列車砲
ドーラ(ドイツ帝国・大韓帝国)
- ドイツ帝国製列車砲
- 1930年代に製造された、総重量約1350トン、全長42.9m、全高11.6mの巨大列車砲。
- この世界でも、実体弾を撃ち出す砲としては世界最大を誇る。まさにモンスター。
- 砲身長28.9m、口径80cmのカノン砲をもって、4.8トンもの砲弾を最大45キロの彼方まで届かせることが出来る。
- 反面、あまりに効率が悪いため、数年後に韓国へスクラップとして売却。
- 韓国政府により数十年運用される。
- 韓国国内の鉄道事情は、すべてこのドーラ砲の運用を前提に決定されている。
……陸の上で存在が困難なのは、クジラと巨砲。
この砲もまた、長距離の移動の際には分解されて運ばれ、実際に砲撃するまでに、整地、レールの敷設までを要求した挙げ句、準備完了に数週間を要する。
(中略)こんな砲だから、さすがの陸軍大国ドイツも、開発後数年で、試作2両を大韓帝国により二束三文で買い叩かれたとしても無理はない。
(『一年戦争秘録』より)
ドーラ改(大韓帝国)
- ドーラを半自動砲に改良したシロモノ。
- メサイア4騎による砲弾の装填が可能。
- これにより、ドーラでは一日数発だった射撃感覚が毎分2発まで早まった。
- 北米大陸で大活躍した。
……韓国人は、この砲に取り憑かれたといわれている。
何しろ、大型貨車4台(台車は8台分)に載せられた本砲を動かすには、線路が複線で計4本、必要。組み立てたければさらに4本必要という、普通の国ならサジを投げるようなシロモノだ。
だが、それでさえ、彼らはクリアした。
幹線幹線鉄道に「予備用線路」、「非常時線路」と「軍用線路」を通常の線路に付け加える「国鉄8線化計画」を実施。列車砲が国土全てで運用出来る環境を、10年がかりで作り上げてのけたのだ。
日本が解体することなく運べる限界サイズである28センチ砲と40センチ列車砲の量産に取り組むのを後目に、クルップ社から買い取った予備砲身をベースに自国生産した「80センチ列車砲」を後に4両(トール、ロキ、レオポルド、ベルタ)追加していることも、彼らがいかに列車砲に取り憑かれたかの証拠みたいなものだ。
配備から半世紀。
韓国人の誇りとまで言われた列車砲。
日本軍が46センチ砲や50センチ砲の戦艦を作っても、列車砲は作れまい。
その気になれば対馬まで狙えることから、韓国国民がつけた名が、「対馬砲」もしくは「海峡砲」―――砲は彼らのプライドなのだ。
最終更新:2010年07月17日 18:38