【基本データ】
●全長156mm ●全幅92mm ●全高42mm
●Item No:19602
●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1998年3月発売
【本体内容】
シャーシは
スーパーX。
ギヤ比は4:1に加え、3.5:1が付属。
Xシャーシ用小径3本スポークホイールと24mm径の小径バレルタイヤを装備。
ローラーはゴムリング付き16mmプラローラー、ゴム無し13mm。
取り外し可能なリヤステー付き。
先行販売版はなぜかドライブシャフトがブラックメッキだった。
また、ボディがブラックメッキ、シャーシがスモークの限定キットもあったようだ。
エアロ後期にはシャーシを白SX、ボディをクリヤーオレンジに変更した限定キットの「クリヤースペシャル(ITEM:94460)」が少量スポット生産された。
【漫画、アニメでの活躍】
爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAXにて一文字豪樹の弟、一文字烈矢が使用したマシン。
マックスブレイカーとウィング以外の形状がそっくりの兄弟マシンではあるがコーナー重視とかそんな事は無く、どちらかというとマグナムに対するトライダガーのような関係。
正式名称はキットと同じく「シャドウブレイカーZ-3(ズィースリー)」。
しかし兄機と異なり烈矢本人含めてだれもかれもが「Z-3」と呼ぶため、シャドーブレイカーと呼ばれているシーンは驚くほど少ない。
原作・アニメ共に、
ファントムブレードと
バイスイントルーダーのコンビとの戦いの中で破壊されその生涯を終える。
そのスピードもさることながら、プラズマを発生させ他のマシンを攻撃し破壊するというバトルマシンでもある。
原作ではフロントノーズ先端の割れ目から光球を発射、アニメ版ではこれに加えてフロントバンパーのネジ穴部分(Xシャーシで初めてバンパーに追加されたネジ穴)から電撃を発生させている(描写を見る限り、シャーシのあらゆる箇所から発生させられる様子)。
なおプラズマだプラズマだと言ってはいるが、強化のために車のバッテリーと直結させたり後述の走法を見る限り、少なくともアニメに関しては「電撃」である様子。
アニメにおいてはメンテナンス無しでボルゾイレーサー100人抜きを達成する等、攻撃能力と併せて非常に強力なマシンとして描かれている。
更に、プラズマシステムを限界までチャージすることで「スーパーノヴァアタック」と呼ばれる必殺技も使用できる。
但しチャージに時間がかかる上、作中描写が「金色に輝きつつ体当たりする」というもので結局どういう技なのかはよくわかっていない。
しかし他のZシリーズの能力を鑑みるとこれらの攻撃能力はあくまでオマケであり、本来はシャーシ下部から地面に向けて電気を発して吸着させ、強引にダウンフォースとグリップ力を得て加速するための機構であるようだ(自身の走り方を見つけた烈矢も同様の走法を披露している)。
最終的には、ボルゾイにジャックされたGJCサマーレースの終盤にファントムブレードに前後に真っ二つに切り裂かれ、更に後部はそのまま火山内の溶岩へと消えて行くという前々作主人公機のような最期を迎える。
何とか生き残った前半分に残されたシャフトは、相棒の証として
ナックルブレイカーに受け継がれることとなる。
原作では、ボルゾニックシステムを搭載する前は登場当初の
マックスブレイカーと同じく殆どカラーリングが施されていなかったが、なぜか搭載後に模様がついている。
どちらも
ブラックストーカーのマーキングみたいに浮き出る仕組みなんだろうか?
余談だがアニメ版はマックスブレイカー共々模様が大きく簡略化されている(ウィングの文字省略、稲妻型ファイアがオレンジ一色など)。
塗装で再現してみるのもいいかもしれない。
【VIP内での評価】
【公式ページ】
【備考】
また、限定GUPでシルバーメッキボディもあった。
ちなみに、99年以来久しぶりの復活を遂げたミニ四駆最大のレースである2012年のジャパンカップにおいて、
全国チャンピオンに輝いた盛選手はこのシャドウブレイカーZ-3を使って栄冠を手にした。
超速ガイド2013にインタビューと共に全方位からの写真などが載っている。気になる人は探してみよう。
最終更新:2022年12月04日 13:39