緊急任務【ムフェト・ジーヴァ】の項目から受けられる
クエスト「赤き龍」の報酬で手に入れられる武器。
武器本体の攻撃力、会心率、スロット、ブレは共通しているが扱える弾や特殊弾が異なる。
同クエストで入手できる覚醒素材の龍光石を消費して武器に「覚醒能力」を付与することで性能を変化させることができる。
覚醒武器はマカ錬金の覚醒の錬金術でムフェト・ジーヴァの素材と古龍の浄血、調査ポイントを消費することでも入手できる。
また、封印の錬金術で不要な覚醒武器を龍光石に変えることができる。(覚醒レベル5以下は大龍光石1個だが、レベル6以上で2個、レベル11以上で3個になる)
基礎ステータス
覚醒能力について
龍光石を消費して覚醒値を溜めることで覚醒能力が3つランダムに発現する。その中から選択して覚醒武器に追加することを繰り返すことで覚醒能力を5つまで付与することができる。
付与した覚醒能力を外すことはできないが、新たに発現した覚醒能力で上書きすることができるため能力の選択を間違えたり変更をしたくなった場合も修正が効く。
覚醒能力を選択しなかった場合、覚醒値の蓄積が行われる。蓄積回数に応じて覚醒能力が発現した時にレア度の高い覚醒能力が発現しやすくなる。
但し、蓄積回数による補正は19回で最大となる。また、覚醒能力を選択すると蓄積回数はリセットされる。
覚醒能力には星の数で表示されるレア度が設定されており、覚醒武器に付与された覚醒能力のレア度の合計値が覚醒Lvである。
覚醒Lvが一定値を超えると覚醒能力の発現に必要な覚醒値が変化する他、蓄積回数で覚醒能力の抽選にかかる補正が最大になるまでの必要回数が減少する。
覚醒Lvが23を超えると武器の見た目にも変化がある。ただしレア度の低いシリーズスキルや武器種固有の覚醒能力を採用した場合、最終的に覚醒Lvが23に届かないこともあるため見た目が変化してないからといって必ずしも強化不足とは限らない。
装填数【○○弾】と攻撃力・会心率・スロット・防御力強化は、低レベルの能力を付与していると能力強化という枠で一つ上のレベルの能力が発現することがある。
これは通常の覚醒能力の抽選とは別物で、指定された能力に上書きする形でしか付与できない代わりに高レベルの物が出やすい。
特に攻撃力強化Ⅴや装填数【○○弾】Ⅱは普通の抽選では蓄積補正込みでも非常に低い確率でしか出てこないので、なるべく低レベルの能力を揃えてから能力強化枠でレベルを上げていくのが無難。
また、レア度が6の覚醒能力は能力強化枠でしか(レア度が5かつ同じ系統の覚醒能力が付与されていないと)発現せず、武器1本につき1つしか付けることはできない。
ボウガンの場合はレア6の装填数【○○弾】が非常に強力なため、対応する覚醒能力が存在しない徹甲榴弾運用などを除くとレア6枠は基本的にこれで固定となる。
ボウガンにつけられる覚醒能力
覚醒武器につけられる覚醒能力について説明する。
武器種によってつけられる覚醒能力や覚醒能力によるステータス上昇量は異なる場合があるためここでの説明はあくまでボウガン系の覚醒武器に限定した数値のみ扱っている。
装填数【通常弾】、装填数【散弾】、装填数【貫通弾】、装填数【属性弾】
ボウガン系武器固有の覚醒能力。それぞれI~Ⅲまで存在し、対応する弾の装填数を1~3発増加させる。
対応する弾を主力弾として使う場合は絶対に付けたい覚醒能力。
装填数を増加させる覚醒能力は一枠分しか付与できない。
ブレ抑制、反動抑制、リロード補助
ボウガン系武器固有の覚醒能力。それぞれ強化パーツのブレ抑制パーツ、反動抑制パーツ、リロード補助パーツ1つ分の効果を発揮する。
これらの強化パーツの代替となる覚醒能力も1枠分しか付与できない。
強化パーツの枠を1枠自由にして更に積みたいパーツがある場合、もしくは物理弾を運用する際に近距離パーツを増やす場合に効果的。
攻撃力強化
攻撃力を上昇させる覚醒能力。上昇値はⅤで基礎攻撃力+10、Ⅵで基礎攻撃力+15。
武器そのものの攻撃力が上昇する扱いなので攻撃力の上限値や乗算される時に重要な基礎値も上昇する。
ボウガンの場合は攻撃力に依存する属性弾の属性強化も兼ねる。
この覚醒能力は複数枠付与することができる。
Ⅴで攻撃Lv3+α相当と覚醒能力の中でも特にコストパフォーマンスに優れるのが特徴。余った枠は攻撃力強化Ⅴで埋めれば大体間違いない。
会心率強化
会心率を上昇させる覚醒能力。上昇値はⅤで会心率+10%、Ⅵで会心率+15%。
火力を上昇させる覚醒能力だが、攻撃力強化Ⅴが攻撃Lv3相当なのに対しこちらは見切りLv2相当なので若干見劣りする。
頭一つ抜けている1段階目の会心カスタムを始め、会心率を盛りやすい環境なのも逆風か。
とはいえ状況によらず会心率が上がるので属性弾運用での会心撃【属性】のような会心時に火力が大きく上昇するが、弱点特効などの会心率増加スキルに頼れない装備構成の場合は選択肢に上がる。
この覚醒能力も複数枠付与することができる。
スロット強化
武器に装飾品のスロットを付加する覚醒能力。Ⅲでスロットレベル3、Ⅳでスロットレベル4のスロットが付加される。
スロット強化Ⅳは星6能力なので他の星6能力と共存できないことに注意。
スロットレベル3でも主力弾が物理弾なら弾強化スキルを追加することで攻撃力強化Ⅴ以上の火力上昇を見込める。
もちろん空いたスロットで生存力を高めるスキルを積んでもよい。
他にもレベル4スロットに入れていた3スロ装飾品を移すことで、レベル4スロットを自由に使えるようになるなど装飾品の構成の自由度が高くなる。
ただ、空いたスロットに追加するスキルが攻撃力や会心率を上昇させるものなら素直に攻撃力強化Ⅴや会心率強化Ⅴを積んだ方がよい場合が殆どである為よく考えよう。
この覚醒能力は1枠しか付与することができない。
防御力強化
防御力を上昇させる覚醒能力。上昇値はⅤで防御力+50、Ⅵで防御力+60。
生産武器についてる防御力上昇が30~50であることを考えると上昇値は大きい。
しかし、MHWの被ダメージ計算の都合上防御力が高くなるほど防御力上昇によるダメージ軽減率が落ちるため、
防御力が1000を突破することも珍しくない現在の環境では、防御力+50~60よりもスロット強化を付けて精霊の加護を付けた方が期待値上の軽減率は高い。
あって困るステータスではないもののボウガンに欲しい能力としては優先度は低い。
この覚醒能力は1枠しか付与することができない。
シリーズスキル
防具に付いているシリーズスキルを1部位分武器に付与する覚醒能力。
防具の分を肩代わりしているだけであって、これ1つでシリーズスキルが発動する訳ではないので注意。
シリーズスキルを発動する際に防具の選択肢を1部位分自由にすることができる。
単にスキル自由度を上げるだけなら他の火力カスタムやスロット強化をした方がいい場合も多いが、
このカスタマイズの真骨頂は生産武器でできなかった3部位シリーズスキル2つの発動や2部位と4部位の別のシリーズスキルの同時発動を可能にする点にある。
ボウガンの場合は属性弾運用で会心撃と赤龍の封印による相互シナジーを狙った構成や、徹甲榴弾運用で熔山龍の真髄と迅竜の真髄を同時に発動させDPSと弾持ちの双方を上げるような構成が可能になる。
また、2部位シリーズスキルを二つ発動させる場合でも死にスキルを少なくするために採用されることがある。
例えば貫通弾運用で迅竜の真髄を1部位肩代わりし、貫通弾強化を持つEXナルガ頭ともう1部位、ブラキウムや斉天を2部位、同じく貫通弾強化を持つガルルガ足で無駄なくスキルを盛りつつ真・弾丸節約を発動させるような構成は比較的人気。
ただ通常の生産可能なマスターランク防具のシリーズスキルは一通り存在するが全部が全部というわけではなく、アステラ祭・セリエナ祭限定装備やコラボ系のもの、
ムフェト・ジーヴァより後に実装されたモンスターのものは付与できない。
当然と言えば当然だが、上位防具のシリーズスキルはコラボ・非コラボに関わらず付与できない。
他にも例外的に赤龍の封印、ギルドの見識、教官の導きなどは付与できないようだ。
また、その武器種で必ず死にスキルになってしまうシリーズスキル、ボウガンで言えば風漂竜の覇気(弓溜め段階解放)なども付与されない。
この覚醒能力は1枠しか付与することができない。
最終更新:2020年08月26日 07:11