ここでは戦闘の準備段階について説明します。
戦闘
イベントで敵の襲撃に遭ったり、強敵フラグが100%になった時に戦闘場面に入ります。
戦闘は『
敵の決定ダイス→戦闘処理→戦闘終了ダイス』という流れになっています。
敵の決定
まずは敵の数、強さ、先攻/後攻について決定します。
これらの項目は<敵確定ダイス>を振ることで決定します。
<敵確定ダイス>(コンマ1の位)
1:雑魚(先攻) 2:雑魚(後攻)
3:やや弱い(先攻) 4:やや弱い(後攻)
5:互角(先攻) 6:互角(後攻)
7:やや強い(先攻) 8:やや強い(後攻)
9:強い(先攻) 0:強い(後攻)
コンマ1の位の出目によって先攻/後攻と敵の強さが決まります。
敵の脅威度は『雑魚』,『やや弱い』,『互角』,『やや強い』,『強い』の5段階です。
| ダイス |
脅威度 |
敵のランク |
先攻/後攻 |
| 1 |
雑魚 |
探索地ランク-2 |
先攻 |
| 2 |
後攻 |
| 3 |
やや弱い |
探索地ランク-1 |
先攻 |
| 4 |
後攻 |
| 5 |
互角 |
探索地ランク |
先攻 |
| 6 |
後攻 |
| 7 |
やや強い |
探索地ランク+1 |
先攻 |
| 8 |
後攻 |
| 9 |
強い |
探索地ランク+2 |
先攻 |
| 0 |
後攻 |
例)『Rank1【[[灰色の森]]】』の深度1で敵と遭遇し、ダイス目<0>だった場合、
『強い(ランク3)』の敵が登場し、PCは後攻となります。
なお、同じ「雑魚」であっても、探索地ごとにパラメータが変わります。
出現した敵のパラメータについては各探索地の敵情報を参照してください。
また、<敵決定ダイス>の出目が現在深度以下のゾロ目だった場合、中ボスが出現します。
この時、コンマ1の位が偶数であれば後攻、奇数であれば先攻となります。
例)深度4では<44>,<33>,<22>,<11>のいずれかで中ボス出現。
深度による敵の強化
各探索地では深度によって出現する敵の強さの分布が変わってきます。
具体的には、深度が2進むごとに一段階ずつ強い敵が出現するようになります(最高強い)。
移動時の出現敵は、その探索地の深度1と同じです。
敵ダイスの見方をまとめると、以下の表のようになります。
| 深度→ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
0 |
| ↓Dice |
| 1先 |
雑魚 |
やや弱 |
互角 |
やや強 |
強い |
| 2後 |
| 3先 |
やや弱 |
互角 |
やや強 |
強い |
強い |
| 4後 |
| 5先 |
互角 |
やや強 |
強い |
強い |
強い |
| 6後 |
| 7先 |
やや強 |
強い |
強い |
強い |
強い |
| 8後 |
| 9先 |
強い |
強い |
強い |
強い |
強い |
| 0後 |
敵の群れ
敵は必ずしも一匹で現れるわけではなく、時には群れとの戦闘になることがあります。
同時に出現する敵の数は先ほどの<敵確定ダイス>を振った時のコンマで決定します。
すなわち、『コンマ十の位-コンマ一の位(0は10として計算)』が敵の出現数です。
この時の結果が2以上であれば、敵の群れとの戦闘となります。
なお、敵の最小数は1体、最大数は5体です。
敵の群れはそれ自体をひとつのまとまり(個体)として捉えます。
そして、群れを構成している敵の数が多いほど攻撃力は上昇します。
群れは構成している敵の数と同じLPを持ち、攻撃力にランク×敵の数の補正が加わります。
敵の攻撃補正値は、
物理攻撃と魔法攻撃の両方に加算されますが、
敵のLPを1減らすごとに攻撃補正値も敵ランク分ずつ減少します。
例)『Rank1【灰色の森】』の深度1で敵と遭遇し、コンマ<51>だった場合、
『雑魚(ランク1)』の敵が4体登場し、PCは先攻となります。
この時の、敵の群れのパラメータは
『HP:5 LP:4 RP:1 攻撃補正値+4』
群れの攻撃は全てにLP貫通効果(LP減少によるHP減少のストップ無効)を持ち、連続してLPが削れられることもあります。
例)上の例の敵がHP20 LP3の傭兵を攻撃し、ダイス10+8(クリティカル)を出した場合
ダメージ:10+8+4=22
被ダメージ:HP20 LP3 ⇒ HP18 LP2
このように、普通は20を超えたダメージはLP減少によってHPに影響を与えませんが、
LP貫通効果を持った攻撃はLP減少後もHPにダメージを与えます。
中ボス
敵確定ダイスを振った時に、深度以下のゾロ目が出た場合、各探索地固有の中ボスが出現します。
中ボスは一般敵よりも強く設定されていますが、中ボスとは何度でも戦闘できます。
中ボスについての詳しいデータは各探索地の詳細を参照してください。
ミミック
探索中や移動中に特定のイベントを引いたり<鑑定ダイス>で<00>を出すと、
ミミックとの戦闘になります。
ミミックは同じ探索地に出る敵に比べて若干強く設定されていますが、
倒すと宝石(装飾品)を落とします。
ミミックの落とす装飾品は他では売られていないものです。
また、<探索ダイス>で<00>が出た場合はジャックポットミミックと戦えます。
通常のミミックよりLPが1高いですが、倒すと宝石の他に『探索地ランク×1,000G』の大金が手に入ります。
ミミックとは何度でも戦えるため、金策にはうってつけでしょう。
各探索地に現れるミミックは弱点属性を持っており、効率的に戦えば一攫千金も夢ではありません。
強敵
探索中に強敵フラグが100%に達すると、その場で強敵が出現します。
強敵はその探索地の個体では最強の存在です。
強敵戦からは逃走ができないので、自分の力量が強敵に及ばないと思う場合は、探索をやめることも必要になるでしょう。
強敵は倒すと武器と防具に特別な効果を付与する『特殊強化素材』か金を落とします。
何を落とすのかは強敵の止めを刺した時のダイス目で決まります。
戦う敵が決まったら、次はいよいよ戦闘に入ります。
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最終更新:2012年12月06日 10:55