Linux > シェルスクリプト

bashの起動方法

bashの絶対パスの確認。

$which bash

シェルスクリプトの一行目に次を書き込む。

#!/bin/bash

引数の処理

  • $#  実行時に指定された引数の数を表す変数。
  • $0  バッチファイル名を表す
  • $1〜  バッチファイル名に続く引数

シェル変数

変数名 内容
PATH コマンド検索パス
PS1 プライマリのシェルプロンプト
PS2 セカンダリのシェルプロンプト
HOME 現在のユーザのホームディレクトリ
LANG 現在の言語環境
UID 現在のユーザのユーザID。読み込み専用
HISTCMD コマンドヒストリのヒストリ番号
HISTSIZE コマンドヒストリの有効数
HISTFILE コマンドヒストリを記録するファイル名
HISTFILESIZE 変数HISTFILEのファイルに書き込み可能なコマンドヒストリの最大行数
HOSTFILE ホスト名補完で使用されるファイル

メタ・キャラクタ

メタ・キャラクタ 内容
# コメントを表す
~ ホームディレクトリを表す
& バックグラウンドジョブの実行を行う記号
$ 変数を指定する記号
パイプ(コマンドの実行結果を他のコマンドに渡す
< 入力リダイレクション(標準入力の変換を行う記号)
> 出力リダイレクション(標準出力の変換を行う記号)
; コマンド・セパレータ(複数のコマンドの連続実行を可能にする記号)

置換と展開

クォーティング

$(コマンド) `コマンド` コマンドおよび変数の展開をする。

メタキャラクタをコマンドの引数に含める

  1. "コマンド"(ダブルクォーテーション「"」で囲む)
  2. 'コマンド'(シングル・クォーテーション「'」で囲む)
  3. \メタキャラクタ(メタキャラクタの前でバックスラッシュ「\」)


参考文献

  • UNIX/Linuxシェルスクリプト マスタリングハンドブック[第2版](野川准子, 2010, 秀和システム)
  • Linuxの教科書 ホントに読んでほしいroot入門講座((株)IDGジャパン)

参考URL

最終更新:2011年03月04日 14:12