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「世界に冠たる我らが英比同盟 」 アストリア政府はラティアンス・レフタニア技巧連合との同盟条約が締結されたことを発表。首都セントレジスにてラティアンス代表団を迎え入れ同盟締結の調印式を行った。かねてより政府はアジア・太平洋方面への進出を強化すると宣言しており、海軍は新たに太平洋方面艦隊の設立に向け動いていた。またプルシア時代に締結していたヒトラントとの同盟関係がOFC脱退の影響で不透明なままであり、政府はアジアに新たな友好関係を構築しうる国家を模索していた。そのような中で高い軍備力、経済力を有し、尚且つ我が国と契約を締結しているK1社が本拠地としていたラティアンスを以前より評価していたこともあり関係構築に向けて政府主導で働きかけていた。今回締結された内容としては不可侵条項を含む相互防衛、経済協力、相互技術交流、共同演習、軍の相互駐留の認可等幅広いものとなった。「本同盟がアジア情勢、ひいては世界情勢に影響を与えることは間違いない」と政府は同盟締結を高く評価している。 | |
「アストリア政府発表」 アストリア政府はラティアンス・レフタニア技巧連合に本拠地を構えるK1 PMC/Military Tecと大規模な契約を締結したと発表。契約対象は政府機関、国防総省、内務省、民間企業でオフェリア重工業、アイシス社グループと幅広いものとなった。K1社が提供する質の高い軍事サービスに以前から政府は高い関心を示しており本年度の国家軍事方針案が大幅に見直されたのを機に契約に至った。これを受け内務省長官は「世界規模で展開されているK1社の高いノウハウは我が国にとって有益な資源となりうる。定期的に情報交換を行い、さらなる聖国発展の礎となるであろう。」とコメント。今後K1社と具体的な調整に入り、国内での活動を全面的にサポートする構えだ | |
「北海にて海軍合同演習を実施」 聖国国防総省は北海にて聖立海軍及びK1 KPMC海上部隊との間で合同演習を実施。聖国大西洋方面艦隊旗艦のアドミラル・バレンシア級原子力航空母艦と新たにK1大西洋方面空母機動艦隊に配備された新鋭空母1F02-2Bを主軸とした艦隊は艦隊群運用試験、航空機運用試験等を行った。 | |
「国際親善企画 アストリアから開始 」 国家代表が各国を訪れる国際親善企画が我が国から開始された。各国の代表は首都セントレジスに到着後政府機関を訪れ、アハッツ事務局長が概要説明を行った。その後セントラル=オストリカ海軍基地にて聖立海軍保有装備の視察をされた。聖立院のバルツァー報道官は各国の皆様に我が国の事をより深く知って頂いたと認識している。とコメント アストリアを出発後はメディテラネア諸侯連合帝国を代表団は訪問する予定となっている |
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聖立海軍は大西洋沖で大規模軍事演習を実施したと発表 |
{{スミトラント連邦王国と同盟締結
アストリア政府はドイツに位置するスミトラント連邦王国と同盟を締結したと発表。
締結内容は相互防衛 経済協力 不可侵 技術協定の四項目で成り立っている。その他
の詳細情報は公開されていないがスミトラント代表団が国防総省を視察に訪れた。
近年、政府は大西洋進出から欧州向けの政策へと方向転換しつつある。先の南大西洋
戦争での敗北がきっかけという意見もあるがそれよりも第四次欧州大戦が最大の転換
期といえよう。ある政府高官は『欧州の大国であるスミトラントと同盟締結すること
によって着々とフランスへの対策を強化する』と話した。欧州国家との関係構築は今
までになくまさに異例ともいえるため国内では動揺が広がっている。
両国国家代表が参加する式典の準備も着々と進んでいるとのこと。
聖立海軍 トラファルガー沖にてシェラルド海軍と対峙
先の南大西洋戦争にて大西洋艦隊に甚大な被害を受けた聖立海軍だったがトラファルガー海戦にて勝利をおさめた。
近ごろ国民からの評価が悪かった海軍の名誉挽回といったところだ。本国艦隊は当初海上封鎖の為ドーバー海峡に
集結していたが、そのすきを見てフランス艦隊はサーディエラ沖にて合流。艦隊司令部は本国艦隊に加え新たに第
4艦隊を追撃の為出撃させた。第四艦隊には大西洋艦隊に所属していた艦が多く配属されており、敗北したとはい
え、実戦経験の多い部隊を向かわせることにより少しでも勝率を高めようとの考えだ。
午前11時45分、両国艦隊は戦闘状態に突入。実戦経験の少ない本国艦隊は3隻中破、2隻が大破と初戦はかなりの
被害を被った。しかしシェラルド国内でも反発の高かったブレスト勅令にて再建されたシェラルド海軍は士気、質
共に劣っており、その大部分を大破或いは撃沈に成功した。また今回の海戦には超兵器類の兵器が見られなかった
ため、通常戦闘ならば本領を発揮するアストリア海軍であったと高官は述べた。
しかし悲報も飛び込んできた。艦隊指揮官を務めたネルソン・ゾウ司令が最後の抵抗を見せたシェラルド艦の機銃
掃射によりちゃっかりこの世を引退していたことが明らかになった・・・
ともあれ、大勝利にベルンハルト三世は大変満足しておられた様子だ。
バルト=キリスト教同盟 オブザーバーとして加盟
アストリア政府はバルト=キリスト教同盟のオブザーバーとして加入したことを発表した。数ある宗派の中でキリスト教
護持という条約内容に我らベルンハルト三世は大変感銘を受けられたとのこと。条約締結の為訪れたスミトラント連邦王
国代表団の歓迎式典が聖国大議会で開かれた。式典の中で聖下は『条約締結を歓迎する。神は全てのキリスト教徒があら
ゆる勢力から平等に守られることを望み我々もそう望む。バルトより新たな時代の幕開けとなることを期待する』と述べ
られ激励した。欧州諸国とは長年にわたり対立関係が続いていたが、これを機に平和的かつ安定的な関係構築を期待する
声も上がっている。また加盟にあたり経済・軍事的な面においてあらゆる協力を惜しまない考えを示した。
対仏宣戦 欧州はまた火の海か
隣国であるが故にその脅威は今だ計り知れないイェリング朝シェラルド王国。今に至るまで直接的な戦闘はなかったものの、
政府及び軍部はその勢力拡大に危機感を覚えていた。聖国大議会を中心として当該国シェラルドの弱体化を進めるため密か
に計画を実行した。シェラルド王国と対立関係にあるスミトラントを中心とする対仏大同盟に必要に応じて必要な資金物資
を提供しアストリアは大同盟への意欲を示した。
しかし着々と準備が進む中、問題が発生してしまった。フランス諸侯ブルゴーニュ侯爵が陶酔状態に陥り、計画情報が漏洩
してしまった。これには大使も青ざめすぐさま本国へも事の重大さが知れ渡った。最終決定はベルンハルト聖下にゆだねら
れ、やむを得ず対仏宣戦の火ぶたが切って落とされた。
混乱状態の中、即座に戦時体制に移行し軍部は待ち望んでいたかのごとく、外洋演習中の艦隊を呼び戻し本国艦隊に24時間
の出撃待機命令を下令、本国哨戒艦隊はドーバー海峡を封鎖した。
こうなってしまった以上、欧州は火の海に包まれることは免れないだろう。
南大西洋戦争終結 痛み分けも実質アストリアの敗北
長年に続き繰り広げられた南大西洋戦争だったが両陣営の痛み分けとして終戦した。しかしそれによる我が海軍の被害は甚大であり
大西洋地域覇権獲得の夢は虚しく崩れ落ちた。特に駆逐艦等の小型艦艇の損失は著しく、直ちに新型艦の開発を迫られている状況である。
また今回の戦争で特に目立ったのは超兵器の存在だ。通常艦による通常戦闘を掲げていた聖立海軍の戦法は全く通用しなかったと海軍高官は
言った。今後対超大型艦艇、超兵器への対抗策を早急に考える必要がある。ただキューバにて行われた講和会議では大西洋艦隊を撤退させ
る方針で一致した。しばらくの間、南大西洋地域に艦隊を派遣することが不可能になった。
このような観点から国内では実質敗北との批判が出ており政府は頭を抱えることになるだろう。
CELTO海軍との間で大規模戦闘 被害多数
クラフタリアとの講和会議は虚しく破綻し、両国は戦闘状態に入った。これを受け、すでに前線でクラフタリア艦隊を撃破した
伊勢神皇国海軍と合流するため南大西洋艦隊は勇往邁進した。合流に成功したのも束の間、CELTO北米連合艦隊との戦闘状態に
突入した。当初の予想を上回る敵爆撃機の攻撃により、我が駆逐艦隊は甚大な被害を被った。結果、駆逐艦五隻撃沈、フリゲート
四隻撃沈という聖国海軍にとってかなりの痛手になった。後方に空母を待機させていたのにも関わらず、艦載機を出さなかった事
が今回の敗北の原因になったという意見も出ている。
既に艦隊の三から四割を失った南大西洋艦隊であるが、艦隊を再編成させたクラフタリア艦隊を撃滅すべく、空母アドミラルヴァ
ハトマンスを中核とする機動部隊が航空戦を仕掛ける。
和平会議開催
本日、カステヘルミ宮殿にてクラフタリア政府代表団との和平会議が開かれた。近年両国は対立が激化する一方で
あり、緊張状態が続いていた。この事態を打破するため両国は和平会議に踏み入った。目的は軍事的活動の抑制及び
双方の勢力圏の明確化である。現在も会議は行われている最中であるが、交渉は難航している状態だ。
ベルセリウス宰相は会議前の取材で平和的解決を望むとコメントしたが大西洋情勢は緊迫している一方である。
海軍は大西洋艦隊に出撃待機命令を発令。国民からは和平会議とは裏腹な状態に不安や戸惑いの声が聞かれる。
ベルンハルト聖帝陛下からの正式な発表はまだない。
海軍、旧式艦計108隻を廃艦へ
国防総省は維持費の問題や老朽化が激しい等の理由で旧式艦合計108隻を廃艦にすると発表。
駆逐艦や巡洋艦、補給艦などで建造からかなりの時間が経過している艦が対象になった。
退役は徐々に行われていく予定で今後、更に40~60隻ほどの艦を削減する案も出ている。
軍事に詳しい専門家は"海軍五百隻体制は本日を以て崩壊した。今後更に削減となれば政府、
国防総省はいかに海軍の反発を抑えれるかが焦点になる"とコメント。
同盟締結 世界に冠たる舞羅帝国
我らがベルンハルト三世はある客人をお出迎えした。その客人とは舞羅帝国の安師帝皇帝陛下である。
こんなに衝撃的で喜ばしい出来事は滅多にないといえよう。
ベルンハルト三世は聖国大議会にて安師帝陛下及びアメリア・ベイカー宰相を出迎え、拍手喝采の中、
ブルーカーペットを歩かれた。その後、両陛下はそれぞれ声明を発表された。
『本日は記念すべき日だ。我が国はまた大きな前進をした。紹介しよう。南米の友、安師帝陛下だ!』
とベルンハルト三世は笑みを浮かべながら発言し、会場は拍手に包まれた。
一方、別の部屋ではアメリア宰相とベルセリウス宰相が防共協定締結の調印を行っていた。
軍事・技術協力を約束する4項目からなり対CELTOでの協力体制がメインな条約になっている。
実際、大西洋の覇権を狙いたい我が国にとって舞羅帝国との協力は必須であり今後も欠かせないパートナー
になると期待されている。また今回の防共協定により我々は環太平洋君主国同盟との関係に一歩踏み込んだとも
言えよう。CELTOとHREが手を結んだことにより我が国も立場を明確にする時が訪れていた。そんな中、今回の
条約締結は対CELTOに向けて政府が本腰を入れたとも読み取れる。
聖政復古 新たなる時代の幕開け
100年以上続いてきた立憲君主制は終了した。法改正により聖帝陛下に絶大な権力が付与されたのだ。
これは実質的な王政復古を意味する。1918年の12月に聖政が崩壊してから102年の時を得て再び聖帝陛下がこの国を統治する時代が来たのだ。また王政復古後の初代聖帝陛下はアゼリア家出身のベルンハルト三世で決定している。
同時にオリバー首相は退陣し新たにベルセリウス前貴族院議長が宰相を務めることになる。
国内は熱気と歓喜にで溢れ、祝賀ムードになっている。国民のほとんどが聖帝による統治を
望んでいたからだ。一部過激派が暴動を起こすなど一時期不穏な空気が流れたが本日無事に
王政復古が実現したのだ。近々ベルンハルト三世の就任式及び建国式が開催される。
偉大なるシークヴァルド=アストリア聖国
立憲君主を象徴するプルシアの名も改称され新たなる国名はシークヴァルド=アストリアと名付けられた。
四家の総称たるシークヴァルド、1782年のセイクリッド戦争にて聖下に与えられた最高位の称号アストリア。
この二つを兼ねそろえた国名はまさに聖帝陛下がこの国を統治する最高権力者であることを表している。
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