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ラギアクルス駕種

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mh_orimon

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別名

死海竜

異名

死海の死神

英語表記

Death Lagiacrus

危険度

5

種族

海竜種(海竜目 海竜亜目 電殻竜下目 ラギアクルス科)

棲息地

彷徨いの闇湿地、極楽郷

破壊可能部位

頭、前脚、胸、蓄電殻(3段階)、尻尾(切断)

弱点部位

胸、蓄電殻

弱点属性

火、龍

BGM

『死と破壊の共震』

生態・特徴

近年発見された、ラギアクルスの駕種。
黒い甲殻は希少種のそれと共通するが、ややくすんだ黒色であることに加え、
角や爪などは紫色であり、全体的な色の印象はかなり異なる。

通常種は主に海に棲息していたが、本種は淡水の沼や湖を縄張りにしている。
体内で強力な毒液を分泌することができ、腹部から尻尾にかけての部位から放出する。
特筆すべきはその量であり、1頭で沼や湖を丸ごと紫色に染め上げることが可能。
この現象に見舞われた水場は「死海」と呼称され、ほとんどの生き物が死滅する。
ラギアクルス駕種はまさに「死海の死神」たる存在と言える。

なお、毒液を広範囲に放出する理由については、
効率良く狩りをするため、縄張りを主張するためなどと諸説あるが、
1つの生態系を丸ごと破壊すれば将来的には獲物がいなくなってしまうため、
食事のための行動にしては明らかに過剰である。
これについては個体数の少なさもあり研究があまり進んでいない。

ラギアクルス種に共通する蓄電と放電の機能も変わらず有しているが、
放たれた電撃は通常の水よりも毒液に優先して流れていく。
これは毒液の通電性が極めて高いゆえに起こる現象である。
逆に言えば、毒液が薄い場所には電撃が滅多に及ばないということでもある。

蓄電が最大量に達すると濃厚な毒液を周囲に噴出し、大規模な放電を行う。
それだけでも脅威だが、電力の大きさゆえに水と毒液は瞬時に蒸発し、
その著しく強い衝撃が水中に余すことなく波及する
この行動を見たなら即座に水から上がり、衝撃から逃れることが推奨される。
あるいは、水底の岩などに隠れることで回避するという手もある。

陸上では電気が地面に沿って流れるため、水中に比べれば脅威は減る。
しかし本種は全身に毒液を纏って肉弾戦を繰り広げることで、
電気に頼らずに外敵の排除を試みる。
素早い突進に掠りでもすれば、即座に毒に侵されることは免れない。

さらに、陸上に長くいると纏った毒液が体の凹凸に沿って徐々に硬化し、
棘のような形状を成して全身を飾る。
固体化した毒液は多少触れるだけなら無害であるが、
単純に鋭い形状によって攻撃力が増すため、引き続き警戒が必要。

概要

  • ラギアクルスの駕種。全身を黒い甲殻で覆っているが、
    ラギアクルス希少種の漆黒とは異なる、ややくすんだ感じの黒色であり、
    光の加減によってはむしろ灰色に近く見える。
    角、爪、突起などが紫色になっていることも含めて、
    同じ黒いラギアクルスでも印象はだいぶ異なる。
    ちなみに瞳の色は青色。

  • 海の王たる通常種、陸をも支配する亜種、深海を庭とする希少種……と続いて、
    駕種は水中と地上で戦闘スタイルを一変させるのが特徴。
    今まで電気めいたエネルギーを専門に扱ってきたラギアクルス種の中で初めて毒属性を操る一方、
    並外れた規模の電力を宿す能力も健在である。

  • 本種の特色は何と言っても毒液を放出することができる点だろう。
    首の下側から腹部、尻尾の下側にかけての、いわゆる「蛇腹」部分から噴き出す。
    これによりラギアクルス駕種がいる水場は薄い紫色に染まり
    駕種が去った後ですら数分間はその状態が持続する。
    これは世界観の話だけでなく、実際にゲーム内で見られる演出であり、
    モンスターがいなくなった後も継続するというのは非常に珍しい。
    • なお、紫色のエフェクトがほんのりかかるといった具合なので、
      これだけで戦闘に支障をきたすほど視界が悪くなることはない。

  • 水中では体当たりや突進の際にワンテンポ遅れて毒液が噴出される。
    これは攻撃と同じ方向にゆっくり進むので、大きく移動すれば回避可能。
    ただしその場に煙のようにしばらく滞留するので、
    単に当たると危険なだけでなく、視界を塞がれて厄介。
    本種もそれを認識しているのか、タックルで毒液を広げた後、
    予備動作が見えない状態からそこを突っ切るようにして突進してくるコンボがある。
    • なお、各種スリンガー弾で散らすことができる他、
      ラギアクルス駕種を含めたモンスターが接触すると毒液は消える。
      それを意識して移動すれば、視界不良に陥りにくくなるだろう。

  • しかし最も恐るべきは、毒液が電気をよく通すこと。
    ラギアクルス駕種の電撃は毒液を伝って本来届かない場所まで届いてしまう。
    特に毒液を蜘蛛の巣のように放射状に噴出した後の電撃では、
    水中の超広範囲に電撃が及び大変危険である。
    しかし毒液の無い空間であれば接近しても問題ないので、
    いかに上手く位置取りできるかがみそ。

  • 水中における最大技は、高濃度の毒液を自分自身を包むほどに噴出し、
    そこに通電して超大規模の放電を行うというもの。
    実はそれ自体は毒液の外に逃れれば回避できるのだが、問題はその後で、
    膨大すぎる電力が周囲の水を一気に蒸発させ、その衝撃が3回にわたって飛んでくる。
    その性質上初見殺しに近く、電撃を躱して近付いたハンターを一網打尽にした。
    一応、水が縮むように揺らぐエフェクトがあるので、
    数々の大技を見てきた経験者ならトラップに気付けたかもしれない。
    • この衝撃波は陸に上がるか、水底の岩の陰に隠れて回避できるのだが、
      それ以外では水中にいる限り絶対に回避不可能という代物。
      ガードもできず、3回の判定が根性も貫通してしまう。
      ただしタイミングを見ての回復薬使用、自動回復系のスキルなどを使えば、
      もちこたえることは十分可能なので最後まで諦めないように。
      なお、衝撃波は無属性なので水耐性は無意味。

  • ちなみに蓄電殻の破壊が3段階にも増えており、
    壊していくごとに最大蓄電量が減っていく仕組みになっている。
    完全に破壊すれば上記の大技を封印できる。

  • 陸上では毒液が地面に付着するため、電気も地上を二次元的に流れる。
    よって水中よりも幾分か回避しやすいが、
    陸に上がった本種にとって電気は補助的な攻撃手段に過ぎない。
    素早く動き回って直接攻撃を加え、体に纏った毒を擦り付けてくるのである。
    • そのためか攻撃は対象と「すれ違う」ように動くものが多く、
      まっすぐ向かってくると思っていると危ない。
      横方向に大きく移動するようにしよう。

  • また、体に付いた毒液は徐々に硬化し、伸びていって棘のようになる。
    この状態では毒属性が使えなくなるが、刺々しくなった影響か、
    ただでさえ高い攻撃力がさらに上がり、肉弾戦の危険度が増す。
    動きも対象を正面に捉えるようになるため、
    独特な動きに慣れたところを足元をすくわれる可能性がある。

  • 総じて、水中、陸上の前半と後半、都合3種類の戦い方があるということ。
    これにいかに対応できるかが本種攻略の鍵となるだろう。

装備

武器

ラギア武器とほぼ同じデザインで、黒を基調に、紫の棘が生えている。
マガラ武器とは配色が似ており、ちょっとややこしい。
なお、棘の長さなどが通常種に比べて若干長くなっている。

性能としては、雷属性と毒属性の複属性となっている。
毒の蓄積の機会が少なくなると見込んでか、属性値はかなり高めに設定されている。
しかし雷属性武器として運用し、毒はオマケ程度に考えるのが吉か。

大剣 死雷剣ラギアクルス 太刀 死海斬破刀・真打
片手剣 死海剣ネオディニス 双剣 死海双剣ネオクルス
ハンマー 死海鎚ラギオボルガ 狩猟笛 死海笛ヴォルトホーン
ランス 死海槍ガイオス ガンランス 死海銃槍ライオルド
スラッシュアックス 死海剣斧ラミエル チャージアックス 死海盾斧ヴァンクロム
操虫棍 死海叉棍ヴォルトラギア 穿龍棍 死海穿棍ヴォルトロム
磁斬鎚 - ライトボウガン 死海砲エクレール
ヘビィボウガン 死雷砲ブリッツドール 死海弓ボルトクルス

防具

こちらも武器同様、色などは変わっているが基本的に通常種の防具と同じデザイン。

注目はシリーズスキル「死神の雷衣」。
抜刀状態で前転回避をすると、移動速度と回避距離が向上し、体力が徐々に減少するようになる。
回避するたびにメリットとデメリットが増加し、5回目以降は攻撃力と会心率も上がるが、
その頃には体力の減少は通常の毒と同レベルになっている。
10回の回避で最大に達し、攻撃力+20、会心率+20%を得るが、
体力減少は猛毒レベルに達しており、何かしら対策をしていなければそのまま死ぬだけに終わる。

一見してラギアクルス駕種を体現したスキルに見えるが、
よくよく考えると自分が毒にかかってしまっている。
むしろ駕種の呪いめいたものを受けた……という見方ならできそうか。

部位 名称
デスラギアヘルム
デスラギアメイル
デスラギアメイル
デスラギアコイル
デスラギアグリーヴ
シリーズスキル 死神の雷衣

オトモ装備

オトモアイルー

武器 死猫剣ラギアクルス
デスネコラギアヘルム
デスネコラギアメイル

オトモガルク

武器 死犬棍ガイオス
デスガルラギアヘルム
デスガルラギアメイル

余談

  • 別名にある「死海」という名前の海は実際に存在する。
    中東にある塩湖の名である。当然だが毒に染まった海などではない。
    この死海は塩分濃度が海水の10倍以上あり、
    その影響で人間も沈まないほど浮力が高いのだという。

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