天快華

基本情報
仮想全高 | 0.2~0.3m |
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仮想質量 | 0.1kg程度 |
存在規模 | 一号級 |
穢装等級 | 等級なし |
ステータス
存在強度 | F |
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疑似知覚 | C |
穢装出力 | -/穢れを放出しない |
空間機動力 | D |
概要
天快華(てんかいか)とは、穢れを養分に育つ植物に似た境界異常である。
寄り集まった蔓状の茎の側面に弾力と伸縮性のあるイチジクに似た花嚢を持ち、その上部と下部に開いた穴周辺に多数の装飾花をつける。
全体から芳しい香りを放ち、花嚢内部は粘性のある蜜によって常に潤っている。
実体を持ち穢れを放出しないことから幽世に近い環境で変異した現世植物ではないかという説がある。
寄り集まった蔓状の茎の側面に弾力と伸縮性のあるイチジクに似た花嚢を持ち、その上部と下部に開いた穴周辺に多数の装飾花をつける。
全体から芳しい香りを放ち、花嚢内部は粘性のある蜜によって常に潤っている。
実体を持ち穢れを放出しないことから幽世に近い環境で変異した現世植物ではないかという説がある。
穢れの多い地で発芽・成長する自生期と、根を足として動き回る放浪期が存在する。
種子(数mm~1cm未満)から開花までは通常の植物と同様に、地中に根を張り成長する。これを自生期と呼ぶ。小さくはあるが早期から装飾花が付き始めるため、群生しているとまるで花畑のよう。この時期の天快華は幽世や禁域との境でよく見られるため、境界の識別にも役立っている。
開花後しばらくすると受粉を目的とした放浪期に入り、装飾花が大きくなるほか根を地上に出し足として移動を開始する。歩き回る、飛び跳ねる、蔓を腕のように伸ばすなど活発に活動するが、受粉させてくれそうな生物の前では大人しく従順。
植物をはじめ生物、それらに準じた機能を持つ界異とも交配が可能のため、様々な「おしべ」にアピールするため大きな装飾花をつけるようになったと考えられている。
種を持った個体はまた穢れの多い場所へ向かい、ゆっくり枯れていくこととなる。
種子(数mm~1cm未満)から開花までは通常の植物と同様に、地中に根を張り成長する。これを自生期と呼ぶ。小さくはあるが早期から装飾花が付き始めるため、群生しているとまるで花畑のよう。この時期の天快華は幽世や禁域との境でよく見られるため、境界の識別にも役立っている。
開花後しばらくすると受粉を目的とした放浪期に入り、装飾花が大きくなるほか根を地上に出し足として移動を開始する。歩き回る、飛び跳ねる、蔓を腕のように伸ばすなど活発に活動するが、受粉させてくれそうな生物の前では大人しく従順。
植物をはじめ生物、それらに準じた機能を持つ界異とも交配が可能のため、様々な「おしべ」にアピールするため大きな装飾花をつけるようになったと考えられている。
種を持った個体はまた穢れの多い場所へ向かい、ゆっくり枯れていくこととなる。
葉や装飾花部は子どもでも手で千切れるほど脆く、比較的頑丈な茎や根も園芸用の鋏などで切断できる。穢装も持たないため、黒不浄ならぬ通常の刃物で十分に祓滅(処理)可能。
余談だが、彼らの花嚢を生物が使うことで天上の快楽を得られるという噂がある。
天快華の花嚢は性具、ホールとして使用可能である。
天快華の花嚢は性具、ホールとして使用可能である。
摂食について
実体があり穢れを殆ど持たないため、簡単な処理で摂食可能。
成分についても一度に多量に摂取しなければ問題ない。
成分についても一度に多量に摂取しなければ問題ない。
花嚢は内部の蜜も合わせて強い甘味に少々の苦味(時期や個体により酸味)があり美味。
装飾花はほんのり甘いが、香りと食感を楽しむのが主流。
葉と茎、根は香りは良いものの少々硬いため煮出して茶にするのが良いだろう。
ただし、比較的新しい葉であれば装飾花とともにおひたしにするのも悪くない。
装飾花はほんのり甘いが、香りと食感を楽しむのが主流。
葉と茎、根は香りは良いものの少々硬いため煮出して茶にするのが良いだろう。
ただし、比較的新しい葉であれば装飾花とともにおひたしにするのも悪くない。
権利情報
権利者 | 大麦白夜 |
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コンタクト先 | Twitter/X:大麦白夜 |
他作品での使用範囲 | 根絶は不可。 それ以外は縁起化、R18を含み自由にご使用ください。 |
登場作品 | 【イラスト】境界の花、天快華 |