- ソード・ワールド2.0の舞台であるラクシアの冒険者なら誰もが習得している特殊な移動方法。
敵に向かって移動しながらも近づきたくない素振りを見せることによって、本来の移動距離を超えて移動することが可能となる。--AWAKIRA
- ゲームルール的に解析すると、
①「乱戦状態」というFEARシステムの「エンゲージ」に相当する概念があるが、エンゲージがサイズを持たない「点」であるのに対し、乱戦状態は中心点と半径を持つ「円」である。
②乱戦状態に参加したいキャラクターは通常、乱戦状態の中心点まで移動した後に「乱戦状態に参加する」宣言を行わなければならない。
③前述のとおり乱戦状態は直径を持つが、乱戦状態の半径内にキャラクターが入ってきた場合、敵は「そのキャラクターを乱戦状態に巻き込む」という宣言ができる。これによりそのキャラクターは中心点まで到達していなくても乱戦状態に参加することになる。--AWAKIRA
- ②と③のルールにより、乱戦状態の中心までは届かないが外周までなら到達できる移動力がある場合、敵にわざと乱戦状態に巻き込ませることによって移動距離が足りなくても乱戦状態に参加することができるようになる。
そこで、できるだけ巻き込まれたくない素振りを装いつつ近づくことによって敵を欺くという技法が生まれた。
これを人々は「ツンデレ移動」と呼ぶ。
早い話が、ルールの穴。--AWAKIRA
最終更新:2012年06月10日 12:41