小西蘭

小西 蘭(こにし らん)は、人間主義を標榜する団体「今よりも人間的な暮らしと社会を実現する会(通称:小西教団)」代表。またの名を西 小蘭(シー シャオラン)

ミドルエイジの日本人女性で、まあまあ美人と言えなくもないが、榛有希の評は「小ぎれいにはしているが、化粧を落とせば美人とも言えなくなるようなおばさん」。

無頭竜の現地協力員で、日本人であった為に幹部にはなれなかったが、本人は「日本でシェア拡大したのは自分のお陰」だと思っている。

皮肉なことに、無頭竜の幹部になれなかったことで、警察省公安庁からの追及の手を逃れることが出来た。

北米華僑の顧傑を頼り、顧傑の指示で人間主義を標榜する団体「今よりも人間的な暮らしと社会を実現する会」の代表を務める。

今よりも人間的な暮らしと社会を実現する会」には前身となる団体があったが、2095年後半に組織を乗っ取った。

無頭竜の施設で、警察が把握していない施設のいくつかを教団で流用している。

2096年5月頃、中堅電力会社社員の岩切来人から周公瑾を介して司波達也暗殺計画を依頼され、引き受ける。

2096年5月14日、邪眼で洗脳した男性8名に命じて司波達也司波深雪桜井水波を襲撃させるが、即座に司波達也に無力化されて失敗。

2096年5月20日、国会議事堂前で行われたデモ行進に紛れ込み、勧誘のあとに山野ハナに案内された潜入任務中の榛有希と面会。邪眼で洗脳して送り返し、司波達也を襲わせることに成功。

だが、洗脳が解けた榛有希ともども黒羽家部隊に、当日夜に教団本部を襲撃されて身柄を確保される。取り調べで周公瑾の名前を口走りそうになったタイミングで小西の体内に埋め込まれた使い魔が発動、周公瑾に殺される。

能力


本人は自らを「魔法師ではない」としており、魔法師というよりも、一芸に秀でた異能者(BS魔法師)であると思われる。

宗教家でなければ集団向けカウンセラーであり、「単純な正義」を提供して思考を誘導し、狂信者に仕立て上げる。

教団本部の四畳半の広さの代表室の奥に「隠し応接室」があり、そこはアンティークな雰囲気にまとめられている。様々な調度品や、規則的な音がする振り子時計、揺れるロッキングチェア、緊張を緩める紅茶の香りなど、「催眠術」のためのギミックで、邪眼にかかりやすくする補助効果がある。

登場巻数

司波達也暗殺計画魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 2

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最終更新:2024年04月25日 17:00