穂州実 明日葉(ほずみ あすは)は
元老院の四大老の一人で紅一点。
穂州実家の当主で、『
息長真人』の氏姓を自称している(息長氏は皇族を祖にいただくとされる)。
一切の
魔法技能や
超能力を持たないが、彼女の視線には人を畏縮させ畏敬の念を強いる力がある。
実年齢は還暦を超えているが、アンチエイジングに多大な金銭と時間を投じた結果、30代後半~40歳前後の外見である。
宗教勢力を権力基盤とし、人々に知られていない、王朝時代以前から歴史の背後に潜み隠された知識を伝えてきた秘教集団の支持が大きな武器となっている。
首都圏に居を構えている四大老の他三人と違い、紀伊半島南部の山の中にひっそりと建つ山城のような本邸で暮らしており、彼女を四大老の一人と知る一部の人間としか会わない。
同格の
東道青波に対しても「あの様な新参者と穂州実家は格が違う」という意識から「東道の坊主」と呼び見下している。
執事など家中の者からは「
御前様」と呼ばれている。
存命の息子や娘は複数人いるが、孫娘である
穂州実富貴花を次期当主に指名しており、その際、実子達は別の家を与えて屋敷から追い出している。
茶を飲むときは天目茶碗を使っている。
縄張りと見做していた富士山麓の遺跡を
達也が無断で発掘したことから、
穂州実富貴花に
四葉家への懲罰を命じ、旧山梨県内の山中にある「四葉の村」を襲撃させるが失敗、2100年10月9日の日付を少し回った深更、
四葉真夜に命じられて本邸に侵入した
黒羽貢により、
毒蜂で殺される。
登場巻数
メイジアン・カンパニー8巻、続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 9
コメント
人物 女性 非魔法師
最終更新:2024年12月30日 12:43