買を行った人間は容赦無く粛清している。
無頭竜の現地協力員が組織壊滅後に作った組織として、建前上は
人間主義を標榜する任意団体「
今よりも人間的な暮らしと社会を実現する会」がある。
関係者
裏話
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生
九校戦編3 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問2
Q.中華街で無頭竜が九校戦の勝敗で賭けを行っていますが、この賭けにはどのような客が参加しているのでしょうか?
A.友好的な多国籍犯罪組織、非合法性の強い傭兵団、兵器ブローカーといった、「ソーサリー・ブースター」のお得意様です。
なお賭は胴元がオッズを決めて客の相手サイドとして参加するイレギュラーなブックメーカー方式で行われました。無頭竜はお得意様の接待と銘打ち、大本命の一高に高いオッズを示して掛け金を集中させ、三高に優勝させることによって利益を得ると共にいかさまを疑われないよう勝ち過ぎを回避する、という商売を目論んでいました。
登場巻数
3巻、
4巻、
5巻、
11巻、
12巻、
17巻、
19巻、
20巻
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無頭竜 用語 組織・団体
最終更新:2024年04月15日 14:55