有得流我(ありえ・るが)

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kirishima

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有得流我(ありえ・るが)

※本キャラクターは「呪詛犯罪者」のキャラクターです。
いい加減にしろ  
──ある祓魔師の愚痴

使用メーカー:えもめん


御伽月さんより

基本情報

所属 -
誕生日 不明
血液型 O型
性別 男性
身長 192cm
体重 不明(若干筋肉質に見受けられる)
好きなもの 混沌、秩序の破壊、呪詛兵器
嫌いなもの 正義、倫理、リスキル
天敵・弱点 不明

ステータス

身体強度 C
霊体強度 B(強化個体:A)
瘴気出力 B(強化個体:A)
被呪耐性 C
祭具運用 E(強化個体:A+)
総合能力 存在規模一号程度(強化個体:存在規模四号程度)
※呪詛犯罪者であり加護を使用しないため、「加護出力」を「瘴気出力」にて対応しています。

概要

30代と見られる呪詛犯罪者の個人、または群体。上記は本人が名乗っている偽名であり、本名は不明。
正義を憎み暴力と呪いによる社会統治を望んでおり、安価な武器型の違法祭具(※中にはコピーの粗悪品もある)を用いては物理的反社会行動を起こすテロリスト。
なお極悪そうに聞こえるが、基本的に短慮でアホなので被害が甚大にならないうちに境界対策課に事態が伝わり、当然祓魔師にボコられる。
そして「ありえないがー!?」と驚愕の断末魔と共に退場する。

しかし、一点厄介なことに"なぜか"何度仕留めてもどこからか復活して暴れ、収監していても自殺により脱走し、またどこかで復活して暴れる。
リスポーンするというめんどくさい犯罪者なのである。
そんなに強くないので復活されても物資がもったいないのと手間がかかるくらいで別に困るわけでもないが。

20回のリスポーンに1回程度の確率で存在規模四号程度の強化個体が出現する。強化個体が発生する理由については不明。

容姿

上半身についてはページ冒頭の画像を参照。三つ編みにした長い黒髪に、緑色の目を持つ。チャームポイントは黒色などの暗色の口紅。
ピアスやネックレスなど装飾品に見えるものは全て装飾品型の祭具であり、死亡時の破損など問わずリスポーン時に復活する。
黒い軽装のシャツにズボン(色は気分による)、少し底の厚いブーツタイプの靴を着用していることが多い。上着として着ている毛皮コートのようなものは界異の遺体から抽出された衣服型の祭具。装飾品と同じくリスポーン時に復活する。
日頃は長袖長ズボンで覆われているためほとんど見えないが、皮膚にはバラバラにされた肉体を縫合し繋げたような縫い跡が大きく残っている。
また、全身に大量に界異との契約紋があるものの、服の下にほとんどが隠れているため、見た者は極小数。

使用祭具・儀式技術

  • 境界異常
境界異常と契約or親交を結び、それらを使役する。
使い捨ての武器のように使用するものから、大型の境界災害を継続的に起こすものまでその使用方法は様々。
界異に対して無駄に粗雑に扱うことや八つ当たりをすることはなく愛情を注いでいるが、祓われた界異を悲しむことはなくある意味ドライ。
一部の親交の深い界異について⇒有得の主な契約界異 ※有得の背景に関する言及があります

  • 安価な違法祭具
裏ルートで購入したものや祓魔師から盗み出したものを使用している。粗悪品が多い。

  • 土地祭具「有得他我」
自身の復活のために使用。いわばリスポーン地点である。

  • 黒不浄「月人壮士(つきひとをとこ)」
物  狂ひ』にて登場。檜扇(木部分のみでできた扇のこと)型の黒不浄。
有得流我の楽しい界異育成記録』にて世話を焼いた清宮月后が、羽化時に残した穢れと抜け殻を用いて作られている。
真っ黒い檜扇に、清宮月后の金の鱗粉で金の模様が刻まれた、豪奢な美しい黒不浄である。
催眠能力を持つ光清宮・清宮月后の能力を受け継ぎ、「月人壮士」も強力な催眠機能を持つ。
「月人壮士」を持ち、被呪耐性A未満(B+以下)の対象に命令を念じると、対象は操られその命令を遂行する。催眠解除の際は対象の前で手を叩くのが合図。
また、有得には珍しい近接武器でもある。

  • 変貌術式『禍良喝采転生(まがらかっさいてんしょう)』
『その敵、呪詛犯罪者。』48話「良い旅を!」より。
端的に言うと「他者を界異化させる」術式である。対象は界異になることに対しプラスの感情を持つ者(有得に対して合意した者)に限られる。
通常の一般人であれば一~二号級、界異として素養のある一般人や祓魔師などは三号級前後の界異へと変化する。四号級以降は相当な素養ないし霊力がなければ難しい模様。
界異化した際に人間時の自我が残るかは、人間自体の自我の強さと運に左右される。
なお、この術式で界異化した場合でも有得の指揮下に入るとは限らない。
印を結んだ片手の指先で対象を指し、文言を唱えつつ文字を書くことで成立する術式だが、有得本人は「略そうと思えば最初の一文字と指を向けるところでいける」と言っている。真偽は不明。

  • 変異術式『禍良合掌(まがらがっしょう)』
『その敵、呪詛犯罪者。』86話「激闘!九頭龍城跡地下迷宮〈4:撃〉」より。
変貌術式『禍良喝采転生』の応用であり、自らの霊体に界異の力を再現することで自らの身を"半人半界異"の怪物とする術式。
有得は性質上、自らを完全に界異とすることはできないが、この術式で一部界異となることは可能である(例:鳥型界異の力⇒ハルピュイア形態、魚型界異の力⇒人魚・魚人形態、蛇型界異の力⇒ラミア形態、獣型界異の力⇒獣人・スフィンクス形態)。
ただし、見た目のみであれば完全再現可能かつ雌雄のコントロールも可能。その場合、能力またはステータスが低下する形となる。
実質的な強化だが、力を再現した界異の本能に引っ張られることもあるため、一長一短。

  • 再演術式『御伽呪祝(おとぎじゅしゅう)』
[※『泥中散華、未だ遠く』のネタバレを含みます。]
+ ...
『泥中散華、未だ遠く』にて使用。
伝承を再現することで、その伝承の見立てを現実とすり替え顕現させる術式。
伝承にまつわる事態を実際に現実へと反映させる、伝承に登場する怪物を界異として顕現させるなどが可能であり、伝承そのものを武器とする技である。

  • 術式参詣『御隠籤開(みかくしくじひらき)』
祓魔術「六三目連」より改造された、対人呪詛術式。
呪詛といっても対象に直接害のある術ではないため、対象に感知されずに発動をすることが可能である。
効果は「霊力を"初穂料"として使用し、対象の情報をくじに見立ててランダムに取得する」こと。
基本的には情報は完全ランダムだが、"初穂料"を多くおさめることで複数個情報を抜くことも可能である。
発動条件は「①対象に対して挨拶を行う」「②対象と握手をする」の二段階式
(有得が過去、偽名にて政治家であった時代に考案した術式であるため、上記のプロセスとなっている)。
『泥中散華、未だ遠く』にて祓魔術「六三目連」を見破ったのも、上記「六三目連」の改造術式を持つためである。

  • 術式開帳『御隠籤開(みかくしくじひらき)』
「春は梅、夏は葵、秋は撫子、冬は山茶花。
 人を隠れて招こうと、天も庭まで見ますまい。
 卓を挟んであなたと私。ゆるり愉快に話しませう。
 術式開帳『御隠籤開』
術式参詣『御隠籤開』の発展系。上記詠唱によって自身の張った結界内を「庭」と判定し、結界内の相手を対象に異空間へと引き込む術式。
異空間内は応接間となっており、現代の客室、明治時代の洋室、平安時代の和室など、内装はその時の有得の気分による。また、必ず真ん中に御籤入りの木箱が置かれている。
対象が異空間に引き込まれるのは強制だが、異空間に存在する出口から自由に出ることは可能。
木箱からは術者・対象ともに"初穂料"を霊力で払い、相手のランダムな情報を書いたくじを引くことができる(引くのは必須ではないので、引いてもいいし引かなくてもいい)。
異空間で過ごしている間は現実世界の時間は止まっているが、異空間内では独立して時間経過が発生するため、長期的に過ごす時は注意しよう。
一人でも使えはするため、有得は本来の用途と異なる自覚はありつつも、休憩・療養用として使いがちである。

台詞

一人称
二人称 お前、お前さん、テメエ、○○(呼び捨て)
「世界を支配するのは悪!呪い!そして界異!正義なんぞお呼びじゃあねんだよォ!」
「来やがったな祓魔師!ぶちのめしてやるよクソッタレ正義の犬どもがよ!」
「おんやぁ?これはこれは神祇官様様ぁ?今日も今日とてちまちまと人を守る儀式をして忙しいことですなぁ?今からぶち壊して台無しにしてやるぜ!!」
「お望みなら見せてやろう!これが俺の秘密兵器……改造型黒不浄ショットg、ちょっと待て、収納ケースの安全装置が外れん、オーケー、今はナシ、今は停戦だ、待っ」
「はっ!?そんな戦略アリかよ!?馬鹿げた真似、まさかこんな……俺が負けるとかありえないが~~~!?」

メタ的な使用用途

リスポーン可能かつ弱~強の調整が可能な便利な敵キャラとしてデザインしております。特に噛ませ役としての運用に適性があります。
ギャグ、シリアス問わず小物悪役としてお好きにお使いください。
(ただし、「他作品での使用範囲」に記載しておりますように、リスポーンの大元の本体に言及を行う際には権利者にご連絡いただけますと幸いです。)

関連ページ

沼型の土地祭具。有得が無限にリスポーンを続けることができる機構そのものであり秘密。

趣味で経営している中華飯店。
無罪個体の際に飲み開店している。

現在の恋人。
界異を愛好し同時に界異に変身できる能力を持った有得と、人を嫌い界異含む人外を溺愛する楼氏とで馬が合い、交流を経て交際する仲となった。
人間を嫌う楼氏ではあるが、有得が彼のアイデンティティを尊重し無理に接触を行おうとしないため、例外的に人間ではあるが許容されている状態である。
「楼が亡くなるまでは、人生の伴侶として寄り添う」ことを約束している。

呪詛犯罪者としての仲間であり、友人。
有得から食生活が疎かになりがちな相手に手料理を振る舞ったり、相手から調子に乗りがちな部分を忠言され呪詛犯罪をサポートしてもらったりと関係は非常に良好。
[※『玉楼苑、爛れの淵にて』の内容を含みます]
+ ...
玉楼苑、爛れの淵にて』にて変貌術式「禍良喝采転生」を使用し、有得は彼を界異「ヤマタノオロチ」へと変貌させた。
ヤマタノオロチへと変貌した今でも友好関係は続いており、彼が所属している『C.C.S.』と協力し、友人の体を休める廃村を護衛している。

元歌手の祓魔師テルヒについて、彼のセンスや感性を気に入っており、歌手時代から推している。
祓魔師になるにあたって、テルヒが歌手を引退した際には非常に落ち込んだ。
(詳しい彼との関係はテルヒ/在駕 灯ページの関連欄参照。)

ごきげんよう。

+ ぬまのそこをのぞく

█ █(████ ███)

[データ破損]罪者。過去██████人の死傷者を出す大型[データ破損]、通称「||穢れを発生させるリンクのためプロテクトされています||事件」。討伐隊が組まれ[データ破損][データ破損]。
現在は行方[データ破損]
画像データを破壊する祭具[データ破損]ち、[データ破損]っていない。

補遺:
該当事件に関わった祓魔師より[データ破損]に似て[データ破損][データ破損]
関[データ破損]性[データ破損]

「では、またあえるひまで。おげんきで。ぬまのそこより」


権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 ご自由にお使いください。※ただし、リスポーン元の本体関連について触れる場合は権利者にご連絡ください。
R18作品での使用範囲 全シチュエーションでご自由にお使いください。※ただし、リスポーン元の本体関連について触れる場合は権利者にご連絡ください。
登場作品 『その敵、呪詛犯罪者。(https://www.pixiv.net/novel/series/11696691)』
※wikiページ⇒https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/186.html
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