適当ポチポチやってたらなんかそれっぽい計算式ができたのでメモ。
書き手がド文系なので、計算知識に乏しいです。
レジストについて
MoEにおける魔法防御の能力のことです。
レジストには「1次」と「2次」の2種類あるとされています。
1次レジストは属性耐性値によって魔法ダメージを軽減させる能力です。要するに魔法防御力。
2次レジストは魔法ダメージを半減させるものです。耐性値が高いほど半減率が上がります。
moewikiには、耐性値が一定以上になると半減するようになると書いてありますがこれは誤りです(もしくは旧仕様)。
属性耐性以外にも「魔法使用者の魔力」なども計算に含まれているようで、特定の条件下では耐性値0でも、2次レジストが発生することがあります。(厳密にはおそらく半減は魔法側の設定なのでしょう)
1次、2次以外のレジストらしき処理も確認できますが、あったとしても影響はごく小さいものと考えられます
計算式
この計算式は正確なものではなく簡略化したものです。
(本来の計算式についてはまだ不明な点が多く、仮に分かったとしても計算に必要なデータの算出がかなり面倒でろくに使えないです。)
< 計算に必要なデータ >
魔法:使用する魔法の名前。
効果量:耐性0を対象とした時のダメージ量。最大値だとデータとして扱いが楽。数十回やって最大値を出す。
ダメージ:対象へのダメージ量。これも同様に最大値を出す。
属性耐性:計測に使った対象の属性耐性値。少なくとも属性耐性40以上を対象とするといい。かかしLv100は耐性40。
< レジスト計算式(簡易) >
レジストダメージ = 効果量 × 貫通率 ^ 耐性値補正
貫通率 → レジストを無視する程度の値。魔法ごとに個別に決まっている。算出は下記参照。
耐性値補正 →攻撃を受ける側の属性耐性値に依存する補正です。
式: &bold(){耐性値} /{ 10 × [( &bold(){耐性値} + 300 ) / 400 ] }
例:耐性値が100なら → &bold(){100} / { 10 × [( &bold(){100} + 300 ) / 400 ] }= 10
※「 ^ 」は階乗です
< 計算手順 >
1.データを集める。
[ 例 ]
・魔法:メガバースト(古いデータからの参照で、現在と威力が異なる)
・最大効果量:132
・対象への最大ダメージ:78
・対象の属性耐性:100
2.耐性ダメージ以外のデータを1次レジスト計算式に当てはめる
耐性値補正= 100 / { 10 × [( 100 + 300 ) / 400 ] }
= 10
ダメージ = 132 × 貫通率^10
3.貫通率を割り出す。
…しかし計算の仕方がよくわからなかったので、
かわりに適当な数値をぽちぽち入れて近似値を探しました。(無教養の文系の限界)
ここでは貫通率を0.948としてみた。
ダメージ = 132 * 0.948^10
= 77.39 ←(78に近くなった)
4.割り出した貫通率とレジスト計算式を使うと、任意の耐性値に対応したダメージを算出できる。
耐性値補正(耐性10) = 10 / { 10 × [( 10 + 300 ) / 400 ] }
= 1.290
ダメージ(耐性10) = 132 × 0.948^1.290
= 123.21
○以下計算結果一覧
f(耐性値)=ダメージ量
f(10)=123.21 (参考:93.3%)
f(20)=115.50
f(30)=108.70
f(40)=103.67 (77.8%)
f(50)=97.29
f(60)=92.46
f(70)=88.12 (66.8%)
f(80)=84.19
f(90)=80.63
f(100)=77.39 (58.6%)
f(140)=66.99 (50.7%)
f(180)=59.25 (44.9%)
考察と解説
経緯
耐性値の効率をしらべるために適当にデータ同士割り算していたら、やたら別のデータの二乗の数値がででてきたりしたので、
もしや「魔法命中^回避回数」みたいな、昔のRPG的計算式なのでは?と仮説を立てて式を作っていったらなんかうまくいったのでした。
貫通率について
(たぶん)魔法ごとに設定されているステータスのようです。
DoT系は貫通率が高めの設定のようです。
耐性値と軽減率の対応について
メガバは貫通率が他と比べて高めなので、これよりちょっと数値を下げると基準として使いやすい値が出せる。
耐性30で8割、耐性50で7割、耐性90で6割
耐性130で5割、耐性180で4割 くらい。
実際には半減レジストも追加で起こりますが、デバフの効果時間は半減レジストが起こらない(起こりにくい?)ので、参考にしやすいです。
「呪文抵抗」のスキル効率について
「最大ダメージを下げて、確殺を防ぐ」という目的で属性耐性をあげる場合は、30~50あたりの確保が効率よさげです。
この範囲ならスキル値を大きく割かずとも確保しやすいです。
「平均ダメージを下げる」という目的で属性耐性を上げる場合は、半減レジストを期待することになります。別ページ参照になりますが、値が低いほど効率が極端に下がります。そのため可能な限り高く保つことが求められます。
カカシのステータスについて
petwikiにはレベル100のカカシは耐性が52との記述されていますが、
ここでの計算式をつかって算出したかぎりでは、耐性40である可能性があります。(レベル50だと耐性20)
また2015年以前はカカシの耐性は100だったそうです。
計測データとの比較
左:計測データ表 右:計算式を使った表
※メガバのデータですが、古いので現在と効果量が異なる可能性があります。
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最終更新:2025年04月26日 06:28