タヒ・ナイアラ
学究の徒であるばかりか、相当に高位な練法師(門派は不明。所属柄多少なりとも〈秘装〉の術を心得ている可能性も)
で、ベルリが己の目的の為に秘装院に保管されている聖刻器を持ち出し、
そこを抜け出そうとしている現場を見咎めた際には、本調子ではないとはいえアハーン大陸屈指であろう、熟練の盗賊たる
彼を術法を用いず無手の武繰で軽くあしらい、まるで古代の魔道師の如く、聖刻石などの触媒無しの高速で紡ぎ上げた練法を向けられた(幸いにも不発)ランレイ程の使い手をして、戦意を喪失させるほどの恐怖を与える実力の持ち主。
で、ベルリが己の目的の為に秘装院に保管されている聖刻器を持ち出し、
そこを抜け出そうとしている現場を見咎めた際には、本調子ではないとはいえアハーン大陸屈指であろう、熟練の盗賊たる
彼を術法を用いず無手の武繰で軽くあしらい、まるで古代の魔道師の如く、聖刻石などの触媒無しの高速で紡ぎ上げた練法を向けられた(幸いにも不発)ランレイ程の使い手をして、戦意を喪失させるほどの恐怖を与える実力の持ち主。
陽門の現役門主ル・ナックには明らかに上位者として敬意を払われ、後に儀象然士がハーロウに引導を渡すために闘いを挑む時も、八門守護の元練法師団長であったことを知りつつ、何の気負い無く加勢を申し出るなど、その力量がうかがえる。