第二次自治体戦争は、クリーニングラード青色評議会連盟クリンパス管区クリチャイ市北西の未開領域にて行われている大規模武力紛争である。
名称は、クリンパス管区とその自治管轄域で起きた戦闘であることに由来し、青評連側が
自治体戦争と呼んだ初の例である。
同領域は、本来は青評連の開発がまだ及んでいない、正真正銘の未開拓地であったが、時期不明な中で自然スポーンしたピリジャーによる自称国家
ハンフホン国に不法占拠されているのを確認。
青評連側は臨戦態勢を取りつつも、可能な限り対話と和解を求めていたが、ハンフホン国側は攻撃と侵略の姿勢を崩さず交渉が決裂。青評連は対話の可能性無しと判断し、武力行使によるハンフホン国の物理的排除を開始した。
規模は前回、クリシチェルノエスク自由地区との紛争であった
自治体戦争を遥かに上回っており、自国への波及を懸念した近隣の同盟国・交友国が、青評連支援の為義勇軍を派遣した。
主に2つの戦線において激戦が繰り広げられ、終始青評連側が優位を維持していたが、作戦遂行中に大型兵器を中心として青衛軍の機能が突然停止する事態が発生。
戦闘継続が困難となり、リアルワールド歴2025年6月11日、青衛軍最高司令部の決定により、本作戦でのハンフホン国の排除を断念した。
なお、青評連側はハンフホン国を国家と見做しておらず、
ハンフホン軍閥と呼称している。
 
第二次自治体戦争
		|  | 
		| 発端:クリーニングラード評議会による、ハンフホン軍閥の武力排除命令 | 
		| 年月日:リアルワールド歴2025年3月6日〜6月11日 | 
		| 場所:クリーニングラード青色評議会連盟 クリンパス管区 | 
		| 結果:青衛軍の撤退 | 
		| 交戦勢力 |  | 
		| クリーニングラード青色評議会連盟 アバルト北征国
 統合国家ファントム
 イットリカン民主主義国
 SFM Co.
 | ハンフホン軍閥 モスクワ第二帝国(支援のみ)
 | 
		| 損害 |  | 
		| クリーニングラード青色評議会連盟側 4647人戦死または行方不明
 8713人損傷または負傷
 | ハンフホン軍閥側 58,090人戦死または行方不明
 負傷者2000人以上
 | 
戦力
青色評議会連盟側
		| クリーニングラード青色評議会連盟 | 兵力 | 主な装備 | 
		| 青衛軍 第4機構化偶兵団 | 75000 | コマンディカ,UCG-0430,重コマブロイド多数 | 
		| BRF 水兵・建設労働者屯田軍 | 50000 | Cp-4改HA主力戦車,Cp-104装甲兵員輸送車,Cp-915P軽歩兵戦闘車,Cp-95P-RC偵察戦闘車,CpA-001D,CpA-002,CpA-003,他自走砲や携行歩兵火器等 | 
		| BRF 全国ソフホーズ連合 | 30000 | Cp-104装甲兵員輸送車,Cp-915P軽歩兵戦闘車,他携行歩兵火器等 | 
		| 青衛海軍 |  | 水中コマブロイド多数 | 
		| アバルト北征国 | 兵力 | 主な装備 | 
		| 北征海軍 海軍陸戦隊 | 160 | K-5カービンライフル,DA-MG-60機関銃,AT-5携行対戦車誘導弾,他歩兵火器等 | 
		| 北征陸軍 第77機動防撃連隊 隷下歩兵中隊 | 160 | K-5カービンライフル,DA-MG-60機関銃,AT-5携行対戦車誘導弾,他歩兵火器等 | 
		| 北征陸軍 第17陸軍航空連隊 | 2個飛行小隊 | SH-148ヘリ×8 | 
		| 北征国国家特別警備機構 隷下中隊 | 80 | K-5カービンライフル,DA-MG-60機関銃,CR-FR個人携行近接戦闘装具,他歩兵火器等 | 
		| 北征国国家特別警備機構 特務作戦飛行隊 | 2個飛行小隊 | SH-148ヘリ×8 | 
		| 北征空軍 |  | C-302輸送機,K-700M輸送機 | 
		| 輸送飛行隊 |  | C-302輸送機,K-700M輸送機 | 
		| 統合国家ファントム | 兵力 | 主な装備 | 
		| 第1機動軍 | 3000 | LAV-IMV,AMWV,MMBT02 Mk.2,SPA-AA-R Mk.2,UH Mk.1,他装甲車や砲兵火器等 | 
		| イットリカン民主主義国 | 兵力 | 主な装備 | 
		| 第16軍 砲兵師団 | 10000 | 援護射撃に対応した砲兵装備等 | 
		| 第17軍 山岳師団 | 10000 | 輸送及びその護衛装備等 | 
		| 第17軍 補給師団 | 10000 | 輸送及びその護衛装備等 | 
		| SFM Co. | 兵力 | 主な装備 | 
		| SFM淵戦課 | 小型航淵艦×3 | 小型航淵艦 蛟龍×3 | 
		| SFM陸戦課外域派遣軍 第9機殻師団 | 11607 | LD-01〜03,CS-10,CS-09-02,CS-12,IV-1・IV-2野戦砲,他砲兵、携行歩兵火器等 | 
ハンフホン軍閥側
		| ハンフホン軍閥 | 兵力 | 主な装備 | 
		| 軍人階級 | 85000 | 茶番支援戦車672×900,魚雷艇×8,武装漁船×24,他携行歩兵火器等 | 
		| 動員された市民階級 | 30000 | 携行歩兵火器等 | 
		| モスクワ第二帝国(戦闘不参加) | 兵力 | 主な装備 | 
		| 海軍 モスクワ帝国第12艦隊 |  | テイラー級×5,ヴィンセント級×3 | 
		| 陸軍 上陸部隊 |  | CpA-006D×3,Mlt-04×30 | 
開戦の経緯
戦闘の発端となったクリンパス管区クリチャイ市北西部は、青評連が旧連邦を吸収し、再統一が成された後も未だに小規模な林業が行われている程度の未開拓地であった。
リアルワールド暦2025/2/28、青評連の国営メディアによって、同地に正体不明の灯りや人工物があるという噂が取り上げられたため、国家懲罰委員会民間保安部門が調査を開始。
同日、民間保安部門が対象の領域に進入を試みた所、実弾と見られる攻撃を受け、偶然付近を運行していた鉄道も、送電設備を損傷するトラブルにより、車輌1つの身動きが取れなくなる事態となった。
車輌の乗客には青衛軍の将官が乗っていたこともあり、切迫性の高い事案であることがクリーニングラード評議会でも認知され、2度目の調査では国家懲罰委員会特定執行部門が参加。
リアルワールド暦2025/3/1に実施された。
調査の結果、領域内では、明らかに侵入を阻む事を意図した罠が発見された他、訓練の跡と見られる薬莢とデコイが見られた。
また、その後も調査を継続したところ、特定執行部門のメンバーの一部が何者かに気付き発砲を開始。それに何者かも応戦した事により銃撃戦となった。
戦闘中、何者かのうち1人が特定執行部門の攻撃により負傷、行動不能になった所を拘束されている。
拘束された人物への尋問を実施したところ、人物の種族はピリジャーであり、自らが所属する勢力を"ハンフホン国"を名乗った。
ここで初めて、クリチャイ市北西部に独自の文化圏がスポーンし、形成された事が明らかとなった。
ハンフホン国は、自らの仕様に忠実であり、自分達が強い種族となる為には如何なる存在も、自らへの服従と攻撃の対象になるとし、青評連への融和的姿勢が一切見られなかった事から、国家懲罰委員会長官クリキヤン・クリョネツキー氏は青色革命戦線の動員を要請。クリンパス評議会が承認し、クリチャイ市北西を占拠する集団を"ハンフホン軍閥"と呼称。
リアルワールド暦2025/3/3、水兵建設労働者屯田軍と全国ソフホーズ連合がハンフホン軍閥の実効支配域を包囲した。
実効支配域境界では青色革命戦線がハンフホン軍閥と一触即発の睨み合いを行う一方、クリンパス管区評議会では軍閥への対処法について結論が出ず、最終的な判断をクリーニングラード評議会へ委ねることとなった。
リアルワールド暦2025/3/5、クリーニングラード評議会は多数決の結果、外交交渉を行うことを決定。ハンフホン軍閥への交渉役にはクリテリーナ・クリツィナ青衛軍最高司令官が立候補した。
クリツィナが現地に行き交渉の意思を示した事で、危機的状況である事に変わりないものの、ハンフホン軍閥側が一応交渉に応じる姿勢を見せ、"クリツィナ以外にもう一人"という条件で、交渉の続きは翌日に持ち越されることとなった。
その後の協議の結果、翌日にクリツィナと共に交渉に赴くのはクリーミョン・クリョンヌイ青衛軍特別軍事顧問に決まり、リアルワールド暦2025/3/6正午に再びハンフホン軍閥の実効支配域境界で軍閥と対峙した。
しかし、前日の一応の聞く姿勢と打って変わり、軍閥は交渉役の人選が気に食わず、青評連を罵倒。クリョンヌイもそれに応じるように罵倒し返したことにより、交渉は完全に決裂した。
交渉前、クリツィナの命令により、青色革命戦線に加えて青衛軍の第4機構化偶兵団が動員されており、交渉の決裂と同時に"クリチャイ市北西部を不当に占拠する武装集団の鎮圧または完全排除"の司令が発布された事により、速やかに戦争状態へと移行。第二次自治体戦争と公称される、旧連邦での内戦後過去最大の武力紛争が開始された。
各勢力の動き
戦闘開始後、青評連の予想に反して多くの国や企業国家が戦争への介入を表明。
青評連側には
統合国家ファントム・
アバルト北征国・
イットリカン民主主義国・
SFM.co、ハンフホン軍閥側には
モスクワ第二帝国が支援を行った。
青評連としては、出現した脅威の排除と市民の安全が目的であったが、青評連を支援する国家にはまた別の懸念もあった。
支援を表明した何れの国も、青評連と交友関係にあるか、ビジネス上重要な関係を有しており、青評連の崩壊は避けたかったし、何よりも最も恐れていた事は、
ハンフホン軍閥が仮に青衛軍と青色革命戦線の攻撃をしのぎ、実効支配域の領有を実質的に確立した場合、自国にも敵対存在の自然スポーンが波及する事であった。
よって、何れの国も、ハンフホン軍閥を殲滅する事を目標とし、数千から数万に及ぶ義勇軍を編成、青評連へ入った。
反対に、ハンフホン軍閥への支援を表明したモスクワ第二帝国は、ハンフホン軍閥の行動原理はスパルタ主義またはナチズムに類するとし、自国のイデオロギーと似るこの軍閥を支援し勝利した場合、新大陸への橋頭堡と出来ると考えていた。
よって、ハンフホン軍閥の支援兵力として、モスクワ海軍と過去に青評連より輸入したAMU、他上陸装備の投入と、青評連近海への移動を開始した。
クリパヴォーツク戦線
    
    
        | + | ... | 参加兵力青評連・各国義勇軍
		| 青評連 | パラメーターボーナス |  		| 機構化偶兵師団×1 | +12 |  		| AMU師団×3 | +150 |  		| 補給師団×1 | +25 |  		| ファントム | パラメーターボーナス |  		| 歩兵大隊×2 | なし |  		| 戦車小隊×1 | +30 |  		| 砲兵中隊×1 | +10 |  		| 空挺小隊×1 | +5 |  		| 補給中隊×1 | +30 |  		| SFM | パラメーターボーナス |  		| AMU師団×1 | +50 |  		| 小型航淵艦×3 | +60 |  		| アバルト | パラメーターボーナス |  		| 空挺大隊×1 | +5 |  ハンフホン軍閥
		| ハンフホン軍閥 | パラメーターボーナス |  		| 歩兵師団×3 | +90 |  		| 戦車師団×1 | +80 |  1d100ダイス戦
		| 戦闘参加国 | 第1ラウンド | 第2ラウンド | 第3ラウンド | 第4ラウンド | 第5ラウンド | 第6ラウンド |  		| 青評連 | 72+187 | 76+187 | 41+187 | 75+187 | 96+187 | 13+187 |  		| ファントム | 68+75 | 55+75 | 82+75 | 17+75 | 93+75 | 50+75 |  		| SFM | 93+110 | 61+110 | 88+110 | 7+110 | 17+110 | 12+110 |  		| アバルト | 41+5 | 69+5 | 25+5 | 58+5 | 16+5 | 1+5 |  		| ハンフホン軍閥 | 23+170 | 4+170 | 27+170 | 56+170 | 38+170 | 75+170 |  結果
		| 第1ラウンド | 第2ラウンド | 第3ラウンド | 第4ラウンド | 第5ラウンド | 第6ラウンド |  		| 総攻撃力 青評連側:651
 ハンフホン軍閥:193
 | 総攻撃力 青評連側:638
 ハンフホン軍閥:174
 | 総攻撃力 青評連側:613
 ハンフホン軍閥:197
 | 総攻撃力 青評連側:534
 ハンフホン軍閥:226
 | 総攻撃力 青評連側:599
 ハンフホン軍閥:208
 | 総攻撃力 青評連側:563
 ハンフホン軍閥:245
 |  		| 残り指揮統制値 青評連側:7557
 ハンフホン軍閥:3349
 | 残り指揮統制値 青評連側:7383
 ハンフホン軍閥:2711
 | 残り指揮統制値 青評連側:7186
 ハンフホン軍閥:2098
 | 残り指揮統制値 青評連側:6960
 ハンフホン軍閥:1564
 | 残り指揮統制値 青評連側:6752
 ハンフホン軍閥:965
 | 残り指揮統制値 青評連側:6507
 ハンフホン軍閥:402
 |  		| 青評連優勢 | 青評連優勢 | 青評連優勢 | 局所的に拮抗 | 青評連優勢 軍閥が戦闘能力を消失
 | 軍閥が撤退。 青評連の勝利
 |  | 
クリン・クリミスク戦線
    
    
        | + | ... | 参加兵力青評連・各国義勇軍
		| 青評連 | パラメーターボーナス |  		| 機構化偶兵師団×1 | +9 |  		| AMU師団×1 | +35 |  		| 補給師団×1 | +15 |  		| イットリカン | パラメーターボーナス |  		| 砲兵師団×1 | +10 |  		| 補給師団×2 | +30 |  ハンフホン軍閥
		| ハンフホン軍閥 | パラメーターボーナス |  		| 歩兵師団×2 | +20 |  		| 戦車師団×1 | +40 |  1d100ダイス戦
		| 戦闘参加国 | 第1ラウンド | 第2ラウンド | 第3ラウンド | 第4ラウンド | 第5ラウンド | 第6ラウンド | 第7ラウンド | 第8ラウンド | 第9ラウンド | 第10ラウンド | 第11ラウンド | 第12ラウンド |  		| 青評連 | 99+59 | 58+59 | 57+59 | 26+59 | 18+59 | 71+59 | 22+59 | 30+59 | 24+59 | 77+59 | 12+59 | 13+59 |  		| イットリカン | 30+40 | 33+40 | 62+40 | 33+40 | 12+40 | 93+40 | 62+40 | 51+40 | 84+40 | 17+40 | 94+40 | 73+40 |  		| ハンフホン軍閥 | 99+60 | 44+60 | 94+60 | 10+60 | 83+60 | 81+60 | 89+60 | 90+60 | 17+60 | 1+60 | 57+60 | 40+60 |  結果
		| 第1ラウンド | 第2ラウンド | 第3ラウンド | 第4ラウンド | 第5ラウンド | 第6ラウンド | 第7ラウンド | 第8ラウンド | 第9ラウンド | 第10ラウンド | 第11ラウンド | 第12ラウンド |  		| 総攻撃力 青評連側:228
 ハンフホン軍閥:159
 | 総攻撃力 青評連側:190
 ハンフホン軍閥:104
 | 総攻撃力 青評連側:218
 ハンフホン軍閥:154
 | 総攻撃力 青評連側:158
 ハンフホン軍閥:70
 | 総攻撃力 青評連側:129
 ハンフホン軍閥:143
 | 総攻撃力 青評連側:263
 ハンフホン軍閥:141
 | 総攻撃力 青評連側:183
 ハンフホン軍閥:149
 | 総攻撃力 青評連側:180
 ハンフホン軍閥:150
 | 総攻撃力 青評連側:207
 ハンフホン軍閥:77
 | 総攻撃力 青評連側:193
 ハンフホン軍閥:61
 | 総攻撃力 青評連側:205
 ハンフホン軍閥:117
 | 総攻撃力 青評連側:185
 ハンフホン軍閥:100
 |  		| 残り指揮統制値 青評連側:5841
 ハンフホン軍閥:2772
 | 残り指揮統制値 青評連側:5737
 ハンフホン軍閥:2582
 | 残り指揮統制値 青評連側:5583
 ハンフホン軍閥:2364
 | 残り指揮統制値 青評連側:5513
 ハンフホン軍閥:2206
 | 残り指揮統制値 青評連側:5370
 ハンフホン軍閥:2077
 | 残り指揮統制値 青評連側:5229
 ハンフホン軍閥:1814
 | 残り指揮統制値 青評連側:5080
 ハンフホン軍閥:1629
 | 残り指揮統制値 青評連側:4930
 ハンフホン軍閥:1449
 | 残り指揮統制値 青評連側:4723
 ハンフホン軍閥:1372
 | 残り指揮統制値 青評連側:4662
 ハンフホン軍閥:1179
 | 残り指揮統制値 青評連側:4545
 ハンフホン軍閥:974
 | 残り指揮統制値 青評連側:4445
 ハンフホン軍閥:789
 |  		| 拮抗 | 拮抗 | 拮抗 | 青評連優勢 | 軍閥優勢 | 青評連優勢 | 拮抗 | 拮抗 | 青評連優勢 | 青評連優勢 | 青評連優勢 | 軍閥が後退。 青評連の勝利
 |  | 
最終更新:2025年07月30日 22:30