パーツ名 |
参照先 |
効果(オリジナルパーツのみ) |
連装機関砲 |
P84 |
【熊撃ち銃】相当 |
不動 |
P142 |
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強化装甲 |
P87 |
【うろこ】相当 |
射撃センサー |
P81 |
【めだま】相当 |
制御コンピュータ |
P81 |
【のうみそ】相当 |
装甲版 |
P81 |
【はらわた】相当 |
合計悪意3点 最大行動値9
概要
軍事施設などの防衛に使われていた無人砲台。最終戦争によって世界が崩壊した後も、主亡き領土を守り続けている。
外見
使用されていた国や地域によって様々な特色があります。
一貫した共通点としては地面や天井、あるいは側壁などに一体化する形で設置されていることでしょう。
全長は一般的なドールのそれとほぼ同じですが、搭載している火器によってある程度の差異があります。
運用
【連装機関砲】(熊撃ち銃)による安定したダメージと【強化装甲】による防御力を持つ手駒ですが、代わりに一切の移動手段を持ちません。
そのため、この手駒の配置は他の手駒との連携が取り易い位置にするのがよいでしょう。
【不動】による移動・転倒の無効化によるアドバンテージの維持を有効活用し、ある程度の数を揃えて運用するのが有効です。
演出
破壊によってその大半の機能を失った軍事工場や研究施設などの中には、この様な仕掛けが一定数残っているかも知れません。
外見上は特筆することも無い機械の自動砲台なので、他の手駒の様に視覚的な嫌悪感を煽る演出は取り難いでしょう。
受動的な移動手段を持たない砲台なので、シナリオ上においても、その活躍の幅はお世辞にも広いとは言えません。
この手駒は「動く物を見つけて、動かなくなるまで弾丸を撃つ」という、ただそれだけをプログラムされた兵器です。
その役割は舞台上におけるトラップ、あるいはネクロマンサーの根城を守るギミックとして、一切の感情の欠片も持たない「忠実」な機械として振る舞う事です。
シナリオ上での扱いは重要な物ではなく、演出の要所で時折姿を表す様にするのが適所であると言えるしょう。
迷路と化した建造物の内部に張り巡らす、何も無かった部屋や通路が瞬く間にセントリーガンによって埋め尽くされる、静寂に包まれる暗い通路に、セントリーガンの小さな駆動音だけが滾々と響く・・・
この手駒は「人の姿」を取らないが故の「無機質な恐怖」を掻き立てる素質を持った存在です。
「その場の雰囲気を高めるエキストラ」という立場を徹底することで、シナリオの臨場感をより盛り上げる事が出来るでしょう。
強化
【熊撃ち銃】を他の射撃攻撃マニューバに変更すると、戦略性にある程度の幅が生まれるでしょう。
奈落~地獄などの遠距離からは【レーザービーム】、地獄~煉獄の様な近距離では【二丁拳銃】あるいは【ショットガン】を持たせるなど、そのバリエーションは様々です。
後方に設置することでドールからの移動・転倒による妨害を受け難くなると判断した場合は【不動】を【銃神】に変えるなどにより、攻撃能力をより安定させるのもよいかもしれません。
最終更新:2015年04月30日 17:40