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メダロットR - (2009/11/10 (火) 15:41:31) の編集履歴(バックアップ)


メダロットR

ゲーム概要

ゲームだけでなく、漫画・アニメも絶好調なメダロット人気全盛期であった、
1999年11月25日にPSで発売されたメダロットである。定価6090円で発売。

ストーリー

誕生日を迎えたイッキはプレゼントとしてメダロットを受け取る。しかしメダルはまだない。
ある日近くのコンビニに行くと店員がロボロボ団に絡まれている!
ロボロボ団員はイッキにロボトルを仕掛けようとするが、メダロットはまだ動かせない。
そんな時何処からともなく快盗レトルトと名乗る人物が登場!
イッキにメダルを授け、ロボトルの世界へと導く。
GB版メダロット2とは同じようで違う、もう1つの世界の話、
復活した新生ロボロボ団の野望をイッキは打ち砕くことができるのか!?

システム

基本ベースはGB版メダロット2だと思ってもいい。
しかし本作の大きな違い、それは
「全てのメダロットが3Dポリゴン化され、3D空間を所狭しとロボトル中で大暴れ!」
することである。
さらに新規登場メダもいっぱい登場して、作品としての登場メダロット数は最多!
…なわけだが、これらの要素がかなり裏目に出てしまっている作品。

ロードについては伝説級。とにかく頻繁に起こる。んで一回一回が長い。
マップ・画面切り替えでロード。学校の自分の教室まで行くのに7・8回ぐらいロード。
メダロッチ画面でもロード。組み換えが醍醐味なのにイライラさせられる。
しかもパーツの「属性」表記をしてくれない。攻略本や最強キャラBOOKにも書かれていないだと!
ロボトル前でも後でもロードが入る。しかもロボトルの演出もモッサリ。
元から戦略的で戦闘時間が長い、メダロットのロボトルが無駄に長くなる。
3Dポリゴンで動き回るメダロットたちは見ていて楽しいけれど、ロボトル時のモーションがアレ。
格闘攻撃やメダフォースとかしょっぱい。
戦闘中の充填・放熱表記が従来と異なり6角ゲージなため、行動順の把握がしにくい。
ただし、戦闘中の各パーツのダメージ状況を色分けで表記される最初の作品(メダ5まで登場しない)。
多くの新規メダに加え1・2メダ続投は歓迎。だけどRからの新規メダの大半がパーツの能力が偏りすぎ。
しかもメダロットR パーツコレクションメダロット?)&メダロット2からの
パスワード転送が無いとパーツコンプリートはできないという事実。

これらの難点が多く目に付くが、それでも過去作品全パーツのフルポリゴンを拝めるという美点は他作品とは替え難い魅力。
まだ元気だった頃のメダロットのパワーを感じる事の出来る作品である。

ゲームバランス

先ほど述べた通りスッゴイことになってるぜ!
メダロット2でのインフレをパワーアップさせた感じ。
上位互換下位互換パーツの配分やパーツパラメータや行動設定が無茶している、
そもそもGB版メダロット2とはダメージ計算方法が違うのではないかという話まで。

展開

漫画版メダロットRとはほぼ絡まない。
(あくまでもメダロッターりんたろう!の続編であり、ほるまメダやアニメメダ、X計画との懸け橋となる作品であるため)
初回特典はトリケラボッツのパスワードカードが封入。
予約特典はチャオシェンコーのパスワードカードだが、初回特典と違い1枚につき1つのパスワードしか書かれていない。
あと「MEDAROT」のロゴが書かれた紺色のストラップとか店舗別に配布していた気がする。