人外と人間
ドラゴン×少女
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「先生・・・お願いします・・・」
「どうか・・・どうかわたくしと・・・」
「・・・・・・付き合ってくださいっっ!!」
「・・・いや・・・、すまんが、無理、だ」
「・・・っなぜですか!!」
「なぜって・・・それは私が・・・」
「竜、だからだ」
「どうか・・・どうかわたくしと・・・」
「・・・・・・付き合ってくださいっっ!!」
「・・・いや・・・、すまんが、無理、だ」
「・・・っなぜですか!!」
「なぜって・・・それは私が・・・」
「竜、だからだ」
とある竜の恋の受難 6-598様
わたくしの名前はニーナ・シャルマー
とある魔法学校に通う2年生の女子生徒です
けっしてホ○ワーツではありませんのであしからず
まあそんなことはどうでもよろしい
たった今、わたくしはとある御方にアプローチをかけています
その御方は魔法学校の教師であり、そして、わたくしのあこがれ
しかし、2人が付き合うには少々問題がありました
そう、なぜなら彼は・・・・・・
『竜』だったのです
とある魔法学校に通う2年生の女子生徒です
けっしてホ○ワーツではありませんのであしからず
まあそんなことはどうでもよろしい
たった今、わたくしはとある御方にアプローチをかけています
その御方は魔法学校の教師であり、そして、わたくしのあこがれ
しかし、2人が付き合うには少々問題がありました
そう、なぜなら彼は・・・・・・
『竜』だったのです
竜「いや、ほかにも問題あるだろう。私と君が、教師と生徒という間柄ということもだ」
ニーナ「別によろしいじゃありませんの。書物などでもよく見かけます。まさしく禁断の愛ってやつです・・・」ウットリ
竜「よくない。全然よくないぞ」
ニーナ「そんなことより先生、いまので通算28回目の告白です!いいかげんあきらめて、わたくしの愛をお受け取りになってくださいな!」
竜「だから何度も言っただろう。私と君は教師と生徒という間柄だし、なにより私は竜、君とは生きる世界が違う。添い遂げることは不可能だよ」
ニーナ「もうその言い訳は聞き飽きました!そういうことなら卒業してからでも遅くはないし、わたくしは先生が竜でもまったく気にしません!」
ニーナ「いえ、むしろ障害があるからこそわたくしの愛は熱く燃えたぎってきます!そう、先生が教えてらっしゃる魔法のように!」
ニーナ「別によろしいじゃありませんの。書物などでもよく見かけます。まさしく禁断の愛ってやつです・・・」ウットリ
竜「よくない。全然よくないぞ」
ニーナ「そんなことより先生、いまので通算28回目の告白です!いいかげんあきらめて、わたくしの愛をお受け取りになってくださいな!」
竜「だから何度も言っただろう。私と君は教師と生徒という間柄だし、なにより私は竜、君とは生きる世界が違う。添い遂げることは不可能だよ」
ニーナ「もうその言い訳は聞き飽きました!そういうことなら卒業してからでも遅くはないし、わたくしは先生が竜でもまったく気にしません!」
ニーナ「いえ、むしろ障害があるからこそわたくしの愛は熱く燃えたぎってきます!そう、先生が教えてらっしゃる魔法のように!」
先生は『サラマンダー』という竜で、すべての炎の魔法をつかさどる精霊なんだそうです
なので、この学校ではおもに炎の魔術を教育なさっていますわ
普段は人間界とは別のところにいらっしゃいますが、校長先生から授業の依頼があったとき、こちらに召喚される仕組みになっています
先生の魔法はほんとにすばらしいの一言に尽きますわ
繊細でありながらも豪快で勇ましく、そしてなによりもその美しさが・・・おっとのろけになりましたわ
まあとにかく
なので、この学校ではおもに炎の魔術を教育なさっていますわ
普段は人間界とは別のところにいらっしゃいますが、校長先生から授業の依頼があったとき、こちらに召喚される仕組みになっています
先生の魔法はほんとにすばらしいの一言に尽きますわ
繊細でありながらも豪快で勇ましく、そしてなによりもその美しさが・・・おっとのろけになりましたわ
まあとにかく
ニーナ「先生!!もうわたくしはあなたへの愛を抑えきれません!!この気持ちはまるで炎のように大きく燃え盛り、この身を焦がしてしまいそうです!!」
ニーナ「お願いですから早くわたくしの気持ちにこたえてください!!でないとこの愛の炎で身も心も燃え尽きてしまいそうで・・・!」
ニーナ「お願いですから早くわたくしの気持ちにこたえてください!!でないとこの愛の炎で身も心も燃え尽きてしまいそうで・・・!」
キーンコーンカーンコーン・・・
ニーナ「・・・・・・」
竜「・・・予鈴が鳴ったぞ、早く教室に向かいなさい」
ニーナ「・・・ッチ」
竜「・・・・・・」
ニーナ「先生、わたくしはあきらめません。絶対に・・・あなたを振り向かせてみせます!覚悟しておいてください!」
ニーナ「それでは、ごめんあそばせー!」ダダダダダ…
竜「・・・・・・」
竜「・・・ハァ」
竜「さて、私も帰るとするかな・・・」ノシノシ
竜「・・・予鈴が鳴ったぞ、早く教室に向かいなさい」
ニーナ「・・・ッチ」
竜「・・・・・・」
ニーナ「先生、わたくしはあきらめません。絶対に・・・あなたを振り向かせてみせます!覚悟しておいてください!」
ニーナ「それでは、ごめんあそばせー!」ダダダダダ…
竜「・・・・・・」
竜「・・・ハァ」
竜「さて、私も帰るとするかな・・・」ノシノシ
次の日、とある教室
ワイワイ、ガヤガヤ・・・
ニーナ(今日も先生の授業、楽しみだわ!ああ早くこないかなあ・・・)ドキドキ
ニーナ(そして今日こそ、先生をわたしの虜に・・・!)
ニーナ(そして今日こそ、先生をわたしの虜に・・・!)
コツ、コツ、コツ・・・
ガラッ
ガラッ
教師「おはようございまーす」
ニーナ「?」
教師「どーもすいませーん。今日はサラマンダー先生が急用で来れなくなったので、かわりに私が授業をつとめさせていただきまーす」
ニーナ「!?」
教師「授業内容はちょっと変更して、薬草学の勉強にしますねー。では今からプリント配りますのでー」
ニーナ「そ、そんな・・・」
ニーナ「こんな・・・こんなことって・・・」ワナワナ
教師「?」
ニーナ「ありえないわああああああああああああああ!!」
ニーナ「?」
教師「どーもすいませーん。今日はサラマンダー先生が急用で来れなくなったので、かわりに私が授業をつとめさせていただきまーす」
ニーナ「!?」
教師「授業内容はちょっと変更して、薬草学の勉強にしますねー。では今からプリント配りますのでー」
ニーナ「そ、そんな・・・」
ニーナ「こんな・・・こんなことって・・・」ワナワナ
教師「?」
ニーナ「ありえないわああああああああああああああ!!」
バターン!!ダダダダダダダダ・・・
教師「シャルマー、トイレはそっちじゃないぞー、おーい?」
時刻、精霊界
ゴアアアアアアアアアアアッ!!
狩人A「ギャアッ!!」ドサッ
竜「失せろ、下賤な輩どもめ」ゴルル
狩人B「ひいっ!!」
狩人C「お、おい!!もう引き上げようぜ!!」
竜「そうだ、帰れ。殺されたくなければな」
狩人A「・・・く、くそっ!!覚えてろよ!!」
竜「失せろ、下賤な輩どもめ」ゴルル
狩人B「ひいっ!!」
狩人C「お、おい!!もう引き上げようぜ!!」
竜「そうだ、帰れ。殺されたくなければな」
狩人A「・・・く、くそっ!!覚えてろよ!!」
ダダダダダダダダ・・・・・・
竜「・・・ふう、なんとかなったな」
人魚「ご、ごめんなさい!ケガはないかな?!」
竜「いや、大丈夫だ。そっちこそ怪我はないのか?ウンディーネ」
人魚「私は全然だいじょぶよ!とゆうかあなたのほうが傷だらけじゃん!平気なの?」
竜「かすり傷程度だ、平気だよ。竜はそんなにやわじゃない」
人魚「そう・・・。でも一応治しておくね、お礼もかねて」ポウ…
竜「ありがとう」
竜「しかしあいつらは一体何をしに来たんだ?わざわざ精霊界までやってきてお前を襲うなんて」
人魚「・・・私にもよくわからないんだけど・・・だぶん・・・」
竜「たぶん?」
人魚「私の肉をねらってきたんだと思う。人魚の肉には不老不死の力があるって、人間たちはそう信じているわ」
人魚「ご、ごめんなさい!ケガはないかな?!」
竜「いや、大丈夫だ。そっちこそ怪我はないのか?ウンディーネ」
人魚「私は全然だいじょぶよ!とゆうかあなたのほうが傷だらけじゃん!平気なの?」
竜「かすり傷程度だ、平気だよ。竜はそんなにやわじゃない」
人魚「そう・・・。でも一応治しておくね、お礼もかねて」ポウ…
竜「ありがとう」
竜「しかしあいつらは一体何をしに来たんだ?わざわざ精霊界までやってきてお前を襲うなんて」
人魚「・・・私にもよくわからないんだけど・・・だぶん・・・」
竜「たぶん?」
人魚「私の肉をねらってきたんだと思う。人魚の肉には不老不死の力があるって、人間たちはそう信じているわ」
人魚「私の肉をねらってきたんだと思う。人魚の肉には不老不死の力があるって、人間たちはそう信じているわ」
竜「不老不死?」
人魚「そう。どこかの王族にでもわたす気だったんじゃないかな、お金になるだろうし」
人魚「実際人魚の肉を食べて、不老不死になった少女もいたってウワサもあるくらいだしなあ・・・」
竜「なるほどな。やれやれ、人間は寿命に対するこだわりが強い生き物だな」
人魚「そりゃそうでしょ、人間は私たちと違って生きる時間がホントに短いもの。手段があれば、足掻きたくもなるんじゃない?」
人魚「でも食べられちゃうのは絶対にごめんだけどね〜」ケラケラ
竜「・・・寿命か・・・」
人魚「ん?どーかした?」
竜「いや、なんでもない」
竜「さて、とりあえず校長に無事のご報告を・・・」
竜「不老不死?」
人魚「そう。どこかの王族にでもわたす気だったんじゃないかな、お金になるだろうし」
人魚「実際人魚の肉を食べて、不老不死になった少女もいたってウワサもあるくらいだしなあ・・・」
竜「なるほどな。やれやれ、人間は寿命に対するこだわりが強い生き物だな」
人魚「そりゃそうでしょ、人間は私たちと違って生きる時間がホントに短いもの。手段があれば、足掻きたくもなるんじゃない?」
人魚「でも食べられちゃうのは絶対にごめんだけどね〜」ケラケラ
竜「・・・寿命か・・・」
人魚「ん?どーかした?」
竜「いや、なんでもない」
竜「さて、とりあえず校長に無事のご報告を・・・」
ドドドドドドドドドドドドドド・・・
竜「・・・・・・ん?」
「せ ん 」
「せえええええええええええええええええええ!!」
「せえええええええええええええええええええ!!」
ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
竜「∑ぐおう?!」グラッ
ニーナ「先生!!先生、ご無事でしたか?!」ハアハア
竜「シャ、シャルマー?!どうしてここに・・・」
ニーナ「先生が急に来られないと聞いて心配で心配で・・・!周りの先生方に聞いても理由がわからないとおっしゃるばかりですし・・・」
ニーナ「そこで先生がいつも使ってらっしゃる魔法陣を盗ん・・・いえちょっと拝借しまして、そこからこちらまでやってまいりました!」
竜「な、なんと無茶苦茶な・・・」
ニーナ「これくらいどうってことありません!わたくしの先生への愛はだれにも負けませ・・・あら?」
人魚「え?」
ニーナ「だ、だれですかあなたは!?先生、この方は一体・・・ま、まさか恋び」
竜「違う!まったくもって違うぞ!」
人魚「そんなに力いっぱい否定しなくてもいいのにー」
竜「おい、誤解を生むような発言はやめろ」
人魚「はいはい。こんにちはシャルマーさん、わたしの名前はウンディーネ。サラマンダーとはただの昔馴染みだよ。誤解なきように」
ニーナ「・・・ほっ、そうなんだ・・・よかったあ」
ニーナ「あ、でも一応言っておきますけど、先生はわたくしのものですからね!だれにもあげませんので!!」
人魚「うわサラマンダー、まさか教え子との禁断の愛ってやつう〜?」
竜「違う。断じて違う!」
ニーナ「んもう先生ったら、照れなくてもよろしいのに・・・」
竜「君はもう帰りなさい」
人魚「あいよ、お邪魔虫はとっとと帰りますねー。それじゃまた今度」シュン
竜「お、おいお前のことじゃ・・・!」
ニーナ「まあ!これで二人っきりですわね、先生」ウフフ
竜「・・・・・・ハア」
ニーナ「先生!!先生、ご無事でしたか?!」ハアハア
竜「シャ、シャルマー?!どうしてここに・・・」
ニーナ「先生が急に来られないと聞いて心配で心配で・・・!周りの先生方に聞いても理由がわからないとおっしゃるばかりですし・・・」
ニーナ「そこで先生がいつも使ってらっしゃる魔法陣を盗ん・・・いえちょっと拝借しまして、そこからこちらまでやってまいりました!」
竜「な、なんと無茶苦茶な・・・」
ニーナ「これくらいどうってことありません!わたくしの先生への愛はだれにも負けませ・・・あら?」
人魚「え?」
ニーナ「だ、だれですかあなたは!?先生、この方は一体・・・ま、まさか恋び」
竜「違う!まったくもって違うぞ!」
人魚「そんなに力いっぱい否定しなくてもいいのにー」
竜「おい、誤解を生むような発言はやめろ」
人魚「はいはい。こんにちはシャルマーさん、わたしの名前はウンディーネ。サラマンダーとはただの昔馴染みだよ。誤解なきように」
ニーナ「・・・ほっ、そうなんだ・・・よかったあ」
ニーナ「あ、でも一応言っておきますけど、先生はわたくしのものですからね!だれにもあげませんので!!」
人魚「うわサラマンダー、まさか教え子との禁断の愛ってやつう〜?」
竜「違う。断じて違う!」
ニーナ「んもう先生ったら、照れなくてもよろしいのに・・・」
竜「君はもう帰りなさい」
人魚「あいよ、お邪魔虫はとっとと帰りますねー。それじゃまた今度」シュン
竜「お、おいお前のことじゃ・・・!」
ニーナ「まあ!これで二人っきりですわね、先生」ウフフ
竜「・・・・・・ハア」