2127年に打ち出された、門川町(現・門川市)北部クレーターの開発プロジェクトの一環として敷設された路線。当時、鉄道会社でありながら路線を保有していなかった門川電鉄にとっては、鉄道事業への回帰となる重要な路線であり、ビジネス街として発展しつつある神代を起点に、娯楽施設群の存在する所轄を経て、北部の山麓を結ぶ。 ほとんどの区間がニコ鉄線と並行するかたちとなっているため、競合の激化を見据えて、軌間にはより確実な高速運転を可能にする標準軌を採用しており、車両もそれに対応したものを投入している。
駅名 | 快速 | 接続路線 |
神代駅 | ● | ニコ鉄来宮線 |
東神代駅 | ● | ゆかり線 |
新並月駅 | レ | |
門川中央駅 | ● | ニコ鉄網星線 |
門川総合運動場駅 | レ | |
所轄麻明ランド前駅 | ● | ニコ鉄網星線 |
井口野駅 | ● | |
富士原駅 | ● | |
根模駅 | ● | ニコ鉄根模線 |
綿春香山麓駅 | ● | |
小樽乃木坂駅 | ● |
種別 | 運行区間 | 運行車種 |
運行頻度 (本/日) |
配置本数 |
特急インフェルノ |
竜宮−根模 (東神代経由) |
京急2100形 | 1/1 | 7本 |
急行やまとなでしこ | 竜宮−神代 | 阪急8300系 | 1/1 | 5本 |
快速 | 神代−小樽乃木坂 | 京急新1000形 | 1/1 | 5本 |
普通 | 神代−所轄 | 京急1500形1600番台 | 2/3 | 2本 |
竜宮駅から由衣寺川駅・東神代駅でスイッチバックを行ない根模駅まで運行される、門電の最優等列車。 井口線内では神代−根模間の長距離通勤客の重要な足となっているほか、休日は中間に位置する娯楽施設を利用する行楽客が多い。 2ドア、全席転換クロスシートという車両構造から、乗客を捌くのに時間が掛かるため遅れが目立つが、それを感じさせない速達性から概ね高評価を受けている。 下り(根模方面)は根模駅で、上り(神代・竜宮方面)は所轄麻明ランド前駅でそれぞれ快速列車に接続し、下りはさらに東神代駅で、所轄行きの普通列車と接続を取る。
竜宮から由衣寺川を経て神代まで乗り入れる。井口線内は実質各駅停車の運用。 竜宮や卯隅月宮からの通勤客の需要が高いのは無論のことだが、東神代から「インフェルノ」を利用するため、神代駅−東神代駅間の短距離利用者も目立つ。
井口線を全区間走破する唯一の列車。通過駅は新並月駅と門川総合運動場前駅のみで、所轄−小樽乃木坂間は各駅に停車する。 所轄・根模以北に乗り入れるため編成は4両と短く、混雑回避のため特に神代−所轄間を通しで利用する客は少ない。 下りは東神代駅で、折り返し由衣寺川行きのゆかり線普通列車に接続する。また上りは同駅で、後追いですぐ到着する竜宮行きの「インフェルノ」に乗り換えが可能。
乗車率の高い神代−所轄間を各駅に停まっていく列車。6両編成、3ドア、全席ロングシートと、混雑に耐えうる車両で運行される。 普通以外の全列車が通過する駅の利用者はもちろん、快速列車などの混雑を極力回避するため、あえて普通列車を利用する客も多い。 ホームの有効長などの関係で所轄以北には乗り入れないが、同駅ですぐに後追いの快速列車に同一ホームで乗り継ぐことが出来る。