帝刃【ていば】

  • ロシア軍のスターリンの違法コピー。
  • 当然、ロシア帝国からコピー生産の許可なんて受けていない。
  • 各国へ派遣した産業スパイからの情報を元に、技術的には進歩が続いているとされるが、実質的には、ロシア軍スターリンの戦闘能力の50%程度が関の山と見られている。
  • 生産量だけはやたら多く、生産数・配備数共に公表されていないものの、公式記録に残る戦時中投入された騎数だけで1,000騎を越える。
  • この世界におけるやられメカその1。



赤兎【せきと】

  • 中華帝国軍が独自に開発したとされるメサイアで、“帝刃(ていば)”に次いで大量生産されている。
  • 現実はロシアが採用を見送った量産型メサイアの設計図を元にしている。
  • “帝刃(ていば)”の次世代モデルのため、性能は“帝刃(ていば)”より高い。
  • ガンダムでいえば“帝刃(ていば)”=ザク。“赤兎(せきと)”=グフ。


帝剣【ていけん】

  • 国境紛争時に擱座・捕獲したローマイヤをコピー生産したもの。
  • 皇帝親衛騎士団の旗騎を勝手にコピー生産したとして、導入時にはロシアとの間で凄まじい外交問題となった。
  • 中身は帝刃を改良したもので、性能的には帝刃の1.5倍程度の戦闘能力があるとされる(本物のローマイヤは対帝刃比約5倍の戦闘能力)
  • 本来のローマイヤは重装甲と重武装、こと、MLを利用したガードスパイクなど多彩な機能に恵まれてはいるが、こちらは単なる重装甲だけ。
  • 装甲によって機動性を失い、しかもガードスパイクは製造さえ出来ないのが実情。
  • ローマイヤ製造に必要な素材の生産が中国では技術的に不可能なため、粗悪な代替品を使用しているせいで戦闘能力はかなり落ちるものと考えられる。
  • 粗悪な作りな分、生産数はこっちもかなりの数に上り、戦線投入された総数は約750騎。



撃滅4型

  • 西欧諸国のコールは“四つ足”もしくは“ガルガンチュア”。
  • 脊椎や脚部に重度の損傷を被った騎の上半身を再利用し、56式大型TACに搭載している。
  • このため、メサイアととしての機動性は全くなく、国によってはこの騎を「空中砲台」と分類する。
  • 機動性を犠牲にした武装はかなりの代物。
  • 実体弾の主砲は300ミリ。
  • 艦艇用エンジンを搭載し、ML出力を確保している。
  • 乗員は6名(操縦士1、砲手3(ML1、主砲1、対空砲1)、メサイアコントローラー2)




飛鼠(ひそ)

中華帝国南京重工業公司製。中世協会より提供された設計図で急遽建造された騎。
 コードネームは“シットバッド”。
 捕獲したメースを参考に、中華帝国の英知が産み出した(この時点で大嘘)生体同調システムを採用したため、一般人でも扱えるというのが「建前」(本当は、人間の神経がこのシステムによる同調に耐えられないので、実際やったら神経が崩壊する)
 実際には、人類でも耐えられる簡易思考同調システムが採用されており、神経ではなく脳波でコントロールされる。
 動作が必要な時にだけ、コントロールシステムを握ってどう動くかを考えればよいという簡易システムは、操縦スキルのない一般騎士でさえ、ベテラン騎士に短期間で仕立てることが出来る。
 装甲を実質無くした分、機動性には優れるが、エンジンまで簡易版のせいで出力も高くないうえに、基本的に固定武装がないなど、欠点は多い。
 戦車で言えばM4シャーマンかT34.
 反面、魔族側が人類の工業技術を念頭に、メースの技術をフィードバックしたせいで、整備性に優れ、耐久力も高い上に、低コストで簡単に大量生産が可能など、メリットがそれを上回った騎である。

 脳波コントロールシステム採用騎はタイプA。
 獄族による生体コントロールシステム搭載型はタイプD。
 タイプDはパイロット保護用のリミッター全てを廃しているため、機動性の面では“白雷(はくらい)”でさえ圧倒することが出来る、固定武装も30ミリガドリング砲2門を装備している。









DD
最終更新:2010年07月17日 12:56