穂州実 富貴花(ほずみ ときか)は
元老院四大老の一角である
穂州実明日葉の孫娘。
外見は細身の和風美女。
穂州実家の次期当主に内定している。
魔法を絶対的に無効化する神通力を持つ異能者。
いわゆる深窓の令嬢ではなく、虐待と紙一重のスパルタ教育を受けており、魔法を無効化する異能に加えて、サバイバル訓練の成績が最もよかったことから親世代(明日葉の息子や娘)を差し置いて明日葉の後継者に指名された。
穂州実家が縄張りだと見なしていた富士山麓の古代文明の遺跡を
達也が無断で発掘したことによる懲罰として、
四葉の本拠地(
旧第四研)を衆目に曝すべく、
穂州実家の私兵集団を率いて本拠地がある村を急襲し、村を覆う隠蔽結界を触れだけで崩壊させ、四葉家当主・
四葉真夜の不在を知ると掃討作戦を決行したが、それらを予期していた司波達也によって建物が倒壊し、多数の配下を失った。
四葉の本拠地を衆目に曝すという目的は達成したものの、監視カメラに捉えられた一連の醜態(配下の私兵が建物の倒壊に巻き込まれるのを見て呆然と立ち尽くす、補佐役に促されてようやく撤退命令を出す等)がビデオメールとして
元老院全員に知れ渡ってしまった。
それらの失態に加え、当主・明日葉の急逝で予てより自身の家督継承に不満を持つ者達が勢いづき、次期当主としての立場が揺らぐことになる。
能力
- 神通力(意識せず常時フィールドを展開している)
- 魔法無効化能力 - 九重八雲によると、事象が持つ情報を絶対的に強化する力、黒羽貢によると、非常に強力な領域干渉のような感触。無効化範囲は半径3m未満。結界や呪陣を前にした時にその真価を発揮する。
文中の表現では「異能者」とあるので、
魔法師ではなく
BS魔法師であると思われる。
登場巻数
続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 9
コメント
人物 女性
最終更新:2024年12月30日 12:50