桃いさらい(もも-)
い‐さらい(ゐさらひ)【臀】
すわる時に、座席と接触する身体の部分。しり。いしき。いさらえ。
基本情報
仮想全高 | 人間の臀部程度 |
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仮想質量 | 人間の臀部程度 |
存在規模 | 一号級 |
穢装等級 | 等級Ⅰ |
ステータス
存在強度 | F / 一般的なおしり。 |
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疑似知覚 | D / 五感はあるようだが、発揮されている様子は薄い。 |
穢装出力 | F- / 無害なおしり。 |
空間機動力 | F / 空中を低速で浮遊する。 |
知能 | 不明。言語を理解する様子はあるが、賢いわけではないようだ。 |
概要
空を飛ぶおしりの境界異常。
空中を低速で飛行するだけの臀部であり、特に瘴気を発さず害もない。各地の伝承に見られる、不思議なだけの妖に近い存在かもしれない。
また、おしりだが排泄の様子や性器などはなく、衛生的なおしりである。
空中を低速で飛行するだけの臀部であり、特に瘴気を発さず害もない。各地の伝承に見られる、不思議なだけの妖に近い存在かもしれない。
また、おしりだが排泄の様子や性器などはなく、衛生的なおしりである。
敢えて言うならば見た目が「空中浮遊するおしり」で相当奇妙なため、目には悪い。
おしりの穴はあるが、内部はただ腸に類似した空洞が真ん中付近まで続いているのみで、何のために存在するかは不明。
単にあるだけで、特に意味はないという説が有力。
おしりの穴はあるが、内部はただ腸に類似した空洞が真ん中付近まで続いているのみで、何のために存在するかは不明。
単にあるだけで、特に意味はないという説が有力。
幽世『桃ノ郷』
桃いさらいが生息する幽世の区域。
桃いさらいの木があり、果実として桃いさらいが実る。その後、浮遊をしたり、川をどんぶらこと流れて移動する。
桃の界異と見紛うような紛らわしい存在だが、れっきとした肉の界異である。
桃いさらいの木があり、果実として桃いさらいが実る。その後、浮遊をしたり、川をどんぶらこと流れて移動する。
桃の界異と見紛うような紛らわしい存在だが、れっきとした肉の界異である。
推奨対処法
何もしてこない界異であるため、放っておいても害のある存在ではない。
耐久度も高いわけではない、通常の攻性祭具や結界によって簡単に祓滅が可能である。
祓滅した際には、他の界異と異なり、界異全体が桜でんぶのような桃色の霊力に変質する。
耐久度も高いわけではない、通常の攻性祭具や結界によって簡単に祓滅が可能である。
祓滅した際には、他の界異と異なり、界異全体が桜でんぶのような桃色の霊力に変質する。
発生場所
幽世内では上述した区域『桃ノ郷』で発生している。
現世に出現することが比較的少ないため、出現タイミングについては推測の域だが「誰かの恋が成就しなかった際、その失われた恋を媒介として出現する」という説が最も濃厚。
現世に出現することが比較的少ないため、出現タイミングについては推測の域だが「誰かの恋が成就しなかった際、その失われた恋を媒介として出現する」という説が最も濃厚。
関連ページ
界異学会にて、桃いさらいは胎内潜りの類縁種ではないかという説がある。
「人体の一部をモデルとする様相をとる」「"成らなかった"ものを媒介として現世に出現する」という二点が共通項として挙げられる。
が、あまりに性質が違い、胎内潜りに失礼なのではないかという反論も多い。
「人体の一部をモデルとする様相をとる」「"成らなかった"ものを媒介として現世に出現する」という二点が共通項として挙げられる。
が、あまりに性質が違い、胎内潜りに失礼なのではないかという反論も多い。
権利情報
権利者 | 霧島明 |
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コンタクト先 | Twitter:https://twitter.com/museum1127 |
他作品での使用範囲 | 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。 |
登場作品 | 『桃いさらい(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24179632)』 |