市倉 八尋(いちくら やひろ)

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kusari13

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市倉 八尋(いちくら やひろ)


【画像2】

イラスト:CrazyRさん(@WildbeareR)

基本情報

所属 環境庁神祇部境界対策課祓魔隊第八班
誕生日 4/13
血液型 A
身長 143cm
体重 45kg
好きなもの パウンドケーキ、ドライフルーツ、柑橘類のピール菓子、優れた人
嫌いなもの 油の重たいもの、哀れみ、天才
天敵・弱点 鵠別供花

ステータス


身体強度 E
霊体強度 B
加護出力 E
被呪耐性 A
祭具運用 A

概要

 灰髪橙目。小柄で肉の薄い成人女性。
 頭の回転が速く、動体視力も良く、強靭な霊体強度と被呪耐性を持ち、小器用に祭具を扱う……と言えば才媛のようにも聞こえるが実際はその全てがちぐはぐにかみ合わない非才のヒラ祓魔師。
 目や頭が追いついても体の反応が追いつかないため近接戦の適性は全くなく、祓魔術への適性も欠けているため、MITAKAオールドバレルをメインに種々の補助祭具を多数持ち歩いて使い分ける中~遠距離のスタイルを採用している。手札は多いものの本人のスペックがいくら鍛えても追いつかず、絶妙に決定打に欠ける場面が多い。

 自己評価が低く、嫉妬深い性格のため才能を認めた人間には何かと噛みつきがちではあるが性悪というわけではない。やりすぎたと思えば謝るし、なんだかんだお人好しで面倒見は良い。本人が大真面目に善人を目指して努力し続けているため大きく道を踏み外すこともない。ただ、時として間違えやすいだけなのである。

 代山家の奉じる“糸くくりの神”を介し、“舞い散る神”と呼ばれる神性と契約、加護を受けている。これにより自らの生命力や植物の生長条件(太陽光、水など)を捧げることで植物を急成長させ、これに『不浄を焼く浄火』を着火することができる。成長させた植物を矢として界異に撃ちこみ蔓で拘束し、これに着火をするのが基本的な使い方となる。
 浄火は界異相手であれば基本的に一撃必殺を誇る威力を持つが、対象の存在強度に応じて(前段階である植物の成長も含め)容赦なく八尋の生命力を奪い糧とする。生命力の欠如は通常疲労として現れるが、限度を超えると八尋はからからに乾き始め、最終的には寿命を削っていくことになる。
 なお、寿命を削る段階まで行ってなければ生命力は食事や点滴で体に栄養を送ることで補うことが出来、寿命は形代紙である程度代用が効く。

 浄火は使用する度に八尋本人をも裁定する。不浄(悪)であるか、否か。“舞い散る神”に悪であると裁定された場合、浄火は瞬く間に八尋を焼き尽くし、灰へと変えてしまうだろう。

 一人称は「あたし」で二人称は「あんた」。
 部外者や目上の人間には丁寧な敬語、同僚や界異には「〇〇しやがれです」といったような口の悪さを無理やり敬語っぽくしたような口調、友人に対しては砕けた女口調で話す。

 元々は黒髪黒目であり、喋り口調も大人しく上品な口調であったらしい。口調は第八班に入るにあたり「体格でナメられないように」、髪と目の色は“舞い散る神”との契約の折に変わった。


台詞

「あたしが頑張れるのは、誰かのために頑張れることが尊いことだと分かっているからです。命を擲って頑張ってくれた両親に胸を張れるように、頑張ってるだけなんです」

「あたしは、あんたにだけはそんな言葉を言ってほしくなかった」

「例え雨に阻まれて星が見えなくたって、星はそこにあるんです。あたし達はいつでも、それに手を伸ばすことができる」

加護を請う詠唱

「地に満ちし繁栄の根源よ、刹那に咲く華の香の君よ、燃え盛るが如き烈火の情よ」
「願わくば、この矢に御名の如き生命の躍動を与えたまえ。我が手に華の香の護りを与えたまえ。不浄に裁定の浄火を与えたまえ」
「我が行いに瑕疵あらば、浄火に燃え灰となり人に二度と面を向かうべからず」
「我が意、我が理に沿うならば――――この矢、外させたまうな!」


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権利情報

権利情報は全ての項目を必ず記入するようにしてください。
権利者 クサリ
コンタクト先 https://x.com/kusari13
他作品での使用範囲 自由
登場作品 ノベル/雨夜の星に手を伸ばし
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