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起動時に毎回chkdskが実行されるのを回避する

XPは起動時にダーティビットがセットされているとchkdskを実行する。 通常、ダーティビットはOS起動時にセットされ、終了時にクリアされる。

強制終了などの異常時にはダーティビットがクリアされない。 したがって次回起動時にはchkdskが実行される

通常は一度起動し、chkdskが実行されればダーティビットはクリアされる。 しかし、何らかの異常によりダーティビットがクリアされないままだとchkdskが毎起動時に実行される

1.ダーティビットがセットされているかの確認

コマンドプロンプトを立ち上げる(スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト) ここで次のコマンドを実行する。(ドライブは複数可能)

chkntfs ドライブ名

ここで次のような表示が出るとダーティビットがセットされている

ファイルシステムの種類は NTFS です。
C:が正しくありません。/C オプションで次回起動時に
このドライブに対して CHKDSK を起動するようにスケジュールできます。

別の確認方法として

fsutil dirty query ドライブ名

としてもよい。(ドライブは1つのみ)ダーティビットがセットされている場合

ボリューム -c:は Dirty です

となる。

2.ダーティビットをクリアする

chkdsk ドライブ名 /f

として、強制的にchkdskを実行する。

「遅延書き込みデータの紛失」というエラーが表示される

グラボがRadeonの場合、このエラーが発生することがある 「システムのプロパティ(Windowsキー+Pause)」→「詳細設定」→パフォーマンス内の「設定」

ここで「パフォーマンスオプション」が開かれる。ここから「詳細設定」→メモリ使用量内の「プログラム」にチェック 

Windows XPのMBRを修復(NTLDR)

  1. Windows XPのCDを入れる
  2. 回復コンソールをつかう ※Windows XPのCD内にHDDのSATAドライバが無い AHCIは動かないので、BIOSにてIDE互換に設定
  3. fixmbr コマンドを実行

成功しているなら、GRUBは起動せずWindowsが起動する


最終更新:2013年07月18日 13:09