豚吐露@wiki

問67回答

最終更新:

ohden

- view
管理者のみ編集可


【RFI】
Request For Information
情報提供依頼書 / 情報要求書

企業が調達や業務委託を行う際、自社の要求を取りまとめるための基礎資料として、外部業者に情報の提供を要請すること。
あるいはその要請をまとめた文書をいう。
一般にRFPを作成するために発行される。

最新技術の調達や普段は取り引きのない業者への発注を検討する場合、一般の公開情報だけでは調達条件や選定条件を取りまとめることができないことがある。
こうしたときに、調達先・依頼先候補の事業者に必要情報の提供を求める文書がRFIである。

RFIの目的は、知りたい情報を文書として明確化することで、相手からセールストークなどのあいまいな言葉ではなく、明快な回答を確実に得ることである。
複数業者の回答を比較する場合も同一の質問に対する答えであれば、検討しやすい。
RFIの発行は、提案や見積もりといった交渉の前段階で行われるもので、数多くの外部事業者から、自社が求める能力を持ち、交渉に足る相手を絞り込むといったことも狙いとなる。
この場合、RFI発行先が必ずRFP発行先・発注先になるわけではない。

ハイテクを対象としたRFIでは、自社が知らない新製品・新技術に関する知見を得ることも目的となる。
IT調達におけるRFIはITベンダの技術要件を確認するもので、どのような技術を保有しているか、どのような経験があるかなどを確認するものとなる。



サービス提供者と顧客との間で、提供するサービスの内容、品質などに関する保証範囲やペナルティについてあらかじめ契約としてまとめた文書
【SLA】
Service Level Agreement,サービスレベルアグリーメント
サービス提供者(プロバイダ)とサービス委託者(顧客)との間で契約を行う際に、提供するサービスの内容と範囲、品質に対する要求(達成)水準を明確にして、それが達成できなかった場合のルールを含めて、あらかじめ合意しておくこと。
あるいはそれを明文化した文書、契約書のこと。

サービスは物理的な実体のある製品に比べて内容が分かりづらく、提供者と委託者の間で何がどの程度行われるのかに関する認識の食い違いが生じる可能性が高い。
特に中長期にわたって提供されるサービスの場合、「最初はよかったが、次第に品質が下がった」「いい場合もあれば、悪い場合もある」といったことが少なくない。
そこで、サービスレベルを数値によって明示的・定量的に定義することで、役割と責任の所在について“あいまいさ"を排除し、ルールを定めておくのがSLAである。

システムの調達に際して、調達側から技術的要件やサービスレベル要件を提示し、ベンダに対して、指定した期限内で効果的な実現策の提案を依頼する文書
【RFP】
Request For Proposal
提案依頼書 / 提案要請書 / 入札依頼書

企業が情報システムやITサービスなどを調達する際に、発注先となるITベンダに具体的なシステム提案を行うよう要求すること、またはその調達要件などを取りまとめたシステム仕様書を指す。
日本語では「提案依頼(書)」「提案要請(書)」「提案要求(書)」「提案要望(書)」「提案募集(書)」「入札依頼(書)」「見積依頼(書)」「提案書提出要請(書)」など、さまざまな訳が使われる。

ITベンダ側はRFPに基づいて大まかなシステム設計を行って提案書を作成し、ユーザー企業に提出する。
ユーザー企業はその提案書を評価して、調達先の決定や契約の締結などを行うことになる。

RFPには決まった書式はないが、システムの「概要と目的」「必要な機能」「求められるシステム条件」「サービスレベル」「予算」「納期」「契約条件」「評価プロセスと評価基準」「調達方針」「環境」など具体的な要求を盛り込む必要がある。
さらに各要求に優先度を付け、システム導入にあたってゆずれない条件を明記することもポイントだ。
またベンダに対して、「提案書の形式」「提出期限」「提出先」「提出方法」などを指定する。

RFP作成については、まずユーザー企業内で対象となる部門スタッフ(エンドユーザー)へヒアリングを行い、現状の業務やシステムに対する改善要望を洗い出すことから始まる。
この作業を担当するのは主にユーザー企業の情報システム部門だが、場合によってはシステム導入の対象部署から担当者が任命されることもある。
いずれにしても、業界特有のビジネス用語をできるだけ排除することが重要だ。
このヒアリング結果を受け、具体的な機能要件に落とし込む。

RFPの作成は、ベンダへの情報提供のほかに、事前にシステム要件を明らかにすることで、開発フェイズに入ってからの混乱を未然に防止することが期待される。
とはいえ、実際に開発作業に着手すると、エンドユーザーからの要求が変更される可能性もある。
特に最近のプロジェクトでは、機能を少しずつ追加してエンドユーザーに検証してもらいながら開発を進めるスパイラル型開発が主流なので、出来上がったシステムを見てさらに高度な要求を突き付けるエンドユーザーも少なくない。
また最初のRFPはあいまいで開発工程に入ってから、詳細な要求が決まるというパターンも多い。
こうしたリスクを防ぐには、エンドユーザーの要望を初期段階で引き出すテクニックが必要となる。
こうした声に応えるため、ユーザー企業のRFP作成を支援するコンサルティングファームも増えてきた。

要求定義との整合性を図り、ユーザと開発要員及び運用要員の共有物とするために、業務処理の概要、入出力情報の一覧、データフローなどをまとめた文書
【システム仕様書】
システムの仕様の概要や明細を記した書類。
システム機能仕様書、データ要求仕様書、サブシステム仕様書、ファイル仕様書、データベース仕様書、プログラム仕様書、テスト計画仕様書など、その目的、作成される(開発)段階、様式、内容は多岐に及ぶ。
システム仕様書においては、作成目的を明確にすること、システムにかかわるすべての人々の共通理解が得られるものであることが重要。
会計基準においてシステム仕様書は、フローチャート等と同じくソフトウェアの範囲に含まれる。



更新日: 2010年07月09日 (金) 02時18分26秒
記事メニュー
ウィキ募集バナー