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押し紙

押し紙(おしがみ)とは、新聞社が新聞販売店に対し、実配達数より多い部数を押し売りすること。またはその"余分な"新聞紙のこと。

概要

多くの新聞社は、地域毎に店舗を構えている新聞販売店と宅配契約を交して、読者との購読契約の獲得*1、発行された新聞(未)の配達、購読料の集金といった業務を行わせている。
本社側が販売店に新聞を仕入れる際、実際の配達部数とその予備分(全体の2%以内)よりもかなり多くの部数を"目標部数"等と称して買わせる場合があり、これを押し紙という。これは、新聞社の重要な収入源である広告料収入が、公称発行部数(公に発表している発行部数)に応じて高くなる為、発行部数の嵩上げを意図した行為だと考えられる。

問題点

配達されない新聞は基本的に廃棄処分されており、販売店にとってその購入費用や廃棄するまでの間の保管場所等が大きな負担となっている上、地球環境に与える悪影響も無視できない。

押し紙は、各新聞社はもちろんのこと、それらと資本関係が深いテレビ局によっても報道される事はほぼ皆無であり、影響範囲の大きさに比してその存在自体を知る人が少ない(雑誌・インターネットやごく一部の新聞が報道するのみである)。また、当事者である販売店にとっても、嵩上げされた発行部数(=新聞社が送付する部数)を基にしてチラシ(未)収入が決まる事や、新聞社側の制裁(補助金の削減・宅配契約の解除)が想定される事等の理由により、押し紙について声を大にして抗議できない状況にある。これも、押し紙問題が深刻化する要因であると言える。あれ?何だかこの構図、どこかで見たような気がs


新聞に罠の字くしゃみひとつする
 -川上登喜子

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最終更新:2009年09月17日 18:04
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*1 実際には販売店が更に別の業者(拡張団・セールスチーム等と呼ばれる)に契約獲得を委託しているケースが多い