祓患

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kirishima

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祓患(ペヌ)

『祓患は祓串の真似をして、正規の祓串に混じってじっとしていて、触ると噛みついてくるんだよ』
「噛むんですか!?祓串なのに!?」
『だから、祓串の真似をしているだけで別の生き物なんだってば』
──#10 ペヌ

図1:活性化した祓患のスケッチ

基本情報

仮想全高 祓串と同サイズ
仮想質量 祓串より若干重い
存在規模 一号級
穢装等級 等級なし

ステータス

存在強度 F / 物体の肉体を持つため、素手でも折れる。
疑似知覚 C / 触覚、聴覚、視覚はあるようだ。
穢装出力 - / 穢れを放出しない。
空間機動力 ? / 移動はしているようだが、移動の光景は見た者がいない。
知能 不明。祓串に関する知識は多い。

概要

境界対策課の使用する祭具「祓串」に擬態した界異。
正規の祓串の中におかしな祓串を見かけたらこの界異の仕業だ。
間違って手に取ると、鋭い牙で噛みついてくる。噛みつかれると半日お腹が痛くなる。

腹痛の正体?

祓患に噛みつかれると腹痛が発生するが、実はこの腹痛は祓患の持つ疑似的な加護により「噛みつかれた人の体内の穢れがウンチ!になって凝固していく際の腹痛」であると判明している。凝固した穢れは腸の自然な運動で排出される。
軽微なものであれば穢れの除去に役立つのではと期待されている。

推奨対処法

祓串で言うところの紙垂部分が弱点のため、この部分をつまむと噛みついてこない。
また、噛まれることを無視すれば素手で折れる。

発生場所

祓串の中に紛れていたり、祓串のフリをしたりしている。

補遺

+ [補遺1]
[補遺1]
近年の研究により、祓患が噛み付いた祓魔師の血液から霊力を摂取し、何らかの形で利用していることが判明。
祓患の体内に霊力が保管されているのが計測されているため、自身または子孫の未知の能力に利用していると考えられる。
調査を継続する。
+ [補遺2]
[補遺2]
祓患は祓魔師の霊力から得た知識を使い、最新式の祓串の姿を把握するようです。より多くの祓串に関する知識を持つ祓患が他個体に慕われる傾向があります。 -釘宮

なんでそんなに祓串が好きなの? -針川

関連ページ

同じく疑似的な加護を使用する界異の一種。

権利情報

権利者 霧島明
コンタクト先 Twitter:https://twitter.com/museum1127
他作品での使用範囲 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。
登場作品 『ペヌ(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21828154)』
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